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ブラジル 3-0 アルゼンチン

2007年07月16日 12時02分31秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
アルゼンチンは何もできないままに負けてしまいましたね。ブラジルはグループ・リーグの二戦を見てぼろぼろだなあと思っていたのですが、決勝では見違えるようでした。メッシも言っているように、リケルメのポストに当たったシュートが入っていれば、また全然違う試合展開になったのかもしれませんけれど。まるで二年前のコンフェデ決勝のデジャブーを見ているようでした。リケルメを中心にしている限り、こういう展開は変わらないし、誰にでも予想はつくわけで。もちろんバシーレだってわかっているのでしょうが、たぶん変える気はないのでしょう。だから、アイマールの代表での将来にはまったく希望が持てませんね。ずっとアイマールを見ている人なら誰でも知っていると思いますが、別に後半途中から出てきて急に試合の流れを変えるような選手ではまったくないですよね。これからもそういう役割を求められるとしたら、本人は嫌だなんて全く言わないでしょうけれど、そのために南米予選のたびに南米と往復するなんて、割りに合わない負担となりそうです。それとも、これまでどおり代表に召集されるだけでも喜ばなくちゃいけないのか・・・。

パブロ、試合終了後に大写しになったとき目が赤かったような気がしましたが、どうだったかなあ。録画を切っていたから見直せません。そんなに悲しんでいると思うと、こっちまで悲しくなっちゃう。(それにしても、どうして決勝の舞台でひげを剃らないかな?!)

Nacionでは、試合のキーとして、これまでのチームの牽引役のメッシとりケルメのプレイ・レベルがとても低かったこと、そしてアジャラの低パフォーマンスをあげていますね。アジャラは一点目もマークが少し甘かったし、二点目のオウン・ゴールは、よく見る形とはいえ印象は悪いものが。やっぱり移籍報道が影響あったんだと思います。ガビー・ミリートもユーべとの交渉が難航していた大会の初めのうち、とても悪かったですし、選手だって人間ですから。

カンビアッソは、「ロッカールームで、僕らは悲嘆に暮れた。」と言っていますね。「バティスタは角度のあるところからゴールし、ロマンのはポストに当たった。ブラジルのクロスはアジャラの足に当たり、僕らのクロスは飛び去った。そういう小さなことが試合の展開を左右した。それは正しいか? わからない。ブラジルはコパを制し、僕らは悲嘆に暮れた。試合結果は誇張されたものだった。」
でも、メッシが「僕らは一度も試合をコントロールすることができなかった。」と言っているように、ディテールだけでなく試合全体を見てもブラジルのほうが流れを掴んでいるように見えました・・・。

さてそのアジャラですが、Marcaには「まだビジャレアルのことを感じている。」とかいうコメントが載っていますねえ。大丈夫なんでしょうか?
「その件については何も知らない。でもまだサインをしていないことは保障できる。今は今日のコパ・アメリカ決勝に集中している。月曜日にはビジャレアルに行くことを考えていた。」
一方代理人のマスカルディは、「我々は三日以上サラゴサと交渉していて、交渉は終わり、我々の目的は達成されたようだ。」と述べました。

でもサラゴサでは、もうオフィシャルにビクトル・フェルナンデスのアジャラについてのコメントまで載っているんです!
「偉大なチームで鍵となるポジションの二つのすばらしい移籍について、とても嬉しく思っている。オリベイラとアジャラの加入は、これが真面目で野心的なプロジェクトであることを示すものであり、ファンと全国的、世界的なサッカー界に対して最大の信頼性を与えてくれるものだ。二人の選手は才能、経験、個性、多くの競争力に恵まれている。
サラゴサのリーダーたち、アガピト・イグレシアス氏とバンドレス氏が、ガブリエル・ミリートのような重要な選手が去った後の難しい状況に力強い回答を与えてくれたことを賞賛する。偉大なグループを作るためのクラブの努力に感謝している。」
ん~、ここまで言わせておいたら、普通移籍は決定と思っていいはずですが、まだ不安が残ります。
エキポによると、アジャラの年俸は220万ユーロ。ビジャレアルは200万ユーロの提示なので、少しだけ上乗せしたわけですね。私は20万ユーロの違いのために、アジャラがサラゴサに鞍替えしたとは思えないのですが・・・。だって、お金はもうたくさん儲けているでしょうし。(なんて思うのは、アイマールに感化されすぎなのかもしれませんが。)

エキポにはアイマールの言葉も載っていました。 
「彼にはとても来てほしい。もしそれが確認されたら、とてつもなく大きな喜びだろう、なぜならまた彼とプレーができるのだから。ガビーの去ったあとで、僕らにとって良いことになるだろう。彼は最高に偉大なサッカー選手だ。」
“Le quiero mucho. Si se confirma, será una alegría enorme porque podré volver a jugar junto a él. Nos va a venir bien tras la marcha de Gaby. Es un grandísimo futbolista”,
Y no hay más que añadir. Si lo dice Aimar...(何も付け加えることはない、アイマールがそう言うなら・・・)と記事に書いてあります。ほかにも、De todos modos, no era ayer Víctor el hombre más feliz sobre la Tierra. Porque estar más contento que Aimar era una cosa prácticamente imposible. Al ‘Cai’ le devuelven a un amigo. A Ayala.(地球上で一番幸せだったのはVFではない。なぜならアイマール以上に満足することは事実上不可能だろうから。)とも。
どうかパブロのお願いがかないますように。

ほかの移籍ニュースでは、マツザレムについてシャフタールが少し態度を軟化、またコロッチーニへのオファーも続けるようですね。