伝えるということ

おそらく100年くらい前のモノと思われる、漆器たち。
代々受け継がれてきた食器類の一つ。
乾燥によるひび割れで、修復すれば使えるけれども（修復するには、かなりの金額になるため、新しく購入した方が安くあがる）、結果的には使えず、処分することに。とても、残念な事をしてしまった・・・。
でも、これは、まだほんの一部。

生活環境が大きく変化していくなかで、「伝統」を伝えるということは、本当に難しいことだと思う。
ましてや、どんどん便利になっている現代社会の中で、昔のモノを、昔と同じように愛おしむ事は、困難だ。
収納スペースにも限りがあるし。
漆器は、やさしく洗って、何度も乾いた布巾でふきあげて、しまわないといけない。そして、乾燥しすぎないように、保管しないといけない。それには、意外に手間がかかるもの。それを、苦痛と思うか、楽しい作業と思うかは、心次第だけれど・・・。

残された、まだ命ある食器達を、「現代」の食卓に合わせたカタチで、存分に生かしてあげたい。
大切に、大切に、使っていきたい。

ヨコバチ

熊本にて、素敵なお店に行ってきました
その名も、「ヨコバチ」というお店。
古いお家を元に、飲食店にしているのだけれど、それはそれは素敵な空間
母屋と、離れのお家+中庭の空間で、それぞれの室内、縁側などでお食事ができる。
今回は、お庭に大きなテントが張ってあって、その下で頂きました

まだ夜風が肌寒い季節なのですが、そんな時にぴったりのメニューに「火鍋」が用意されていたのですが、これがとても美味！
真っ赤なお鍋に、ニラ、もやし、キャベツ、豚肉を入れて、溶き卵につけて頂く。
とっても辛いのだけど、クセになってやめられず・・・。次第に身体もポカポカに。
〆は、ちゃんぽん麺を入れて頂くのですが、これまた美味なり
他のお料理も、とってもおいしく、しかも全部お値段がリーズナブルなので、本当にお薦めのお店

最近話題のお店は、新しい建築物の中に作られたお店が多いけれど、こうやって古いけれど、味わいのある空間に、お店を作るっていうのは、すごく斬新で、その中に身を置くだけで、ワクワクします
古き良き建築物が、どんどん壊されていく風景を目にする事が多い今日この頃、保存して、現代の生活にマッチするように活かすっていうのは、いいなぁ、と、つくづく感じた時間でした

スィートピー

「LEAFちゃんにプレゼント」と、素敵なマダムからの頂いた。
お教室で話題にのぼっていた、スィートピー。
なんでも、宮崎からのお取り寄せらしく、すごくプリティプライスで、た～くさんのスィートピーを送ってくださるとのこと。
まだ寒い1月頃に、綺麗な色彩のスィートピーを、た～くさんプレゼントすると、一足早く春が来たようで、大層喜ばれるのだとか。

もう十分春だけど、すごく嬉しい。
濃いピンクが、すごくアクセントになっている。
ちなみに、お豆もついているんだけれど、この豆がかわいい

晴れ晴れした気持ちになれて、見てるだけでしあわせ

ランチ会

Rさんのお友達が「オレンジのスフレが食べたい！」とのお声があり、急遽、プライベートなランチ会をすることに
簡単なメニューで、おもてなしを

↓パルメザンチーズのチュイール　アボカドサラダ
とっても春らしい色合いのサラダ。
アボカドサラダの中には、生のホタテをコロコロに切ったものがはいっていて、ちょっと豪華なサラダ。パルメザンチーズのチュイールが、パリパリしていて、とっても美味なのです。皆さん、お変わりもしてくださって、嬉しいかぎり


↓ゴボウのキッシュ
新ゴボウを使ったキッシュ。ちょっと珍しい1品なので、喜んでいただけました


↓オレンジスフレ
本日のメイン。オレンジのスフレ
口いっぱいに、オレンジの爽やかな香りが広がります。
人数分より数個多く出来上がったのですが、全て完売
やっぱり、こういう「瞬間」を頂くデザートは、お家ならではのモノという気がします。



キッシュは、色んなバリエーションがあるものの、なかなか通常レッスンでご紹介する機会が少なく、今日召し上がって頂けて、よかった。
皆さん褒め上手な方々で、とても喜んで帰ってくださり、お招きしてよかったなぁ、と幸せな気分の一日でした