70スープラの部屋

70スープラをいろいろチューニングして,サーキット走行を楽しんでいる黒70です。

マーク2のトラブルシュート

2010年03月16日 08時04分34秒 | JZX100マークⅡ

スタッフが、マーク2を乗ってきました。

家族の車みたい、話を聞くとエンジンの調子が悪いらしい

走行距離は68,000キロ

ちょっとエンジンをかけてみると

あら、1本死んでいる。

吹け上がりは、その1本をのぞけば問題なさそう。

エンジンは、1Gの6気筒です。

マーク2

エンジンチャックランプは点灯していません。

ダイアグを確認しても、不具合コードは出ません。

ということは、システムは正常に作動していることになるね!

なるほど~、システムが正常、ここで原因に上がるのは

システムに関係がないとされる部分になる

原因は3つに絞られるな~

1、スパークプラグ不良

2、ダイレクトイグニッションの2次コイルの不良

(1次コイル不良だとダイアグに記憶されます。今回は記録されていない)

3、インジェクターの作動不良

さて、このエンジンの不具合はどこかな?

まずはエアークリーナーケースを外して

マーク2

Dジェトロなので、そのままエンジンスタート

パワーバランスで、どこの気筒が不具合なのか調べます。

6番がなにも変わらない。6番が不具合決定です。

エンジンを止めて、スパークプラグを外します。

すると、プラグがビショビショ、この時点で

インジェクター不良は消えました!

ここで、原因は、プラグかダイレクトイグニッションに絞られました。

う~ん!これほどプラグが外しにくいのに、白金じゃないのか~

プラグが減っているのでプラグを交換することに

その前に原因を調べます。

プラグを戻して、6番のダイレクトイグニッションを1番に移します。

ここでエンジンスタート、パワーバランスをみると

1番が何も変化がありません。

今回のトラブル、原因はダイレクトイグニッションの2次コイル不良で~す。

でもマーク2で、ダイレクトイグニッションが壊れたのは初めてみましたよ(笑)

今回点火系のトラブル、これ早く気づいたから良かったけど

このまま、走行を続けると排気温度警告灯(赤ランプ)が点灯し

さらに走り続けると、最悪車両火災になる可能性もあるから

車の異変に気づいたら、必ず早めに整備しましょうね。



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