とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

追憶 ~大学までの道

2011年02月19日 | 横浜市神奈川区
  ふと思い立って夕方近くにおなじみ横浜の幸ヶ谷公園へ。ニャンコたちは元気でした(冒頭写真)。

  その後は“ポケットの小銭握りしめ”「みのかん」へ立ち寄り。品書きには「ほたるいか」の文字が。250円とは信じられないような値段と量で、しかもうまい。個人的にここのほたるいかが一番だと思ってます。

  そして例によって超安い勘定を払い、これまたふと思い立って東白楽へと向かいます。夜勤明けにアルコールが加わり、なんとはなしにまだ大学までの通学コースを覚えているだろうかと頭に上っただけ。

  てれてれ歩いて東神奈川駅へ。駅ビルができてから初めて来た気がします。案内板を見てチラッと中を覗くけど、今日は目ぼしいものはないので何も買わず後にします。

  東白楽まで来ていよいよ学校へと向かい出します。西へと歩を進め坂を上って高台へ。当時はここから“タイムショック”こと大観覧車が見えたのですが、今では高層ビルしか見えません。
  
  撮影地点 みなとみらい方向を望んで

  卒業後も地図調査で何度か訪れていることもあり、意外と覚えているものです。墓地の横を通って旧66系統が走った通りへ出れば大学は目の前です。無事にたどり着けました。

  

  正門から堂々と構内へ。すでに春休みのはずで、さすがに人影は疎らです。3号館でトイレを使い、通称マップホールで一休み。缶コーヒーを買おうとすると、どれも私鉄系ICカード対応でした。

  帰りは通用門を出て六角橋へ。ここもずいぶん久しぶりと思ったら3年以上足を運んでいませんでした。仲見世を通るとまだ18時前なのにシャッターが下りている店が多い。廃業もあるけど臨時休業が目につく。なにか行事でもあったっけ?

  かつて結婚記念日ごとに来ていた赤提灯の跡に小洒落た喫茶店ができたと話には聞いていたけれど、そこも昨年末で閉店したとの貼り紙が。表通りを歩かなかったとはいえ、独りでふらっと立ち寄れる店がずいぶん減ったように感じます。今日びの学生は赤提灯なんか入らないか。そして少ない店には馴染み客らしき面々でいっぱいだったり。そんなこんなで“もう一軒”はナシ。

  なんとなく寂しさだけを抱いて白楽から東横線で家路に。同期にも無沙汰だし、次は声をかけて飲みに来ようか。