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「プリンセスチュチュ」ファンページ

イン・シーズン

2009-10-01 23:12:38 | その他
クラシック業界(オペラやバレエも含めて)は9月からがシーズン。
(ふぁきあ君も、もしダンサーになったら、秋冬はほとんど休み無し)
今年もおもしろそうなコンサートが色々ありますが、金も暇も極度に限りある身(笑)としては、とりあえず選りに選って、ショパンのピアノ・コンチェルト第1番(←第2楽章がバレエの「椿姫」に使われてますね。第3幕の幕切れ近く、アルマンがマルグリットの日記を読んでその最期の日々に思いを馳せる辺り)のコンサートを聴きに行ってきました。

演奏は巨匠ズビン・メータ指揮のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ピアノは世界中で超人気のラン・ラン(←北京オリンピックの開会式で弾いてた人です)。
ラン・ランは生で聴くと、細部のこまごまとしたタッチの表情の豊かさがいっそうよく分かって、感嘆させられますね。まあ、弾いてる本人も表情豊かですけど(笑) 一つ一つの音が異なった、それにふさわしい、色彩と表現を持っていて、ピアノの中にオーケストラがあるような感じ。まだ若い(27歳だったかな)けど、聴く人を引き込む表現力は抜群なので、今後も活躍が楽しみです。そのうち指揮とかもするといいんじゃないかな?と私は思ってるんですが。そういや、余談ですが、假屋崎省吾さんが客席からラン・ランにブーケを手渡してました。
ウィーン・フィルは、まあ完璧とは言いませんが(特にラン・ランのピアノには独特の『ゆらぎ』があるので、ぴったり合わせるのは大変そうだった)、文句をつけるところはありません。前プロのハイドンでは「ハイドンっていいな」と思いましたし、メインのR.シュトラウスは、「あー、やっぱりR.シュトラウスは楽しいなー」って思わされました(笑) アンコールのJ.シュトラウスのポルカ(2曲)はさすが御本家!でしたし。あー、面白かった、と思えるコンサートはいいですね。(高かったけど。ヨーロッパなら、学生のあひるちゃん達でも、良いコンサートに行けるのに 笑)

さて、今シーズンのバレエの中では、グルジア国立バレエの「ジゼル」と「ロミオとジュリエット」(ニーナ・アナニアシヴィリ/アンドレイ・ウヴァーロフ)に興味を惹かれてるんですが... 
特に「ロミオとジュリエット」は岩田守弘さんがマキューシオ役で出るし。
どうしようかな...

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