自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

アリイ1/32 ミゼット製作記 完成

2021年03月01日 11時24分49秒 | プラモデル完成写真(陸)

アリイ1/32オーナーズクラブNo.11 ダイハツミゼットが完成しました。
全長9cmの掌サイズです。

このシリーズはNo.22のホンダT360以来、2つ目の製作です。
T360は自動車修理工場のデカールを自作して綺麗に仕上げましたが、今回のミゼットは魚屋さんのデカールが付いていましたし、私の子供の頃の朧げな記憶でも錆だらけ、凹みだらけの使い込まれたポンコツ車のイメージが強いので、そのように仕上げることにしました。
hajimeさんやムライ博士さんのブログでAFVのウェザリング仕上げのテクニックを拝見していて、いつか自分でもやってみたいと思っていたので、それを試すちょうど良い機会でもありました。
色々な事情で中断していたプラモデル製作を本格的に再開するにあたっての肩慣らしにも丁度良いキットでした。
そんな訳で組み立ては完全素組みで、塗装とウェザリング仕上げに集中しました。(ネットで検索すると、このキットに色々とディテールアップされて素晴らしい作品に仕上げられているのを拝見し、一瞬グラッと来ましたが、グッと堪えました。

<基本塗装>
サフ吹き→シャドウ細吹きはいつもの通りです。
ネットで確認したミゼットのボディカラーに合わせて、緑・白・黄で調合した色を全体に吹き、屋根やフロント(ボンネット)部分を中心に少し白を増やした色でハイライトを入れました。
メッキ部分は黒立上げのアルクラッドクロームです。
デカールはキット付属の物をそのまま使いましたが、古くて粉々になってしまったメーターやフロントのエンブレムは筆塗りで誤魔化しました。

<ウェザリング>
使用した塗料は全てクレオスのウェザリングカラー(油彩)です。
先ず、マルチブラックでモールド部分に墨入れをしました。
チッピングは、これもhajimeさんに教わったスポンジを使う方法で、レッドブラウンで錆色表現しました。
これがやっていて面白くなってしまい、完全にやり過ぎました。
その後、グレイッシュブラウンで軽く全体をウォシングして艶を抑えると同時に埃っぽい感じを出したつもりです。
フィルタリングは、油絵具も持っていないので、同じ油彩のクレオスのウェザリングカラーのグレイッシュブラウン、マルチグレー、グランドブラウン、マルチブラックの4色の瓶底のドロッとした濃い部分を使って、hajimeさんのブログで教わった通り、上の方に明るい色、下の方に暗い色を点付けした後、専用薄め液を含ませた平筆と綿棒で上から下に拭き取りました。
最後にステインブラウンで要所に錆垂れを加えて、タイヤ周りをタミヤウェザリングマスターのマッドで汚しました。
殆どが初めての経験だったので凄く楽しめました。
どんどん表情が変わっていくのが面白かったです。

今回の製作で、少し感じが掴めたような気がするので、油絵具と水性アクリル塗料(ムライ博士さんに教えて頂いたアーミーペインターにする予定)を購入して、次はAFVで試してみようと思います。
皆様、色々と教えて頂いて、本当にありがとうございました。
お陰様で取り敢えず無事に完成しました。

制作期間:1週間、正味製作日数:2日程

 

 

 

コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする