Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

2010年6月のレッスン 2

2010-07-05 15:49:11 | レッスン 料理
今月は、中華でした。
上級クラスの内容を、ご紹介します。

↓焼き茄子のネギザーサイたれ
香ばしく焼いた焼き茄子を、ネギとザーサイたっぷりのタレをかけて頂きます。
いつもの焼き茄子とはまた違って、おかずっぽい感じです。


↓スペアリブとトウモロコシのスープ煮
シンプルに、コトコトとスペアリブとトウモロコシを煮たもの。
「トウモロコシって、こんなに甘かったの?!」と驚くくらい、やさしく、おいしいスープになります。
スペアリブには、タレを漬けていただきます。


↓タコの山椒風味
ピリッとした山椒の風味が爽やかな、夏っぽい和え物です。


↓中華焼きそば
お醤油とオイスターソースがベースになった味です。
セロリのシャキシャキとした食感が、ポイントかも。
あとは、なんといっても麺。蒸し麺を使っています。蒸し麺の焼きそばは、一度食べるとかなり病みつきです。


↓ジャスミンティーのブランマンジェ(左)煮梅(真ん中)
ジャスミンティーの香がさわやかなブランマンジェ。
真ん中の煮梅は、今年の私の力作です。
右のねじり菓子は、おそうめんの原型になったと言われているお菓子。


以上5品が、今月のお料理でした。

2010年6月のレッスン 1

2010-07-05 15:35:37 | レッスン テーブルトップ
アップするのが遅くなってしまいました。
今回のテーマは、「モダン」なのですが、七夕の行事についてもお話したくて、「モダンな七夕」のテーブルをご紹介しています。

七夕という行事について、少しお話します。
七夕は、ご存知のとおり、7月7日に行われる行事です。
七夕とは、いわゆる織姫と彦星が出会うという、中国の星伝説の話、また、短冊に歌や文字を書いて、裁縫や書道の上達を願った「きっこう伝」という風習、それに、日本の棚機女(たなばたつめ)の伝説の3つが合わさって、現在の「七夕のお祭り」というカタチになったと言われています。

七夕は、地方色が強い行事の一つなので、その地域ごとに、微妙に風習が違うことがありますが、一般的には、5色の短冊(赤、青、黄、白、黒)に願い事を書いて、芸事の上達を願って、笹に飾ったり、硯や墨を供えて、書道の上達を願ったりします。また食べ物としては、お素麺を頂いたり、スイカ、茄子、キュウリ、生姜、枝豆などを供えたりするところもあるそうです。

今回は、「モダン」がテーマなので、シルバー、黒の色使いを意識しています。
クロスは、ストライプが目に鮮やかな一枚を選びます。
位置皿には、シルバーを、そしてディナー皿には、唐草模様が施された1枚を選びます。
ナプキンは、オーガンジー素材のシルバーを、竹の節のナプキンリングでまとめます。
ディナー皿の上に置かれた、白磁の小皿の下には、クマ笹を敷いて、七夕を意識します。
この小皿には、七夕のお菓子(左手の鶏卵素麺と金平糖)を取ってもらいましょう。
シャンパングラスには、黒のスタイリッシュなデザインを。
テーブル花は、清涼感を出すために、シルバーの花器に、グリーン、白、ブルーの色あわせでアレンジします。

七夕の食卓を演出する時、例えば、小鉢に少しお素麺をお出ししてもいいし、食後の甘味として、金平糖や鶏卵素麺をお出しするのもいいでしょう。
また夏の夜空を意識したような色使いで、整えられるのも素敵なのではないでしょうか。
七夕まで、もうすぐです。
せっかくだから、楽しい食卓を演出してみてくださいね。