原題は「1911 辛亥革命」なのに、日本の題名は1911のみ。
ジャッキーチェーン、100作目とかで、むしろこちらの方に目が行ってしまう。
でもこの映画、むしろ、中国のプロパガンダ映画だ。
現代中国の祖、孫文がなしえた辛亥革命を描くことによって、
中国人のルーツを呼び覚ます。
あたかも、むかしの共産主義映画のように。
ただ、ジャッキーチェーンが、監督・主演することによって、
現代的な歴史劇・戦争映画となっている。
登場人物が多いのと、字幕が左右下と表示され、うっかりすると、読み過ごし、前後の脈絡が分からなくなるという日本人のハンデがある。
さらに、袁世凱というどちらの味方かわからない人物が、もう一方の主役となるので、混乱する。
最初、この映画の背景となる当時の中国の立ち位置について解説があり、ずいぶん助かるが、でもちょっと中国の近現代史に興味がないとついていけない。
一方で、恋愛映画的要素もあり、一応娯楽作としても見られるが、当初に革命のため命をささげた女性闘士が描かれるが、彼女の説明がないので苦しい。
ジャッキーチェーン映画として楽しむには、ちょっと硬い映画だ。
ジャッキーチェーン、100作目とかで、むしろこちらの方に目が行ってしまう。
でもこの映画、むしろ、中国のプロパガンダ映画だ。
現代中国の祖、孫文がなしえた辛亥革命を描くことによって、
中国人のルーツを呼び覚ます。
あたかも、むかしの共産主義映画のように。
ただ、ジャッキーチェーンが、監督・主演することによって、
現代的な歴史劇・戦争映画となっている。
登場人物が多いのと、字幕が左右下と表示され、うっかりすると、読み過ごし、前後の脈絡が分からなくなるという日本人のハンデがある。
さらに、袁世凱というどちらの味方かわからない人物が、もう一方の主役となるので、混乱する。
最初、この映画の背景となる当時の中国の立ち位置について解説があり、ずいぶん助かるが、でもちょっと中国の近現代史に興味がないとついていけない。
一方で、恋愛映画的要素もあり、一応娯楽作としても見られるが、当初に革命のため命をささげた女性闘士が描かれるが、彼女の説明がないので苦しい。
ジャッキーチェーン映画として楽しむには、ちょっと硬い映画だ。
