AFV→潜水艦と来たので、飛行機に戻ります。
今年のサークルのテーマが多発機なので、山のようなストックの中から久々の日本機「百式司偵」を選びました。
百式司偵と言っても、機首の20mm機関砲と上面に37mm機関砲を斜め上に向けて装備し、防空戦闘機としたⅢ型の乙+丙型タイプです。
20mm機関砲を機種に装備するため、段付きの機首に改造されています。
更に「タ弾」という、空対空ナパーム弾のような特殊な爆弾も搭載しました。
B-29の編隊の上に出て、これを投下すると編隊の中で何発かに分かれて炸裂するそうです。
15機だけしか作られなかったたそうですが、結構、戦果を挙げたようです。
キットはタミヤの1/48です。
いつも通り素組みを基本として進めます。
先ずは箱絵です。
背景にはB-29が描かれています。
この箱絵のマーキングで作ります。
パ-ツ群です。
パーツ数はやや少なめですが、ディテールは十分です。
大き目の翼端灯がクリアパーツになっていないのが残念です。
インスト、デカール、クリアパーツとキャノピーマスキングです。
では、製作開始です。
先ずはお約束通り、コックピットからです。
計器盤はキット付属のデカールを使用しました。
シートベルトはキットにデカールが付属していますが、立体感が無いので「紙創り工房」の日本陸軍機用シートベルトに塗装をして使用しました。
その他は素組みです。
操縦席は十分ですが、後部の射撃主席が寂しいです。
エンジンは出来が良いので素組みのままです。
写真はありませんが、ついでにプロペラとスピナーの塗装も済ませました。
主脚にはブレーキホースを追加しました。
また、オレオの部分にはハセガワのミラーシートを巻いて質感を出しました。
胴体左右を貼り合わせ、主翼を取り付けて、めでたく「十の字」になりました。
機内色を塗っておいたキャノピーを取り付けます。
今回はエデュアルドのキャノピーマスキングがあったので楽ができました。
カット精度は完璧です!
いよいよ基本塗装です。
塗料が吹き込んでは困るところをティッシュやマスキングテープで塞いでから、全体に1500番のサフを吹きます。
次にブラックでシャドウを細吹きします。(真っ直ぐ吹けずガタガタ・・・)
今回はマーキングはデカールは使わず、塗装にします。
最初に「白」の部分をマスキングしてから吹きます。
垂直尾翼の白帯のところは大凡の範囲に白を吹いておきます。
次に、白を残す部分をマスキングしてから赤を吹きます。
こんな感じになります。
垂直尾翼の赤い矢印?マークは大凡の範囲に赤を吹いてから、赤を残す部分にマスキングをします。
これでマーキングの塗装が終わったので、マーキング部分を全てマスキングし、機体色の塗装に備えます。
今週末はここまでです。
昨日の作り始めからここまで、正味1.5日くらいです。
キットの出来が良いので捗ります。