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ドイツ語強化月間(笑)5

2008-10-13 21:19:59 | ドイツ語強化月間(笑)
いまさらですが、一応おことわり...
(前にもどっかで書いたような気がしますが)私が知ってる(知ってた)ドイツ語は『オーストリアのドイツ語』なんで、北部ドイツで話されてるいわゆる『ドイツ標準語』とはちょっと違うかもしれません(日本の標準語と関西弁みたいなもの?...そんなには違わないか)。
でも、ネルトリンゲンのあるバイエルンあたりはむしろこっちに近いと思うので、まあ、その辺を御勘案の上、お読みくださいませ。

ではあらためて、ざっとアルファベットの読み方をさらっときますかね。
(つづりを説明するのに必要になるかもしれませんし 笑)

  A アー  B ベー   C ツェー D デー 
  E エー  F エフ   G ゲー  H ハー
  I イー  J ヨ(ッ)ト K カー  L エル
  M エム  N エン   O オー  P ペー
  Q クー  R アール  S エス  T テー
  U ウー  V ファウ  W ヴェー X イクス
  Y ュプシロン  Z ツェ(ッ)ト

これにA、O、Uのウムラウト(上に点々つき)と、「ss」(s2個)に相当するエスツェット(ギリシャ文字のβベータみたいな形の文字、ただし縦棒は必ずまっすぐ下に突き出る)を入れて、合計30個。まあ、だいたい御存知ですよね。

「A アー」「E エー」「I イー」「O オー」「U ウー」は母音の発音そのものなんで、ある意味、英語より簡単。

さらに、かなりの文字↓は、英語とそんなに違いませんし。
「B ベー」「D デー」「F エフ」「K カー」「L エル」「M エム」「N エン」
「P ペー」「Q クー」「R アール」「S エス」「T テー」「X イクス」

ちょっとだけ違うのが「C ツェー」「G ゲー」「H ハー」「Z ツェ(ッ)ト」。
全然違うのは「J ヨ(ッ)ト」「V ファウ」「W ヴェー」「Y ュプシロン」。
なので、覚えなきゃならないのは、ほぼこの8個だけですね。なんだ、たいしたこと無いじゃん(笑)


ということで(?)、子音の発音をもうちょっとちゃんとやりましょうか。
英語と近いヤツからやった方がいいのかな。

「F エフ」「L エル」「M エム」「N エン」
は、何の問題も無いですね。
英語と同じで、下唇を軽く噛んで「(エ)フ」、舌先を上の歯の裏につけて「(エ)ル」、唇を閉じて「(エ)ム」、唇を開けて舌を上顎につけて「(エ)ン」です。

  Fakir ファ'ーキァ (魔術師)
  Lust ル'スト (喜び)
  Mut ム'ート (勇気)
  Nussknacker ヌ'スクナ(ッ)カー (くるみ割り[人形])

(↑'の位置にアクセントがつきます)

次いきましょう。

「K カー」「P ペー」「T テー」
は、付属する母音の読みが英語と違う(A:エイ→アー、E:イー→エー)だけで、子音の音としては同じ。

  Katze カ'(ッ)ツェ (猫)
  Pendant パンダ'ーン (ペンダント) ←外来語なので母音から後ろの発音がちょっと特殊
  Tee テ'ー ((紅)茶)

「Q クー」
これも母音の読みが違う(U:ユー→ウー)だけ。
ただしドイツ語では、この文字は『必ず』後ろにU(+母音)がついて、「qu~」というつづりで使われます。
読み方は「クヴ~」。

  Qual クヴァ'ール (苦しみ)

「X イクス」
も、前に付く母音が変わるだけですね。

  Axt ア'クスト ((長柄の)斧) ←注:「ト」は(英語と同じで)子音のtの音(だけ)

あとの文字はちょっとめんどくさいので次回。