70スープラの部屋

70スープラをいろいろチューニングして,サーキット走行を楽しんでいる黒70です。

JZA80さんのインタークーラー!

2007年02月12日 08時02分08秒 | JZA80スープラ
チョット見えにくいけどインタークーラーも前置きの特大サイズ、インタークーラーの重要性は、以前にも話したけど、もう一度確認しておこう。インタークーラーはタービンで圧縮された吸入空気(タービン熱と圧縮熱と摩擦熱で高温になった酸素濃度の低い空気)を冷やし、酸素濃度の高い空気にする装置なんだ。タービンを大きくするのと同じ効果があるというのを思い出してくれたかな。それともう一つ確認しておこう。大きいタービンと小さいタービン、同じエンジンでサージタンクにブースト1キロをかけると、もちろん燃料は足りていると仮定して、大きいタービンの方が、パワーが出るんだ。これは同じ空気量がエンジンに供給されるんだけど、大きいタービンの方が小さいタービンよりタービン回転数が遅いため、コンプレサーホイール(吸気側のタービンの羽)と空気の摩擦熱が小さく吸入空気温が低い、すなわち酸素濃度が高い(濃い)空気をエンジンに供給しているから空気量が同じなのにパワーの差がでるんだ。今のインタークーラーは、ほとんどが空冷式でその性能は、トータル容量、面積に比例してしまうんだ。新たな熱伝導の良い金属が開発されれば別だけどね。だから今のところ容量を大きくした方がパワーは出るんだけどデメリットもあるんだ、容量を大きくするということは、タービンからスロットルまでの距離を長くしているのと同じことでレスポンスが悪くなるということなんだ。空気量はエアフロメーター、またはバキュームセンサー、ブーストセンサーで計っているんだけど、計っている空気量の場所と、実際エンジンに供給される空気量に誤差がでるため、レスポンスが悪くなってしまうんだよ。これを補うためには、エンジンコンピューターデーターと、にらめっこしなければならないんだよね。でも一般にインタークーラーキットで発売されているものは問題ないからね。


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