稽古後のティータイムも又楽し!

2008-02-03 22:36:41 | インポート

2月3日の節分の日、大阪天満宮の近くの稽古場で稽古しました。

稽古後は京都へ帰るだけだったので、最後に稽古に来たSさんとティータイムを楽しみました。

私は何より踊ることが好きなので、稽古をつけていただくのも、稽古をしてあげるのも大好きなんだけど、その後のティータイムは稽古以上に楽しいものです。Sさんは京大の学生であった4?年前に私の前に現れました。とにかく他の学生にはない特別なオーラがありました。舞台に立って輝く人だということが直感でわかりました。が、あまりのマイペースさが他の人を寄せ付けない雰囲気があり、少し気がかりでした。今はもう社会人となり、世の荒波にもまれたせいでしょうか、マイペースさは変わりませんが、他人のことまで気が行き届くようになったのを嬉しく眺めました。彼女の成長ぶりには負けられんとおっしょはんは発奮!いつまでも彼女から敬愛されるおっしょはんでいられるよう私も成長していかなくちゃ!!!


長唄 寿

2008-02-03 01:15:11 | インポート

2月17日(日)11時30分より京都の金剛能楽堂で開催される「充の会舞初めの会」の演目の解説を少しずつしていきたいと思います。誰でも無料でご覧いただけます。

まず「長唄 寿」から。

長唄というからには、なんとなく長い曲のように思われると思いますが、たった2分23秒の曲です。1853年杵屋六翁が作曲しました。あの有名な「松の緑」も六翁の作曲です。西川流の名取試験の課題曲の一つでもあります。

ことぶきの 鶴と亀との代々を経て

変わらぬ色の常磐なる 松と竹との末かけて

契りも深き相生の 栄え久しき友白髪

歌詞を見ても題名を見てもわかるように目出度いものを並べて「寿」の気持を表したものです。