Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

2010年7月のレッスン 2

2010-07-31 16:42:49 | レッスン 料理
今月は洋食のくくりです。
上級クラスのお料理をご紹介します。

↓ピーマンのオードブル
先日、お外で頂いておいしかった一品を、Rさんと再現しました。
生のピーマンに、お味のついたひき肉を詰めて、フィンガーフードとして頂きます。
意外に生のピーマンが、おいしい!と好評の一品でした。


↓マグロの和風カルパッチョ
粒マスタード、ケイパーの、ちょっと酸味のきいたソースをかけて頂く一品。
こっくりとした赤身のお刺身に合うソースです。


↓グリーンサラダ寿司
夏なので、グリーンの色味が目に涼しい一品です。
インゲン、ピーマン、セロリ、オクラが入った、サラダ寿司。さっぱりと頂けます。


↓チキンのトマト煮込み サマーバージョン
チキンのトマト煮は、皆さんされている定番料理かと思いますが、これはカレー風味で、夏にぴったりのお味向けです。なんといっても、このソースがおいしい!すりおろしたお野菜がたっぷり入っているんです。残ったソースは大切にとっておいて、ポテトグラタンなんかにしても、これまた美味です。


↓シュークリーム
定番中の定番おかし。シュークリーム。


以上5品が、今月のお料理でした。

2010年7月のレッスン 1

2010-07-31 16:41:55 | レッスン テーブルトップ
今月は「カジュアル」のくくりだったので、カジュアルな夏のテーブルを提案させて頂きました。

「カジュアル」というと、「エレガント」「クラシック」などに比べたら、一番気楽に取り組めそうなテーマに取りがちですが、本来は「カジュアル」という定義が、一番難しいテーマなのです。
本来のカジュアルは、王侯貴族が、贅を尽くして、庶民の暮らしを真似たスタイルのことでした。例えば、船乗りさんのセーラー服を見て、Diorにオートクチュールでセーラー服を作ってもらったりとか、田舎の農民の朽ち果てたブリキのバケツを真似して、同じような朽ち方で花器を作らせ、バラをふんだんに活けさせたり・・・、というように、わざと加工して、庶民の暮らしを真似ることが、本来のカジュアルの意味なのです。

今回は、涼しさを感じてもらえる夏のテーブルにしたかったので、色彩的には、ブルー、白、グリーンを中心に、アクセントカラーで黄色を使っています。
ディナー皿も、カジュアルなので、厚みがあって、ぽってりとしたシェイプのお皿を。
鉄のココットには、今回お出しするお料理でもあるスパイシーな煮込みを入れましょう。
ナプキンは、お庭のローズマリーをナプキンリングに見立てて。
グラスは、色あわせのために、ブルーのグラスを使いましたが、本来お酒を楽しむ時は、色も楽しむものなので、必ず透明のモノを使います。
お花は、モンステラ、クッカバラ、トルコキキョウなどを生けて。
小さなキャンドルは、色が目で楽しめるので、小さな豆皿にいくつかのせて、楽しみます。

夏は、ちょっと気楽なテーブルで、ワイワイと楽しく食卓を囲むといいですね。