その前に
エンジン暖気、
なんだかファーストアイドルが低いし
エンジンはハンチングしているし
しばらくすると、あれ???
そんなことありえないでしょ?
水温計のワーニングランプが点灯
あのね~、まだファーストアイドル中にこの温度って
ありえないけど・・・
純正の水温計を見てみると
こっちが正解だよな~
追加の水温計は、純正でも採用されているディフィー製だから
メーター側が壊れることはまずないから
センサーの故障だな。
ボンネットを開けてみると
あッ・・・・
なんじゃこれ・・・・・・
ドングリの食べかす・・・ということは
小動物が入りこんだ跡ですね。
自然がいっぱいのところに、駐車しているんだな~
さて水温センサーはココ
外してみると、かなりお疲れのようで
交換してみると、正解で~す。
正常に戻りました。
これでセッティングできるかな
暖気が終わっても相変わらずハンチング
しかも、排ガスのニオイが凄い
燃料噴射量を変えても、全然素直じゃないけど
これ根本的に、何かが違うな~?
少し回転を上げると安定するけど
えッ・・・・なんじゃこれ
負圧があきらかにおかしい
エンジンオーバーホールをして
まだ1万キロも走っていないのに
この負圧はなに???
まさか・・・・・そんなことはないと思うけど
2つの問題点が、頭の中に
スパークプラグ、8番なんか入っていないよな~
とりあえず開けてみます。
外してみると、やっぱりか~、8番でした。
当然6本真っ黒、かぶりまくりです。
まあそうなるよね。
ゼロヨンマシンなら、排気温度1000度超えはあるから
このぐらいのプラグ入れないとダメだけど
この80スープラ号は高速サーキットを考えて
チューニングされているはずなので
最大出力の時、排気温度は800度前後のはず
となると、8番プラグは高過ぎなんだよね。
当然、街中エンジン回転数だと、かぶって当然です。
ということで、プラグ交換です。
よし、これでかぶりの問題は無くなりました。
さてエンジン始動、まあ少しは良くなったけど
相変わらずハンチング、
う~ん、当然ハイカムは入っていると思うけど
6気筒でここまでハンチングするのはおかしい。
なにしろ、6気筒は120度ごとに、
燃焼しているんだから、スムーズに回るのが当然
軽量フライホイールも入っているけど
このハンチングはありえないよな~
キャブじゃなくて、インジェクションなんだから
となると、気になるのがもう一つ
なんで負圧が低いかです。
開けてみるか。
なるほど~そういうことね。
こっちが吸気側
そしてこっちが排気側
なるほど、負圧が少ない原因が分かりました。
バルブタイミングを変更して
エンジン始動・・・・・
OKです。ハンチングもまったくなし
キレイにアイドリングしています。
6気筒はこうじゃなくっちゃ。
排気ガスの臭いもなくなったし
さらに燃料噴射量を変えると
そうだよね、そうなるよね。
今度は、とっても素直に会話ができます。
これでようやくセッティングができます。
なにしろ、燃費が3キロ以下という
恐ろしい燃費なので
しっかり燃費が出るように
セッティングしますよ。