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映画「ミケランジェロの暗号」、ユダヤ人画商の持つミケランジェロの絵を巡る謎!

2011-11-29 19:37:14 | ドイツ映画
ミケランジェロの絵を巡る謎といっても、暗号というほどのものではない。

真贋の問題だ。

戦時下のユダヤ人というと、悲劇の象徴だが、ここに出てくるユダヤ人は、それを手玉に取るしぶとさがある。

ユダヤ人画商の息子と、その使用人の子で家族のように育てられた男。

大戦の中、ドイツヒトラーの世界になり、ユダヤ人は迫害される。

使用人の子は、ヒトラー親衛隊に入り、出世を目指す。

そんな背景の中、イタリアのムッソリーニがミケランジェロ大好きで、画商の持っている絵を欲しがる。

で、交渉の道具として、その絵をさしだそうとするが、贋作をつかまされる。

そこで息子を利用しようとするが、使用人の子と一緒に乗った飛行機がゲリラに打ち落とされる。

ゲリラに捕まった時のために、使用人の子は、息子と衣服を交換する。

そこから始まる、やり取りは喜劇だ。

ドイツ軍の制服が、かもす喜劇は、権威を痛烈に批判している。

まあ、そんなことで、後半はスリル満点、コメディ満点。

肝心のミステリーは?と思うぐらいだ。

コメント (1)
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