自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

プラモデル製作のための資料をネットで収集する時の注意点

2013年08月15日 06時13分35秒 | プラモデルの資料

プラモデルの中でも「スケールモデル」を作る時には、やはり「実物がどうなのか」ということがとても気になると思います。

実物について詳しく知りたいという知識欲、感情移入、思い入れと、少しでも「らしさ」、「リアリティ」を出して本物に近付けたいという欲求など、色々な動機があると思います。

そういう時に役に立つのが、実物に関する様々な「情報」や「資料」です。

このような情報の入手手段として直ぐに思い浮かぶのは「本」です。
関東で言えば、「紀伊国屋」などの大きな書店で探してもらったり、ネットの「アマゾン」などで検索すると、そのものズバリの本が比較的簡単に見つかります。
しかし、こういう本は大抵非常に高額(数千円以上)で、キットより高くつくことも珍しくありません。
更に買ってみて、中身にガッカリすることもあります。

あまりお金を掛けられない私としましては、
先ずはネットで資料、情報を探します。

ネットで探してどうしても手に入らない場合は、本を探します。
自分の求める内容の本が、リーズナブルな値段で手に入れば買いますが、無ければ最終的には「諦め」ます。


最近はグーグルなどで機種名、形式名などを入力して検索すると、非常に沢山の情報を簡単に集めることができます。

しかし、ここで気を付けなければならないことがひとつあります。
大戦時代やそれ以前の物の「当時の記録写真」は良いのですが、現代になって撮影された「綺麗なカラー写真」についてです。

これらの写真は、いわゆる「レストア」されたものが多いので、当時のままのオリジナルな姿の物かどうか判らないということです。
(大戦時代やそれ以前の物で、現在までオリジナル状態を保っている物は、当然「稀」です。)

例えば飛行機で言えば、異なる型式のパーツを寄せ集めて1機をレストアしているような例もありますから、鵜呑みにはできないということです。
例えばメッサーシュミットのBf109であれば、E型の機体にF型のキャノピーが付いていたり・・・なんてこともある訳です。

また、こういうレストア物は映画の撮影に使われたりしたために、演出などのために実物ではありえないような状態になっているものもあるということです。
例えばB-17の「メンフィスベル」ですが、現在は本物を忠実にレストアしたものと、映画「メンフィスベル」の撮影用に多分G型から改造したものとがありますが、後者の場合は、本来のF型ではありえない仕様になっていますし、ノーズアートも映画用に派手なものに変わっていますので、これの写真は資料としては役に立ちません。
前者の実物を忠実にレストアしたものの写真は、ほぼオリジナル状態なので、資料として活用できます。

そういう意味では、「本」の場合は、そういう素性まで解説が付いていたりするので、信頼性は高いのですが、お値段も高いので、悩ましいですね。

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遊就館 ゼロ戦52型

2012年04月15日 05時22分09秒 | プラモデルの資料

お花見の道すがら、東京九段の靖国神社内にある遊就館に立ち寄り、1階に展示してあるゼロ戦52型の実物を見てきました。(遊就館の展示は1階と2階に分かれていますが、1階は無料で2階が有料です。 ゼロ戦は1階に展示されています。)

ある人から教えていただいたことによると、

このゼロ戦は三菱製の機体だそうです。(スピンナーや機体の色や塗り分けから判別できるそうです)
また、この機体は尾翼の記号から戦闘爆撃を主任務とする特設航空隊として開設された381海軍航空隊の所属の機体であることが判るそうです。
この部隊はセレベス島に進出後、戦局の悪化等から、戦闘爆撃の任務は殆んど無く、その他の戦果は挙げてますが、本土方面の戦力増強の為に帰還後、再度スマトラ島方面へ進出準備中に終戦を迎えてたそうです。

私はゼロ戦の実機を始めて観ましたが、思っていたよりも大きいことに少し驚きました。

そして「二十歳になるかどうかという若者がこれに乗って命がけで闘ったり、命を落としたりしたのか・・・」と思うと悲しい気持ちになりました。
やはり戦争はやってはいけないことと、改めて思いました。

機体自体は非常に綺麗に再現されていて、整備すれば飛べるんじゃないかと思ってしまいます。

外板の継ぎ目も突合せではなく、重なっていることも確認できました。

・・・ってことは、プラモデルの凹の筋彫りよりも、凸のモールドの方がむしろ正解ってことですね。

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重爆マニア垂涎の1冊

2009年09月10日 11時38分57秒 | プラモデルの資料

2ケ月近く前の話になりますが、書店で宝物のような本を見つけました。(こんなトピックスをアップし忘れてました)

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えい出版社というところから出版されている「空の要塞」という本です。

B-17、24、25、26、29、A-26、C-46、47(メインはB-17、24、25)の8機種の詳細で鮮明なカラー写真とスペック、解説、図解、図面が網羅された全125頁の本です。

写真は全て現存する機体のもので、当時の写真はありません。

感動モノなのは、B-17、24、25の3機種の(勿論実機の)DVDがついていることです。 音声は2chステレオですが、映像はハイビジョンで、たっぷり60分あります。

Photo_2

エンジンスタート(音が堪りません)、タキシング、離陸、水平飛行、機内の各部の様子、着陸、エンジン停止までの一部始終が高画質でバッチリ収められています。 特に飛行中の機内に聞こえるエンジン音は貴重です。 足りないのは機銃の発射音と実際の爆撃行程だけです。 (この部分は映画「メンフィスベル」で詳細に描かれてますのでOK)

これで2000円は安いです! 棺桶まで持って行きます。

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複葉機に関する資料

2009年04月19日 18時12分12秒 | プラモデルの資料

ライアンPT-20に関する資料をネットで探していたら、こんなHPを見つけました。

複葉機に関する写真がかなりの数掲載されています。

プラモの製作資料としても役立ちそうですよ。

http://www.airminded.net/

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