2月11日(祝)
高岡市のお寺へ民謡アトラクションに行って来ました。
以前にもアトラクションで行ったことのあるお寺さんです。
お寺の音響はあまりにも貧弱なので持参して下さいとの事でしたので、一式をFITくんに積み込んで会場のお寺さんへ向かいます。
前回来た時も2月で雪が降っていた記憶がありますが、この日はポカポカ良い天気でした。
まず食事をして下さいとのことで、美味しい精進料理を十分にいただきました。
食事後は音響の設営です。
いつもkazahanaで演奏に行くときは、ワイヤレスマイク2本のみで簡単に済ませているのですが、民謡となるとそうはいきません。
ワイヤレス2本と、ワイヤードが4本、それにマイクスタンドも必要で、結構な荷物でした。
そんなに寒くない日でしたが、音響の設営中お寺の床が冷たくて、普段暖かい所にしかいないので如何に軟弱なのかと思い知らされました(笑)
この日のプログラムは以下の通り。
相変わらずの何でも屋の加代です。
・花笠音頭・・・笛
・こきりこ節・・・尺八
・帆柱起し祝い唄・・・笛
・麦や節・・・尺八
・しげさ節・・・尺八
・弥栄節・・・三味線
・福光めでた・・・三味線
・日本一の数え歌・・・津軽三味線
・越中おわら節・・・尺八
でした。
たかが数十分のアトラクションでしたが、準備から後始末まで実に大変なのですよ。
簡単に三味線もお願い、胡弓もお願い、音響も持ってきてね、などと言われることが多々ありますが、はいはいってすぐに準備できるものではありません。
まずは前日か当日の朝に、三味線や胡弓の糸を付け替えたりずらして送ったりして、演奏中に糸が切れたりしないようにチェックします。
続いて、当日のプログラムを一通り弾いてウォーミングアップをします。
特に津軽三味線の場合は、ウォーミングアップ無しで本番に臨むとボロボロになることがあるので、しっかりウォーミングアップして指が回るようにしておきます。
会場によっては、音を出せないような所もあるので、そんな時にいきなり本番でも大丈夫なようにしておきます。
三味線はいつもケースにしまうときに糸を緩めてありますが、本番当日その日のプログラムの調子に合わせてからケースにしまいます。
音響も、その日の規模に合わせてマイクの数、マイクスタンドの数、ケーブルの本数等を考えて準備します。ワイヤレスマイクの電池が大丈夫かなどもしっかりチェックします。
加えてうろ覚えの曲の楽譜を探して用意したり、衣装もしっかりチェックしてバッグに入れて、、、と実に大変なのです。
なので、私の場合は上記の作業をできるだけ前の日の晩に準備しておきます。
それでもたまに忘れ物があったりするので困ったものです。
と、ブツブツ爺の独り言を書いてみました。