A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

[Liga 27] Nacional 3 - 1 Benfica

2009年05月03日 15時26分58秒 | Liga08-09プレビア&レポート
今日は本当に書く気がしないんですけど~(泣)。もう終わったとしか言いようがないです。

このチーム、徹底的に駄目だなあ・・・。昨晩、アイマールがいなくなった試合は大体勝てると書いたんですけれど、すみません、大間違いでした。今までのチーム、バレンシアとサラゴサ(一年目の)ではこういう状況で皆が頑張れたのに、それができないというのは何かが根本的に間違っているとしか思えません。

試合ですが、新聞サイトの予想とは違い、ディ・マリアはベンチ・スタート。このところの3試合で上手く行っていたルーベン・アモリムとカルロス・マルティンスのピボーテは止めて、アモリムを右サイドに移し、レジェスが左サイド、マルティンスとカツラニスでピボーテを組む布陣でした。でも、マルティンスはパス・ミス連発だし、カツラニスもやる気がなさそうだし、前半ほとんどチャンスなし。ナシオナルは、ブラジル人が多いのかな、はっきり言ってベンフィカよりずっと上手かったですよ~。前半はそれでもお互い無得点。後半10分、ついにキケ監督がディ・マリアを入れて、アモリムを中盤に移しました。でもその1分後練習試合みたいな綺麗な形でクロス→噂のネネがどかーんとヘディングで先制点。その後は、必死でベンフィカが攻撃するものの、前がかりになったところのスペースを突かれて、よくある形でナシオナルが追加点を。レジェスが1点返しましたが、3-1でthe end。試合だけではなく、今季も本当にthe end。CLもない、3位も危ない。(現5位のブラガとの対戦が残っています。)

カルロス・マルティンスは、先週の試合から薄々感じていましたが、アイマールが中盤でかなり守備をヘルプしてあげないと活躍できない選手なんだなあ。ヌーノ・ゴメスも・・・アイマールがいないと気でも抜けちゃうの?! せっかく前の時間帯の試合で、スポルティングが引き分けて、二位との差を縮められる絶好のチャンスだったのに、どうしてここまで覇気のない試合ができるのか心底不思議です。2ポイント差にできるところを、逆に5ポイント差って・・・。自分はパブロのファンでありながら、同時に結構パブロのことを厳しく見ていて(苦笑)、ドリブルもシュートもまだまだだなあと不満がたくさんあるけれど、今日の試合で、普段からアイマールにはものすごく負担がかかっているんだなと実感できましたよ・・・。 このチームではもうあんまり希望は持てないかも。

Serbenfiquistaでは、みんなショックを受けて寝込んだのか、書き込みが極端に少ないです。リスボンの飛行場には怒ったファンが何人か集まり(10人、20人という程度ですが)、選手たちに罵声を浴びせました。罵声はよくないけれど、確かにファンの気持ちは分かる気がする。いつもは、周りの見えていないダビド・ルイスの無謀な攻撃参加にイライラしますが、今日は彼くらいしかトライしていた選手はいなかったので、ダビド・ルイスが少し良く見えるほどでした。でも、O Jogoの採点の7はないなあ。3-1で負けた試合の左サイドバックが7の評価って・・・。ヌーノ・ゴメスの5も・・・4でしょ、どう考えても。

12 Quim 6
14 Maxi 5
27 Sidnei 4
28 Miguel Vítor 5
23 David Luiz 7
8 Katsouranis 55' 4
24 Carlos Martins 80' 5
15 Rúben Amorim 6
6 Reyes 5
21 Nuno Gomes 83' 5
7 Cardozo 6

26 Yebda 80 ' 4
Di AD Maria 55' 5
16 Urreta 83' 3


LIGA – 27.ª Jornada – 02/05/09

Local: Estádio da Madeira – Assistência: 4500

NACIONAL: Bracalli, Patacas, Felipe Lopes, Maicon, Alonso,

Cléber, Luis Alberto, Leandro Salino, Ruben Micael (João

Aurélio 78’), Mateus (Baiano 87’), Nenê (M. Fidalgo

90’).

Treinador: Manuel Machado


BENFICA: Quim, Maxi Pereira, Miguel Vitor, Sidnei, David

Luiz, Katsouranis (Di María 55’), Ruben Amorim, Carlos

Martins (Yebda 79’), Reyes, Nuno Gomes(Urreta 83’), Óscar

Cardozo.

Treinador: Quique Flores

Golos: 1-0 Nenê (56’) 2-0 Ruben Micael (64’) 2-1 Reyes

(68’) 3-1 Miguel Fidalgo (90+4’)

Árbitro: Jorge Sousa (Porto) 5



最新の画像もっと見る

4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
ショック、、、 (フィリップ)
2009-05-03 22:15:59
Hola!!!
非常にショックです。
チャンピオンズリーグとUEFAカップでは日本では扱いが全く違うので何としても2位になって欲しいのに、、、
やはりアイマールの怪我、そしてスアソの不在は大きいですねぇ、、、
スアソはバレンシアの時のビジャのようにスピードがあってアイマールと、相性抜群だと思うんですけど、
いい縦の関係ができると思うので残念です!!!
あと今年ポルトとスポルディングがCLでいい戦い見せてくれたのでCL出場権ポルトガル3位までにしてくれと言いたいのですが3位も怪しくなってきたので
辞めときます(笑)
残りの試合ベンフィカには意地を見せて欲しいです!!!
返信する
あらあら…(涙)。 (うちっち)
2009-05-03 22:39:08
う~ん、何という負け方でしょうか…。
情けなくて泣けてきますね

何だかんだでアイマールの仕事に『おんぶにだっこ』の状態だったんですねぇ。
組織としての完成度ではポルトやスポルティングの足元にも及ばないので、一度解体した方が上手く行きそうな気がしてきました

ところで、先程しおんさんのコメントを見て『なるほど』と思いましたが、やはりここは自分の納得のいくキャリアを優先して、チームを変えるべきではないでしょうか。
義理人情に厚いのは美徳かもしれませんが、プロのスポーツ選手なら義理よりもキャリアを優先すべき局面もあると思うんですよね

『テクニックは世界屈指だが、フィジカルの弱さが致命的』これが一般的なアイマール評だと思います。
しかし十年来のファンの自分としては、ここぞという場面で非情になれない(もしくはエゴイストになれない)メンタル面にこそ、全ての原因があるような気がしてなりません

クリスチアーノ・ロナウドやイブラヒモビッチの例を挙げるまでもなく、賞賛と非難を同じくらい浴びる選手ほど、活躍の場を広げているように思うんです。
『憎まれっ子世にはばかる』という諺もありますしね。

ただ矛盾するようですが、非情でエゴイストなアイマールを応援したいかと言われれば、応援したくないんですよねぇ(苦笑)。
正直、その献身的で奥床しい性格に惹かれている部分も大きいので、そこは変えずに再浮上して欲しいというのが本音です

長くなってしまって恐縮ですが、ベンフィカのあまりの不甲斐なさに、思わず書いてしまいました
とにかく怪我を早く治して、残りの試合を楽しんでもらいたいものですね




返信する
フィリップさん、 (しおん)
2009-05-04 04:30:37
Hola! Como estas? (なあんて)

まさか負けるとまでは思っていなかったので、昨日は超ショックでした。今日は・・・なんだか投げやりな気持ちに・・・。

今シーズンまではポルトガルは3位でもCL出場権あったんですけれど。ただ、今のベンフィカではCLなんて出たら、5-1とか4-0とか屈辱的な結果になることは目に見えています。

スアソ、そうですね・・・私の印象だと、スアソが怪我をしたせいで、キケ監督がスアソの足に頼ったカウンター一辺倒を止めざるおえなかったのは、良い方向に行っていたかなと思うんです。スアソがビジャほど決定力のあるFWならいいけれど、はっきり言ってビジャのほうがFWとしては全然実力が上でしたから、スアソとアイマールのコンビは悪いとは言わないけれど、結果はあまり出ていなかったかなと。なので、アイマールを中盤に下げてボールをキープするスタイルになってからのほうが、得点も試合内容も向上していたと思います。ただ、そうなるとアイマールの存在が重要になりすぎて、いない試合が苦しくなってしまう・・・。(アイマールがいなくなって初めて皆気がついたわけですが。)
返信する
うちっちさん、 (しおん)
2009-05-04 07:50:53
義理人情に厚いって、江戸っ子じゃあるまいし!と思っちゃいますよね。(「情が厚い」はスペイン語では何て言ったんでしょう? 英語でもそんな単語思いつきません。)

>ここぞという場面で非情になれない(もしくはエゴイストになれない)メンタル面にこそ、全ての原因があるような気がしてなりません

確かに~。私もそう思います。なんというのか、自分に自信がないというか、self esteem(自己評価)が低いというのか・・・。C.ロナウドやイブラヒモビッチなんて自己評価がものすごく高そうだし、リケルメだって、「自分はすごいんだから、チームが自分に合わせるべき。」と本気で思っていますよね。でもアイマールは、自分のプレーをテレビで見たことがないんじゃ?と疑いたくなるくらい、自分をごく普通の選手だと思っているふしが・・・。そういう選手にはたぶん、「君はすごいんだから、やればできるよ! 自信を持って。」と励ましてくれるような監督がいいのでしょうけれど、キケ監督の起用法は逆に「トップ下、無理無理。フォワードも駄目だから、左サイドやってね。」 アイマールのいいところを生かそうなんて全く考えていないのはありありです。 悪いことにアイマール自身も監督に洗脳されて(?)自分の長所がわからなくなっているような。

>ただ矛盾するようですが、非情でエゴイストなアイマールを応援したいかと言われれば、応援したくないんですよねぇ(苦笑)。

私もです。アイマールが「俺様」な性格だったら、最初からファンにはなっていないですよ~。困ったものですね。でも一つ確かなのは、ヨーロッパの片隅でいくら健気に頑張っても、誰も助けにきてはくれないということ。本人がそれでいいのなら仕方ないですね(ため息)。
返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。