ワールドミュージック町十三番地

上海、香港、マカオと流れ、明日はチェニスかモロッコか。港々の歌謡曲をたずねる旅でございます。

嫌いだったんだね、「たどりついたら・・・」が

2007-03-15 02:21:59 | 60~70年代音楽


 モップス時代のヒット曲に、吉田拓郎作の「たどりついたらいつも雨降り」があるが、ヒロミツ氏は「嫌いな曲だけどヒットしたから仕方なく歌っていた」と語っていたそうだ。

 死去を伝えるニュースのハザマでそれを聞いて、なんだか「せめてもの救い」みたいな気分になった。

 昔々、モップスは好きだったけど吉田拓郎は大嫌いで、だからなんか釈然としないものを感じていたんだ。でも、そうかそうか、商売だから嫌々歌っていたのか。それならいいや。

 いや、良くはないけど。まあ、しょうがないやね、世の中、ままならないものだから。

 グッバイ。

 ○鈴木ヒロミツさんが死去
 (日刊スポーツ - 03月14日 14:31)
 歌手やドラマの脇役などとして活躍した俳優の鈴木ヒロミツ(すずき・ひろみつ、本名=弘満)さんが14日午前10時2分、肝細胞がんのため東京都千代田区の病院で死去した。60歳。東京都出身。葬儀・告別式の日取り、喪主は未定。
 1967年、グループサウンズ「ザ・モップス」のボーカルとしてデビュー。「たどりついたらいつも雨ふり」「気らくにいこう」などのヒット曲を出した。
 その後、俳優に転身。「夜明けの刑事」などのテレビドラマや映画などの脇役として多数出演したほか、歌番組「レッツゴーヤング」の司会などで幅広く活躍した。


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