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[Liga 26] Benfica 2 - 0 Sporting

2010年04月15日 00時03分23秒 | 09-10Previa&Cronica 試合レポート


ベンフィカのエンブレムにキスをするパブロ・・・。バレンシアでもサラゴサでも見たことのない光景です(驚)。

相変わらず、どうしてパブロがベンチ・スタート? サビオラが戻ってきてもずっとサブなの??ともやもやしたままなんですが、ジェスス監督の談話を読むと、引き分けを念頭に置いた慎重な試合運びを狙っていたということなんでしょうか? 
ジェスス監督の談話:
「アイマールが入ったことは決定的だった。同時に、前半はペーター・メンデスによるスポルティングの守備ラインがエデル・ルイスに仕事をさせなかった。後半はアイマールの存在とともにラインが下がっていった。基本的には負けないことが重要だった。」
うーん、レコバみたいなスーパー・サブというのもあんまり嬉しくないのですが。そういうタイプでもないと思うし。

朝貼ったものより少しだけ画質の良いダイジェスト映像があったので:
Benfica 2-0 Sporting 09/10 [prodstudios]


ディ・マリアとダビド・ルイスに抱っこされていますね。最初ディ・マリアに抱き上げられ、コエントロンと見詰め合っていたら、後ろからダビド・ルイスが来て、もう一度抱っこ。(みんなパブロを見ると、抱き上げたくなるようで・・・)  








早速試合ファイルを見直してみたところ、今朝のパブロはバレンシアのときみたいなプレーぶりでした。リバプール戦とは違い、カルロス・マルティンスがわりと素直にパスしてくれたため、パブロは左右のラミレスとディ・マリアを自在に使うことが可能に。というか、前半この2人はほとんどいいところがなかったのですが、パブロが入った途端に二人のプレーぶりもとても良くなったような気がします。魔法みたいだなあ。
ゴールも素晴らしかったけれど、後半の45分間に散りばめられたパスはどれも美しいもの。特に72分ごろ、さり気なくラボーナで出したディ・マリアへのパスとか、派手さはなくても、見ているだけでにっこりしてしまう、完成されたアートの小品のようでした♪

さすがに今日は採点もいいようです(苦笑)。でも10点ではないんだな(ぶつぶつ)。

       Bola Jogo MF P JC

QUIM..........6...6..3...6..6
R.AMORIM......7....7...3..6..6
LUISAO...........6....6..4...5..6
DAVID LUIZ.....8!!..7..3...6..7
F.COENTRAO..6...6...4...6..6
J.GARCIA........6...5...4...6..5
RAMIRES........7!..6...3...5..6
C.MARTINS.....6...6...4!..5..5
DI MARIA........7!!!6...3...4..4
EDER LUIS......5!...3...2..4..3
CARDOZO.......7...7...3...6..6
(AIMAR............8...7?..4..8..9 (O jogo es, en realidad, 8)
KARDEC.........5....4...3...5..5
AIRTON..........-.....-....-....-...-)

スポルティングの監督とキャプテンのモウティーニョは、ルイソンのファウルにレッド・カードを出すべきだったとして、審判を批判。確かに少し危ないタックルでしたが、スポルティングのほうにも同じような危ないファウルはいっぱいありましたし。いずれにしろ、ルイソンはこのファウルによりイエローを出されたので、次節は出場停止です。
エリア内でスポルティングの選手に足を蹴られたカルドーソ、頑張ってプレーを続けて1点を入れたところで交代となりました。次節の出場が危ぶまれています。せっかくサビオラが復帰する予定なのにな・・・。今報道されたところによると、左足首の打撲と捻挫だそうです。捻挫ならわりと早く治るはずですけれど、次の試合が日曜日と迫っているので間に合わないかもしれませんね。

スポルティングとは、これでなんと26ポイント差。リスボン・ダービーはベンフィキスタたちにとって特別なもののようで、みんな勝利に大喜びしています。ルスに行った人たちは、全身ずぶ濡れになったそうですが、世界一幸せ!と書いていました。スタジアムで見ていても、アイマール前とアイマール後ではチームが全然違ったって。(だから、最初から使ってほしいなあ~)

O Jogoに、João Vieira Pintoという元選手?の分析記事が載っていて、大変パブロが誉められていました。でもものすごく長いのでまた明日にします。
最後にA BolaとO Jogoの表紙を:


 

 

あっ、それからこの映像、cool!です:パブロ・ゴールに喜ぶベンチ


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8 Comments

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Unknown (yui)
2010-04-15 00:35:12
アイマールファンにはたまらない試合でしたね

実は試合時間の2時間も早く起きてしまい、寝ぼけてそのことに気づかないまま、20分程ひたすら観れるチャンネルを探してました。
次に起きた時は試合開始30分後でホントあせりました(笑)

アイマールの入った45分、アイマールと共に良い時のベンフィカが戻ってきたって感じでした。
ディマリアはウィンガーとして、ラミレスは運動量と守備で頑張ってましたね。正直最近の2人のプレーはあまり好きではなかったので良かったです。
あとはD.ルイスが守備に徹してくれれば最高なんですえどね~(;´∀`)

あとアモリムの突破はすごかった!
実は出場すればほぼ確実に点に絡む活躍をしてますよね
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yuiさん、 (しおん)
2010-04-15 08:58:30
ということは2時半起き?! お疲れ様でした・・・。
そういえば、私も午前4時に目が覚めてしまって。それでカルロス・マルティンスが入場してくるのを見たときのショックといったら・・・。 すみません、マルティンスさん。監督は安定感のある守備が計算できる選手を使いたいのでしょうね~~~。
なので、寝過ごしても全然OKでしたよ! 私なんて「もう起きちゃったし、今更寝なおせないし、どうしてくれるんだあ・・・」と前半中呆然としていましたもん。ハーフ・タイム終わりかけにフォーラムに誰かが「アイマール入るね!」と書いているのを見たときのワクワク感といったら・・・。

ディ・マリアもラミレスも前半は良くなかったのに、後半は息を吹き返していたのでびっくりしました。チームとして調和の取れたプレーができていましたよね? 
そうそう、ダビド・ルイス! 君、全然リバプール戦の反省をしていないね!!と思いましたよ。懲りないというか・・・でも、評価がものすごく高いので、謎です。

確かにルーベン・アモリム、地味な雰囲気ながら活躍していますね。両サイドバックとも、中盤が本職の選手が務めているベンフィカって、良く考えるとすごいです。
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遅くなりましたが… (あんじ)
2010-04-15 11:19:13
5周年おめでとうございます


皆さんもおっしゃってますが、しおんさんのブログのおかげで、貴重なアイマール情報が手に入るので、本当に、ありがたいです

パブロ素晴らしい活躍だったんですね
最近ラミレスはパス精度ヒドいなぁ~なんて思っていましたが、あのパスは良かった
あんな風に、ここだって思って飛び出した時に、あんな風にドンピシャのパスがきたら気持ち良いんだろうなぁ~…なんて思ってたら、サビオラが羨ましくなりました

ちなみに、評価点10点っていうのは基本的に出ないそうですよ
なんでも昔、コートに迷い込んだ鳥を助け失点したキーパーの紳士的な行為に敬意を表して10点が付けられて以来、つけられていないってドコかで読むか聞いたことがあります

だから、9点のパブロは…もうバロンドールあげて良いんじゃないかと僕は思います


…毎シーズン思ってました。
すみません
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Unknown (ころ)
2010-04-15 12:37:57
しおんさん、こんにちは。

リバプール戦凹みましたが、こんな素敵なリーグ戦の
試合で(といっても、PCでは見てないので、しおんさんのblog記事と動画で見ただけです、いつもありがとうございます!)、アイマールが活躍なんて、EL敗退補って余りある感じがします。

リーグ優勝って、ほんとに大変でとてもすばらしいことだと思います。

そして、ユニぬぎ(かけですけど)も、エンブレムキスも、らしくないような(少なくとも欧州に来てからは?)感じなので、本人がとてもうれしかったなら、なおさらよかったなあと思います。

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あんじさん、 (しおん)
2010-04-15 19:31:36
ありがとうございます。 ただの趣味なので、そのうちあっさりやめるかも。といいつつ、もう6年目か・・・。

ラミレスを最近見ていて思うのですけれど、いつも前半は良くなくて、試合終盤になるほど良くなっているような。体力を温存しているのでしょうか?! 不思議です。

>ちなみに、評価点10点っていうのは基本的に出ないそうですよ

ええっ、そうなんですかぁ?!? 
理由を読んで、爆笑しちゃいましたよ~。ちょっと信じられないのですが。
それに、昨シーズンポルトガルのどこかの新聞が、ベンフィカのマントーラスとかいう選手が交替出場後1分で決勝点を取ったとき、10点をつけていたような記憶がかすかに。別に大事でもなんでもない試合だったので、それなら昨日のパブロのプレーに10点がついてもいいんじゃないか、と思ったんですよね。ちなみにパブロに9点をつけているのは、Joan Carlesさんです。ま、パブロのファン代表ということで。今シーズンからスペインでもポルトガル・リーグのテレビ放送が始まり、大体毎試合テレビ観戦できているそうです。羨ましいなあ。
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ころさん、 (しおん)
2010-04-15 19:35:22
こんにちは!

ほんと、リバプール戦のショックが払拭できて良かったです。これで引き分けたり負けていたらと思うと、想像しただけでぶるぶる。これから毎試合、極度の緊張をファンも選手たちも味わうかと思うと怖いです。(ブラガが負けてくれればいいのに、負けないから。涙)

そうなんですよ~、エンブレムにキスなんて全然パブロらしくないですよね! ちょっといろいろ考えたので、またブログに書きます。今日は他に書くことがあるのでまた明日にでも。
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しおんさん、あんじさん (yui)
2010-04-16 17:28:49
>ちなみに、評価点10点っていうのは基本的に出ないそうですよ

未確認ですがこないだのCL、バルサ-アーセナルで4得点したメッシに10点がついたそうです。

確実に覚えてるのはバッジョのインテル最後の試合、途中出場で2得点し、チームを勝利に導いた試合に10点ついた気がします。

でも、基本的には偉大な選手の引退試合などにご褒美に送られるようなもので、バッジョのようにプレーで10点ついた選手は(イタリアでは)いないと当時、読んだ記憶があります。
記憶違い&ポルトガル限定の話だったらすみません(;^ω^)

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yuiさん、 (しおん)
2010-04-16 19:36:03
あのメッシなら10点付くかもですね。バッジョのも。で、バッジョはその後インテルを出てしまったんですよね。はあ、嫌な予感・・・。

なるほど、イングランド、スペイン、イタリアなどでは滅多に10点は付かなさそうですね。ありがとうございます。
ただポルトガルの新聞の採点はかなり適当なので、採点者がときどき勢いで10点を付けているんじゃないか?と、疑っています。
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