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「プリンセスチュチュ」ファンページ

Apollo 13

2008-07-14 21:36:32 | その他
チュチュとは本当に全然関係ないですが。
私の最も好きな映画の一つです。

「アポロ13」(1995年アメリカ)
7/16 21:00-23:22 NHK BS2

最悪の状況の中で人は何ができるか、という話。(そういう意味ではチュチュに通じるものがあるか?)
トム・ハンクスらアポロ13号乗組員もそうですが、エド・ハリスの飛行主任を始めとした地上スタッフたちが、最後まで生還を信じてそれぞれのベストを尽くし、ドミノ倒しのように次から次に発生する数多の問題をなんとか乗り越えようと苦闘する様子がかえって現実的で(実話を基にしたドキュメンタリー・ドラマなんで、当然と言えば当然ですが)、つい惹き込まれてしまいます。
冒頭はのんびりと登場人物紹介(多い...)と時代背景、月への思いを描くことに費やされてますが、事故が起こってからラストまではほんとに一気って感じですね。

私が特に好きなのはCO2フィルターのエピソード。「船」という孤立した環境の中では「在るモノを工夫して何とかする」という考え方は基本なので、妙に共感してしまいました。別のシーンで「何のためにデザインされたかは重要ではない。何に使えるかが重要なのだ」というエド・ハリスのセリフがあって、これがこの凄まじいプロジェクトの核になってたんだと思いますが、昔の人の方がそういうことは得意だったかもしれないなぁ...とか、思ったりもします。

登場人物のほとんどがNASA関係者ということもあって、俳優の演技がおおげさでなく、眼差しとかまばたきひとつとかで演技しているのも、他のアメリカ映画とは違って好感が持てます。
ちなみに事故時の宇宙船は、オデッセイ(司令船;液体タンクと繋がっている)とアクエリアス(月着陸船)から成っていて、宇宙飛行士たちはこの2つを行ったり来たりしてますが、それを知らないと何をやってるかよく分からないかもしれません。
恋愛要素はほぼ皆無(家族愛はありますが)で、登場人物はたぶん90%以上男だけという映画ですが、もしよろしければどうぞ。
御覧になったことのある方も、もう一度感動を新たにされてはいかがでしょうか?(笑)

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