きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

大阪倶楽部 公開見学会

2012-06-19 | 近代建築
大阪倶楽部は、大正元年(1912年)、大阪財界人の社交場として設立された倶楽部です。
1922年、建物は焼失し、1923年に現在の建物が再建されました。
戦災を免れたものの、米軍GHQに接収され荒れ果てましたが、
在阪の企業からの寄付や会員の応援を得て、復興修繕工事を進め、
昭和28年末に完了しました。
会員制倶楽部のため、普段は一般の人は入れず、
時折見学会が開催されます。
指折り数えて、見学会の日を迎えました。











その昔、馬車を停めるのに使った石だそうです。





このステンドグラスのある窓を 内側から見たくて
はるばる来たのでした。







玄関正面にある泉
鬼の目は、翡翠が使われています。



 












ランチを頂いて、解散となりました。
倶楽部の維持は、会員の高齢化などもあり厳しいものがあるようです。





黄色の色ガラスは、高貴な光を放っていました。

竣工 1924年
設計 片岡設計事務所 安井武雄
所在 大阪市中央区今橋4-4-11

2011.12.24
コメント (8)
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