外の扉は閉まっていましたが、建物の扉が開いているのが通りから見えました。
いつか訪れたいと思っていた教会です。
大きな窓から、ステンドグラスの光がさしこんでいます。
椅子にぼーっと座って、光を追ってみました。
ときおり人の気配を感じたような気がして振り返ると
脇の扉の隙間から抜ける風の音でした。
祭壇左手に小聖堂があり、お花の香りに包まれた
居心地の良い空間となっています。
コンクリート打ちっぱなしのレーモンドの教会の中では
一番あたたかいイメージの教会だと思います。
忘れていた 優しい気持を貰って帰ってきました。
竣工 1956年
設計 アントニン・レーモンド
所在 東京都豊島区長崎1-28-22
おすすめ度☆☆☆☆
2009.3.21