きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

「クマグスの森展」 南方熊楠の見た夢

2008-02-05 | 美術展
東京は、今朝は昨日の雪が溶けて路面が凍結して光っていました。
見るからに 危険。
生まれ育った米沢では、冬の間雪に覆われているから
これくらいの雪では驚かないけど、離れて何十年も過ぎているからだめです。
駅まで、滑って転びそうになり、何度もヒヤッとしました。

土曜日に、表参道あたりを散歩してきました。
いつもは、地下鉄で行くけど、この日はJR。


総武線千駄ヶ谷駅から東京体育館脇を通り、

中世のお城のようなジャガーのお店の前を過ぎて



ワタリウム美術館に着きました。
正面の写真を撮ると 美術館右に、いつも宅配便のトラックが止まっています。
ちょうど時間帯が同じなのかもしれないけど、気になります。
美術館は、一度入館すると、何度でも半券を持っていくと再入場ができます。
「クマグスの森」展最終日前日という事もあり、大盛況でした。昨年来たときは、ガラガラだったのに。
きのこの標本は、何度見ても不思議。普通、肉厚の厚いものって、標本にしないと思います。緻密に描かれた植物類の絵の周りを、細かい英文で埋め尽くされています。(小さすぎて読めない。)宇宙的な世界観念は、映像とともに甦っていました。
熊楠は、やっぱり天才です。

◇パシフィックハウス(ジャガーの入ったビル)
竣工 2006年
設計 竹山 聖
所在 東京都渋谷区神宮前2-8-2

◇ワタリウム美術館
竣工 1990年
設計 マリオ・ボッタ
所在 東京都渋谷区神宮前3-7-6

ル・コルビュジェ、カルロ・スカルバ、ルイス・カーンという3人の巨匠に直接学んだというマリオ・ボッタの、日本で唯一の作品の建物です。
敷地は三角形で、狭い敷地をめいっぱい使った建物。
打ち放しのコンクリートと、花崗岩のストライプが建物前面に左右対称に走り、とても面白い。





美術館隣のお花屋さん


それぞれ違う花器に入れられたお花の中を、ぐるぐる歩き回って選ぶことが出来ます。まるで 温室の中に迷い込んだよう。
コメント (2)
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