Entchenssee

「プリンセスチュチュ」ファンページ

またまた『展覧会の絵』

2008-10-05 18:41:23 | その他
なんだかんだ言いながら結局見ているN○Kの「名曲探偵アマデウス」。
今回、チュチュ御用達?の『展覧会の絵』の話だったので、一応御紹介しておきます。
(↓再放送予定)

事件ファイル#16
「ムソルグスキー“展覧会の絵”~紬の里から来た音盤~」
10/5(日)23:00-23:45 NHK BS2 (←今夜...)
10/7(火)8:15-9:00 NHK BSハイビジョン
10/11(土)13:00-13:45 NHK BSハイビジョン

『謎』は話の始めの方でいきなり解けてしまいますが、まあコレは推理モノじゃないんで...
ハルトマンの元絵もいくつか見れますし、曲の特徴や、ラヴェルの編曲における楽器の使い方などもコンパクトにまとめられていて、曲の紹介としてはなかなかよくできていたんじゃないかと思います。
でも「キエフの大門」は、「バーバ・ヤーガの小屋」から続けて聴かないと、迫力半減(笑)

ドイツ語強化月間(笑)4

2008-10-05 06:01:45 | ドイツ語強化月間(笑)
話が出たついでに、アクセントについてもさらっとやっちゃいますか。
アクセントは、目に見えないけれども陰ながら母音に働きかけている、最終回のふぁきあのような存在(なんだそれ)。

まあそれはさておき、ドイツ語のアクセントは、便利なことに、だいたい1番最初(か2番目)の母音にあります(ので、どこにアクセントを付けたらいいか分からない場合は、とりあえず最初の母音に。間違っててもたいてい通じますし 笑)。
↓[ ]でくくった音にアクセントが付きます。とりあえず子音は適当でいいので、声に出して読んでみて下さい。

Rabe [ラー]ベ (大型のカラス)
Fakir [ファー]キァ (行者、魔術師)
Krone ク[ロー]ネ (冠)

で、アクセントが付くとその母音は、強く、しかもちょっと長めに発音される(逆にアクセントがついてなければ、音を伸ばすことはあんまりありません...全然ないわけじゃないですが)ことになるんですが、長くしない場合ってのもあります。

Entchen [エ]ントヒェン (アヒルの雛)
Ritter [リ](ッ)ター (騎士)
Hoffnung [ホ]フヌング (希望)

どこが違うかお気づきになりました?アクセントのある母音の後に、子音が2つ(以上)続いてるんです。

ここで小さい「ッ」が( )書きなのは、そこで意識して音をつまらせる必要はないから。といって、あえて音をつまらせずにベタッとしゃべろうとする必要もないです。
ご丁寧に「つまる音を入れない」と書いてある教科書もあるかと思いますが、実際問題として短い母音を強く発音した後にkとかtとかの破裂音(子音)が来ると、どうしたって前の母音がつまったように聞こえますよね。なので、とにかく母音を強く短く出してから子音をはっきり発音するようにさえすれば、後は普通にしゃべってオッケーだと思います。

あと、冠詞や代名詞、疑問詞、前置詞、副詞なんかでは、後ろの子音の数に関わらず音を伸ばさないことが多いです。(というか、そもそもアクセントが無いことが多い...)

es エス (これ)
von フォン (~から/~の)
darum ダ[ル]ム (だから/それについて/そのまわりに)

woヴォー(どこ)とかueber[ユー]バー(~の上)《ue=uウムラウト》とか、伸ばすのもありますけどね。


さて、だいたいはこの規則のとおりなんですが、ひとつ注意が必要なのが、2つ(以上)の単語がくっついてできた単語。
たとえば、『地下洞窟への入り口』がある(笑)↓

Rathaus [ラー]トハオス (市庁舎)

一見アクセントのあるaの後に子音が2つついてるように見えますが、もともとはRatラート(会議)とhausハオス(家)の2つの単語なので、発音の単位としてはそこで切れ、したがって後ろにつく子音は1つなので、aの音は伸ばします。(あ、そうそう、こういう『くっついた単語』(←ドイツ語ではものすごく多い 笑)では、それぞれの単語の発音を順番につなげて読めばいいんですが、一番強いアクセントは、最初の単語のアクセント位置にくることが多いです)


もちろん(?)他にも例外はあります。

Mythos [ミュー]トス (神話)
Raetsel [レー]ツェル (謎) 《ae = aウムラウト》

などなど。
ま、その辺は覚えるしかないんで、とりあえずは勘で判断してください(笑)


最後におまけ。
頭にアクセントがない単語にはどんなものがあるのか?

Tragoedie トラ[ゲー]ディエ (悲劇) 《oe = oウムラウト》・・・外来語由来
Verzweiflung フェル[ツヴァイ]フルング (絶望)・・・verは方向性や強調の働きをする接頭語
Prinzessin プリン[ツェ]シン (王女)・・・←→Prinz プ[リ]ンツ (王子)

という感じで、頭やおシリにある決まった語形が来た時に、それにつられてアクセントの位置が動くことが多いですね。
ここで全部を説明するのは到底ムリですが(私も覚えてないし ^^;)、いろいろ見てればそのうちなんとなく見当がつくようになると思うので、あんまり気にしないでください。


金冠町の川はかなり大きかった(しかもありえない深さ 笑 ←7Akt)ですが、ネルトリンゲン旧市内を流れるEger(エーガー)川は、川(Flussフ[ル](ッ)ス)というより小川(Bach[バ](ッ)ハ)か運河(Kanalカ[ナー]ル)という感じですかね。『なぜなぜ橋』(Warum Bruecke ヴァ[ル]ム ブ[リュ](ッ)ケ なぜ 橋 ? でいいのかな? 笑)の辺りは、水車小屋(Neumuehleノイ[ミュー]レ新水車小屋、という名前らしいです)の他にも、かわいい家や古い給水塔(Wasserturm[ヴァ](ッ)サートゥルム)があったり、カモのつがいがいたりして、通り(Strasseシュト[ラー]セ《ss = エスツェットというβに似た特殊文字》)をぶらぶらするのものんびりして気持ちよかったです。