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PREVIA[Liga31] Real Zaragoza - Celta

2007年04月22日 16時23分01秒 | Liga06-07試合プレビア&レポート
朝起きてすぐにサラゴサのオフィシャルを見たら、やはりアイマールは召集を外れていました。予想はしていたけれど、「ほんの少しの間練習に参加したが、すぐに取りやめなければならなかった。」と書いてあったので、ああ、怪我の状態が悪いんだろうなと心がずしんと重くなってしまいました。

夜になって新聞サイトを読んだところ、Heraldoにこんな風に:


アルゼンチン人選手は昨日左膝の状態をテストしたが、痛みに苦しみ、練習を途中で切り上げなければならなかった。そのため召集外となっている。ビクトル・フェルナンデスはアイマールの状態について、「完全に治るためには夏まで待つしかないタイプの怪我。残っている痛みは後2ヶ月の間ずっと彼につきまとうだろう。」と説明した。しかし監督は選手がしている努力に感謝し、オサスナ戦にアイマールが出場できることを願っていると話した。「彼は戦い、チームのためにできるだけ犠牲になる用意ができている。」

でも、あんまり犠牲になってほしくないんです(涙)。チームのために自分を犠牲にできるのはパブロの長所ではありますが、もう少し自分を大事にしてほしい。ネットで膝の捻挫を検索して、無理をすればするほど悪化すると読んですっかり怯えてしまいました。限界を越えて無理するようなことはもう止めてほしい。

サラゴサの華麗なゲームは好きですし、現在の順位などを見ると、アイマールがこのクラブを選んだのは私が思ったほどクレージーなことではなかったとは思うんです。(クラブというよりビクトル・フェルナンデスを選んだのかもしれませんが。)ただパブロみたいに真面目で責任感が強くて頑張りすぎてしまうタイプがこういう小規模なクラブでやっていくには、もう少し適当に王様気分にならないと、負担が大きすぎるような気が。バレンシアではよく「100%でない自分が出るより、他のチームメートがプレーしたほうがチームのためになる。」とコメントしているのを聞いたことがありますが、今では70%のアイマールのほうが100%のだれだれよりも良いとファンは考えているし、監督もそうなのでしょう。実際それが本当なのかはわかりませんが、周囲のそんな認識に押されるように、バレンシアのときだったらプレイしないようなコンディションでも試合に出ているような気がするんですよね。でもそれは、決して頑丈とはいえないパブロにとって良いことではないと思う。もっと自分のことも考えないと取り返しのつかないことになりそうで怖いです。まあ、リーベルとバレンシアしか経験がないから、チーム状況が違っていろいろ難しいのでしょうけれど・・・。

あれ、全然PREVIAっぽいことを書いていませんね。相手は降格圏内のセルタ。でも先週のこともあるし、今日もアトレティコがソシエダに負けたぐらいですから、楽な相手とは言えません。連敗は絶対に避けないと。アイマールのところにはオスカル、守備陣はセルヒオ・フェルナンデスが復帰しベストメンバー、サパテルとコンビを組むのは不調なセラデスではなくピケになるかも。
セルタのほうは、もちろんストイチコフ新監督効果がロマレダでも発揮されるかどうかが注目の的。発揮されては困るのですが。MarcaのPreviaを読むと南米の選手だらけのようで、なかなか手強そうな印象です。結構長くサッカーを見ているので、選手のイメージのほうが強い監督というのは多いのですが(ライカールトやクリンスマンなど。ライカールトはW杯退場のシーンがくっきりと記憶に・・・。)、ストイチコフはまさにそうですね。監督だなんて信じられません。94年W杯のイタリア-ブルガリアは百回ぐらい見たなあ。新監督は攻撃的に戦うと明言しているそうなので、がっちり守られるよりはやりやすいでしょうか? ビクトル・フェルナンデスが言っているようにナスティック戦の敗戦がサラゴサの新たなエネルギーとなってくれますように。

予想スタメン:
Zaragoza: César Sánchez; Diogo, Sergio Fernández, Gabriel Milito, Juanfran; Piqué o Celades, Zapater; Oscar González, Sergio García, D'Alessandro; y Diego Milito.

Celta: Pinto; Ángel, Tamas, Lequi, Placente; Borja Oubiña, Iriney; Núñez o Gustavo López, Canobbio, Nené; y Baiano.