アキュレイト1/48のB-25Bドゥーリットルレイダースの製作その3です。
機内のディテールが終わり、各パーツを胴体右側パーツに取り付けました。
全体的はこんな感じですが、完成するとコックピット以外はほとんど見えなくなると思います。
コックピットの拡大です。
計器盤はエッチングパーツです。
計器盤の前にある金色のものは、尻餅防止のオモリで、キットに付属しています。
ナビゲーター席の真下が機体前部に登場するクルーの出入り口です。
コッピットの床下の銀色の部分は爆撃手席への通路で、爆撃手はここを匍匐前進して爆撃手席へたどり着きます。
この通路の隣が前脚の格納庫です。
機長と副操縦士は真っ直ぐ上に登って前へ移動します。
通信士席と上部銃座のアップです。
下部銃座は軽量化のために撤去され、蓋がされています。
銃座の直ぐ後ろの下面の開口が機体後部のクルーの出入り口です。
この出入り口の直ぐ後ろにトイレがあり、更にその後ろに尾部銃座がありますが、ドゥーリットル隊では軽量化のために尾部銃座の機銃は撤去され、代わりに木の棒で作ったダミーの銃身が突き出ています。(映画「パールハーバー」ではモップの柄を使用していましたね。)
クルーの搭乗スペースが爆弾倉を挟んで機体前後に分かれているのはB-25、B-17、B-29など皆同じ構造です。
B-25は爆弾倉の上に見える隙間を匍匐前進して前後の行き来が可能ですが、実際には前部のクルーが飛行中にどうしてもトイレに行きたくなった時や、後部で何が重大な問題が起こった時くらいしか使わなかったようです。
B-17は爆弾倉の中に細い通路があり、行き来は楽そうです。
B-29は爆弾倉の上部に丸いトンネルがあり、やはり匍匐前進です。
暖房付与圧キャビンのB-29のクルーなら匍匐前進も可能でしょうが、与圧設備の無いB-25のクルーは酸素マスク、防弾チョッキ、防寒服、パラシュートという重装備ですから匍匐前進は相当大変だったと思います。
当然ですが、通信士席の正面の胴体左側には無線機があります。