"暮らしのリズム"的できごと

先人が培った暮らしの知恵を通じて今を楽しむ【暮らしのリズム】のブログ。旧暦、落語、音楽、工芸品、食、民俗芸能などをご紹介

【暮らしのリズム】本サイトです

2005年07月06日 16時03分23秒 | ご挨拶とお知らせ

すみません。肝心なことを忘れていました。
【暮らしのリズム】には本サイトがあります。
<http:></http:> http://www.kurashi.org
筆無精の友田ゆえ、このブログは7月いっぱいくらい試運転です。
そのため本サイトからのリンクが張られていません。
あしからず。


ブーム(?)でなくても落語は愉し

2005年07月06日 15時37分40秒 | 芸能の催しごと

落語はいいですね。ブームなんだそうです。
落語を舞台にした天才クドカン脚本のドラマ『タイガー&ドラゴン』は、圧倒的に面白かったですね。
ビデオもDVDも無いので、金曜日はお誘いを振り切って帰宅し欠かさず見ていました。

さて、今から3年ほど前のこと。
「日本の伝統文化がもっと見直されて、日常の暮らしの中にそのエッセンスが自然に取り入れられて行くと、
日本はもっと楽しくなっていくだろうね」
という想いを何人かで話していて、この[暮らしのリズム]を始めてみようか、ことになりました。
(発起人の紹介は追々して行きますね)

そんな時発起人の平野さんから一人の噺家さんをご紹介して頂きました。
落語立川流真打ちの立川文都師匠。blogbunto2
大阪出身で立川流に入門し、個性的なスタイルを気づいている噺家さんです。 

(photo by minoru-m)
それまでの私はというと、テレビたま~に観たり、移動中の飛行機の機内放送で聞く程度で、もちろん積極的に寄席や落語会に行くことはありませんでした。で、ある日文都師匠の高座を拝見したのですが、一気に落語の魅力に引きこまれてしまいましたね。
聴き終えたときの何ともいえない快感。どうもこれは普段使っていない脳みそを使っているんじゃあないか?脳裏には噺の情景を立体的に思い浮かべ、高座から発っせられるバイブレーションを帯びた登場人物の声に耳を傾ける。居ながらにしていにしえの街角や長屋にワープできるのです。
これは贅沢だな。こんな楽しみを独り占めにするのは勿体ない。

ということで、文都師匠とのご縁もあり、いっちょう落語会をやってみようと、
渋谷にある行きつけの居酒屋でちょくちょく落語会やっています。
落語とは意外と縁がない街、渋谷で普段あまり落語に接したことのない方に聴いて頂こうと始めた【居酒屋寄席】。
(写真は平成17年6月4日土曜日vol.4の模様です。photo by minoru-m)blogizakaya
来て頂いた方からは結構ご好評頂いています。次は9月上旬頃にやります。決まったらお知らせします。

落語の楽しみ方といえば、先人たちの名演は数多くCDなどで残されています。それをじっくり味わうのも良いでしょう。でも落語は生に限る、と確信しています。だまされるのは厭でしょうけど、ここはだまされたと思ってぜひ。