正門からなだらかな広い坂道を上っていくと、高く伸びたシュロの林の間から
重厚な洋館が見えます。
工事中なのを知りませんでした。
3月まで、外装工事のため足場が組まれ、外観は上部しか見ることができません。
入場料を払うと、お詫びにと絵葉書4枚セット1組を貰いました。
なかなか素敵な写真。ちょっと 嬉しい。
建物は、ぐるっと足場が組まれ、パネルで覆われています。
外観の写真は、やっぱり撮る気がしません。
玄関で靴を脱いでレジ袋を渡されて、持って歩きます。
足の裏から、しんしんと冷気が伝わってきます。
館内は、空調の設備がありません。
建設当時使っていた暖炉や、スチーム暖房器の設備が残っているけど
今使うと、危険なのかな。法的規制もあるんでしょうね。
一度も火災にあっていないのが奇跡です。
ちょうどこの日は、ミニコンサートをやっていました。
バッハ 無伴奏チェロ組曲第6番
会場の食堂は、絨毯敷きだし、カーテンがたくさん下がっています。
吸音してしまい、残響がなく厳しい感じでした。
腕の確かさがきわだちます。
あー、それにしても寒い。
演奏している方も、さぞ指がまわらないことでしょう。
工事中で、2階のテラスにも出られません。
残念。ここからの眺め、好きだったのにな。
あまりにの寒さに驚いて、早足で歩いて帰りました。
家に帰って、写真を見て、やっぱり工事中の建物も
撮ればよかった!と思いました。
それで、今日、リベンジ。
しっかり工事中の姿を撮ってみます。
古い建物コミュのオフ会で、昨年3月初めて洋館を訪れました。
その時ガイドツアーに参加して、見所の壺を教えてもらいました。
一度は聞いてみる価値ありです。
◇旧岩崎邸庭園洋館
竣工 1896年
設計 ジョサイア・コンドル
所在 東京都台東区池之端1-3-45
2008.1.26
2008.2.10
そしてそして、 まだ工事中でしたか。私去年の10月に行きましたが その時も工事中でしたよ。三月まで とは かなり徹底した工事のようですね。
修復なった頃 改めて訪ねてみたいと思います。
寒いなかの重ね重ねの取材(?)ご苦労様でした。
保存へむけた貴重な工事なので
工事を楽しむことにしました。
取材じゃなくて
趣味ですw
それにしても本当にきゃおきゃおさんのフットワークの軽さは尊敬します。私は全部暖かくなったら、です。
働いている方が、お気の毒なくらい自然な建物環境です。
コンサート、土曜の午後にあるようです。(無料)
HPで確認してみてください。
あまり誉めないでね。調子に乗っちゃいそうだから・・笑!