6月16日から2週間、仕事で中国の四川省成都と北京へ、各1週間づつ行ってきました。
今の時期、正直言って中国にはあまり行きたくなかったのですが、仕事なので仕方がありません。
2週間の出張のうち、成都で1日、北京で半日の観光もできましたので、せっかくですから仕事のことは抜きにして、中国の様子や観光のことなどを何回かに分けてレポートさせていただきます。
中国行きを計画されている方のご参考になれば幸いです。
1回目は、全体的な印象からお伝えします。
実はこの2都市には、15年ほど前にも仕事で来たことがありますが、まず、その変貌ぶり、発展振りに度肝を抜かされました。
空港、街、人々の全てが全く別の世界になっていました。
但し、自己主張がもの凄く強い国民気質には変化はないようです。
高層ビルやマンションが立ち並び、道路は全て拡げられ、綺麗に舗装され、高架の高速道路や地下鉄が張り巡らされ、溢れていた自転車はバイクに変わり、ボロボロの軽四輪は姿を消し、ベンツやBMWなどの中型以上の高級車が溢れていました。
(ポルシャやフェラーリなどの超高級車も珍しくありません!)
外資系の店や、お洒落な街もあちこちにできていて、東京と何ら変わりはありません。
街を歩く人々も皆、小奇麗でファッシナブル!
若い女性は、茶髪、綺麗なメイクやパーマ、胸の大きく開いた服や超ミニスカートが当たり前のようになっています。
特に成都の女性はスタイルの良い人が多いので、とても似合っていて、颯爽としています。
下の写真は北京で撮ったものです。
極一部に昔の面影を残す古い町並みが残ってはいるものの、街全体としては完全な別世界に生まれ変わっていました。
特に成都は地震からの復興と言うこともあって、北京以上の変貌と発展を遂げていました。
現地の人に聞いたところ、成都では市民の所得が15年で5倍になったそうです。
確かに、その分物価も上がっていて、15年前なら100元で豪華な中華料理が鱈腹食べられましたが、今では500元くらいは掛かります。
下の写真は成都で宿泊したホテルの部屋から見た街並みです。
(何となくモヤっているように見えるのは成都特有の天候のせいで、これは15年間変わっていません。 また、早朝に撮ったので車があまり走っていませんが、昼間は東京の都心以上に車が多いです。)
下は北京の街角です。 トロリーバスは健在です。
この日はPM2.5が少ない日です。
PM2.5で霞んでいます。
PM2.5が一番酷かった日はこんな感じです。(宿泊したホテルの12階の部屋から撮影)
視界は200mというところでしょうか。
良くも悪くも、日本が30~40年くらい掛けて経験したような変化が15年の間に起こっている感じです。