明治時代、イタリア領事館が置かれていたことから「イタリア山」と呼ばれているのだそうです。
ブラフ邸から少し階段をのぼると、花壇と水路を組み込んだ庭園に出ます。
公園のひときわ高くなった場所に、八角形の塔を持った洋館があります。
渋谷区南平台に建てられた 外交官 内田定槌邸を移築して復元したものです。
設計は、アメリカの建築家J.M.ガーディナー。
日光にある大谷石を使った 日光真光教会とは、趣が違い、薄い板を横に張りつけた下見板張りの外観。
19世紀末にアメリカで流行した梁と柱に柱状の板材を重ね、色を変えることでアクセントとするデザイン(アメリカン・ヴィクトリアン・スタイル)。
上げ下げ窓には、鎧戸がしつらえてあります。
入母屋風の屋根が付いている玄関は、建物の規模の割には小さめ。
今は、ここからの出入りはできません。 玄関脇の小さな上げ下げ窓。ちゃんと小さな鎧戸がついています。
木々に葉のない季節は、さびしげな風景ですが、建物を見るのには良い季節。
葉に隠れることなく、よく見えます。
昔からここに建っていたかのような錯覚を覚えるのは私だけかな。
竣工 1910年
設計 J.M.ガーディナー
所在 神奈川県横浜市中区山手町16
2009.2.8
おすすめ度 ★★★★☆
山の上なので、台風のときは風当たりが強そうです。そのかわり、見晴らしはいいですよ!
住んでみたいです…。
憧れます。
どんなに寒くても一日に一度は窓を開け放って、緑を確認したくなりますね。
でも、台風が来たら、大変だろうな、と夢の無いことを・・・・
街路樹などで見えない建物、よく見えるので良い季節だなって思います。
確かに木の枝に葉が付いていない分、建物がよく見えます。
庭園から見ると、逆光で暗く写ってしまいます。
内田邸、難しいですねー。
(のだめのロケで使われていました)
どこを撮っても絵になる建物ですよね。
陽だまりでくつろぐ場所。洋館にはサンルーム。日本家屋には縁側。遅い午後、本を読みながらうたた寝してみたです。
Fさんのイメージの家、なんとなく想像しちゃいました。オウム…。
山手の洋館は、きちんと家具が復元されていて 当時の暮らしぶりを彷彿させてくれるところがすごいなって思います。すぐにでも住めそう…。
写真の整理が遅いので、とりあえず外観をUPしました。
2階の塔の部分の部屋は、奥様の趣味の部屋だったそうです。うらやましい…。
この日は、イタリア山で引き返して帰ってきました。山手の散歩、お薦めします!
説明聞いて、あら、まあ~と思いましたから。
本当に 写真 すばらしいです。
きゃおきゃおさんの写真をみると、私も一眼レフの修行をしてこんなにステキな写真を撮りたいと思いますが、カメラ重いんですよね。
こんなこと言っていたらいつまでものっぺり写真のままですね。
こういう洋館は緑の中に建っているのが一番似合いますね。
素敵です。相変わらず写真が素晴らしいですね!
私はサンルームのある家に住むのが夢なんです。
植物いっぱい置いて、オウムが居る家。そこから海が見えたら
もう他に何もいらないな~、なんて夢想してしまいます♪
ブラフのサンルーム、見ただけでどきどきしちゃいます。
外交官の家の内装も楽しみにしてますね~。
中に入ることはできないのですか?
八角形の塔、こういう建物に惹かれてしまいます。
軽井沢の旧三笠ホテルもこういった塔が付いていますよね。
この塔の中で編物したいなぁ~っていつも思います。
益々横浜に行きたいなぁ・・・
すこし暖かくなったら行こうかなぁ・・・