三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

昨夜はリハーサル

2009年02月25日 01時52分26秒 | 民謡・尺八・笛

昨夜はこの3月1日に行われる、砺波の「民遊会」発表会に向けての最終リハーサルでした。

近所でお暇な方はぜひどうぞ。





私の出番は以下の通りです・・・ほぼ出っぱなしです(笑)
順番にに書きます。

1.よさこい鳴子おどり(オーブニング)
2.真室川音頭
3.白浜音頭
4.福光めでた
5.北海鱈つり唄
6.シャンシャン馬道中唄
7.外山節
8.尾鷲節
9.祝い目出度
10.鰺ヶ沢甚句甚句
11.足利音頭
12.山鹿よへほ節
13.津軽小原節
14.鹿児島浜節
15.山中節
16.関の五本松
17.秋田人形甚句
18.江差馬子唄
19.米節
20.秋田船方節
21.新相馬節
22.安里屋ユンタ
23.九十九里大漁木遣り唄
24.道南口説
25.女塚
26.磯原節
27.南部磯節
28.りんご節
29.津軽あいや節
30.会津磐梯山
31.喜代節
32.日光和楽踊り
33.菅笠節
34.帆柱起こし祝い唄
35.麦屋節
36.津軽願人節
37.江差追分
38.越中おわら節
39.こきりこ節
40.関の鯛つり唄
以上が尺八。

41.津軽六段
42.津軽じょんから中節曲弾き

以上が津軽三味線です。

はっきり言ってほとんど全部です。
休憩できるのはゲストの方の4曲だけでした。

昨日のリハーサルでは4時間近く尺八を吹きっぱなしで、そのあとに津軽三味線を2曲合わせたのですが、情けないことに左手の指が尺八用に固まってしまっていて上手く動きませんでした。
本番はそのようなことがないように、指のストレッチもしながら三味線の出番に備えないといけないです。

悲しいことになぜか私だけが超ハードスケジュールなのです。
この発表会が済んだらちょっとは気持ちが楽になるかも知れません。

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お寺でライブ

2009年02月25日 01時48分50秒 | 津軽三味線

22日の日曜日は、地元氷見のお寺で津軽三味線ライブでした。

師匠のお伴の仕事だったのですが、実は私は午前中他のイベントのリハーサルがあったので、ちょっと間に合わないと思い弟子1号に代理出演を依頼していたのでした。
午前のリハが割とスムーズに進行して早めに終わったので、速攻で氷見まで帰ってきてとりあえずこのお寺をのぞいてみました。
師匠以下4名がスタンバイしていましたが本番まで1時間くらいあるので「おまえも参加しろ!」との師匠の一言・・・・・。

この寺から自宅まで5分ほどの至近距離だったので、大急ぎで自宅へ戻り衣装を準備して三味線と尺八を持って寺に戻りました。

地元富山では虚無僧の寺として有名な高岡市「国泰寺」の直系のお寺でして、なんと読経に尺八が入るのです。3人の僧侶が2尺管の尺八をずっと30分程吹き続けていました。大変貴重で珍しい読経を拝聴させていただき感激しました。

さて、読経が終わった後に私たちのライブです。
飛び入りの私も含めて5人による津軽六段の合奏で開演です。
続いて花笠音頭~外山節~ソーラン節~真室川音頭のメドレー、ここでは私は尺八担当でした。

その後、津軽三味線曲弾きバトル、津軽あいや節と続き、再び尺八に持ち替えて麦屋節~こきりこ節~越中おわらの富山県民謡メドレーを息絶え絶えになんとかこなして、最後は津軽じょんから節合奏曲で終演でした。

実は飛び入りでギャラも無いのに(他の4人はしっかりギャラがあったようです・・・)、良いように使われてしまったのですが、実に気持ちの良いライブでした。
やっぱり観客がしっかり聞いてくれて後からいろいろと声を掛けていただけるのが一番ですね。宴会の余興なんかはギャラはいただけるかもしれませんが、やり甲斐があまり無いです・・・・。


午前中のリハではストレス溜まりまくりだったので、ちょっとストレスの発散になったかもしれません。
ストレスって何かって・・・・いろいろありすぎて困ります・・・・・。
実は尺八での参加のリハだったのですが、どうも尺八ってのはあまりにも軽く見られてますね。そのくせ何でもすぐに合わせて吹けるだろうってな感覚しか無いようだし、困ったものです・・・・。

事前に曲目だけ知らされていて、調子(高さ)はわからなかったのですが、リハに行ってびっくり。秋田小原節と武田節が、男の人の唄で1本(2尺3寸)だって言われて、頭を抱えました(私は長い方は2尺1寸管までしか持ってません)。
そんなに長い尺八常備してる人ってプロでもなかなかいないだろうし、裏吹き(5度短い尺八で変換して吹く)を頭の中で変換してすぐに吹ける人なんてプロ中のプロでないと無理でしょう。
それでも何とか5度短い8寸管で音を探りながら吹いてはきましたが、しっかり楽譜に書いて練習しないとダメですね。本番まで2週間、悩ましい日々が続きます。事前に調子(高さ)も言ってもらわないと困りますっっっっ!!!!

もう一つ、伊予万才をやる言われていたので、藤本の三味線譜やNHK-FMから録音したライブラリーなどを参考に尺八譜を書いて万全を期してリハに行ったのに、全く違った節で唄われるもので、付いていけませんでした。
おそらく誰かの音源を元に練習されたのだと思いますが、そうならそうでその音源をあらかじめ下さいよ! そうでないのなら藤本の譜に出来るだけ忠実に唄って下さいよ!!!と心の中で文句を言ってみても始まりません。仕方なくレコーダーで録音して帰ってきました。本番までにしっかり手直ししないといけません・・・・・。
三味線と唄だけしか知らない人ってのは、尺八吹きの苦悩ってのをもっと解って欲しいと思います。

毎度の口直し画像です。



一見親子のようですが、実は赤の他人です。
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笛・尺八工房見学

2009年02月06日 02時21分29秒 | 民謡・尺八・笛
昨年秋に、急に1尺5寸と1尺4寸の尺八が必要になって、あまり使わない短い尺八なので竹のしっかりした物でなくて木管(木の尺八)で良いだろうと思い、行きつけの邦楽器屋さんで買い求めました。
そのときにはじめて、地元にこんなしっかりとした楽器屋さんがあるということを知りました。木管の尺八や笛を専門に製作している楽器屋さんです。

http://www.kochyo.co.jp/index.html


あまり出番のない短い管なのでそのまま使っていたのですが、7孔改造をしたほうが使いやすいので、近くと言うこともあり直接会社まで持って行って穴あけ改造をしてもらうことにしました。(注:普通尺八は5孔なのですが、民謡や現代曲で使う場合は2つ補助孔をあけて7孔にしたほうが非常に使い勝手がよいのです)

午前中に電話をして午後から出かけました。自宅からは車で約40分です。
とりあえず尺八を預けて世間話しでもしてすぐ帰ろうかと思っていたのですが、今すぐやってあげるから1~2時間待っていなさいと言われました。
その間社長の案内で工場の中をあちこち見学させていただいて、いろんな話を聞かせていただきました。

工場には、原木から寸取りしたもの、丸く切り取ったもの、中をくりぬいたもの、穴あけして塗装待ちのものなど、行程順にたくさんの半完成品が山になっていて、良い経験をさせていただきました。
1時間ほどで塗装もおわって改造が終了、これで明後日の弾き初め会、3月の発表会も万全です。

矢印の所が今回改造してもらったところです。
孔をあけたら、そこに漆を二度塗りするのだそうです。

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今年も全国大会に向けて・・・

2009年02月01日 02時34分24秒 | 津軽三味線

今年もゴールデンウィークは津軽詣をします。

昨年は弘前大会と金木大会をはしごしましたが、このために5日間も家を留守にしてしまって大ひんしゅくだったので、今年は金木にしぼってエントリーすることにしました。
ウチの一門のセレクトメンバー数名で金木大会の団体戦にも出るらしいので、頑張らなくてはいけません。

弘前大会は各部門共に今年から予選が無くなって一発勝負になったようで、出たいなぁという誘惑はありますが、また5日間も留守にすると家に入れてもらえないような気がするので、今年は5月4日~6日の3日間の予定で行こうと思います。
師匠は青森大会にも出るらしくて、私は別行動で1人寂しく車で行きますので、ご希望の方がいらっしゃるようでしたら乗せていってあげますよ(笑)

今年から九州大会も開催されるようで、津軽三味線コンテストも乱立ですね。
北陸大会もやろうという動きがあるようですが、やはり本場の大会に行かないとね。
津軽の空気に触れて、地元のオッちゃん達の私設評論家の前で弾かないといけません。

今月から毎月発表会とかが続いて尺八での出番ばっかりなのですが、しっかりと津軽三味線の練習もしなければ・・・・と思っています。
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師匠のその後

2009年02月01日 02時33分18秒 | 民謡・尺八・笛
昨年10月に脚立から転落して入院していた私の尺八の師匠ですが、順調に快復して昨年末に退院されました。
退院されてから約1ヶ月、昨日門下生4人揃って師匠の様子を見に自宅へお伺いしてきました。

体力は驚異的に快復しておられて平気で家の中を歩いておられますが、言葉が少し不自由で思ったことをそのまま喋ることができないというもどかしさがかなりあるようです。まぁ、少しずつ良くなっていくだろうと思いますが、ちょっと時間がかかりそうです。

昨日は皆さん新年初顔合わせだったので、最後に7~8曲尺八合奏をしました。
師匠も吹かれたのですが、あれだけ何でもペラペラと吹かれた方が、なかなか思うように音が出ないし指も回らないようでかなり苦労しておられました。
これも時間が解決してくれることを期待したいと思います。

例年3月に行っていた「おさらい会」ですが、今年も継続して行うことになりました。師匠には演奏はしなくて良いので現場監督でずっと客席で見ていてもらうことになりました。しかし事前の準備は結構大変な作業になります。。
私的にはあちこちの会へ尺八のお手伝いもに行かないといけないし、ハードスケジュールは当分続きそうです。
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スネイクウッド

2009年02月01日 02時31分11秒 | 津軽三味線
数年前から地元の邦楽器やさんに、スネイクウッドの津軽三味線がないものか、中古でも良いから捜してくれとお願いしていたのですが、昨年秋にスネイクウッドの原木を手に入れたという連絡を受けました。
さっそく原木を見せていただいて、オーダーメイドの津軽三味線を作ってもらうことにして、昨日ようやく完成して私の手元に届きました。

スネイクウッドは、以前はギターのネックなどにも使われていました。また10年ほど前に紅屋さんの三味線がこの木を使って雑誌の広告にもなったりもしていました。しかし最近はなかなか原木自体が入手できないのだそうです。
加えて保存方法がデリケートだとかで、最近はほとんど使われていないそうです。

こんな変わった木の三味線が何故欲しくなったか、それは異常に硬くてなかなか減らないと言うのが理由です。ギターのネックに使われているのも同様の理由です。
私の場合毎日弾いている時間が結構長くて、普通の紅木の三味線ではすぐに棹が減ってしまい(棹べり)音が変になってくるので、定期的に上刃通し(棹を薄く削って凸凹をなくする)に出さなくてはいけません。
そこで、出来るだけ硬い紅木か若しくはスネイクウッドの三味線がぜひとも欲しかったわけです。

とんでもない値段になるのかと思いきや、結構リーズナブルな値段でほっと胸をなで下ろしています。

色が薄いので一見花梨の安い三味線に見えますが、近づいてみるとこの木の名前通り蛇のウロコのような細かい模様があります。






音はというと、さすがに硬い木なので、歯切れの良いかなり硬めの音がします。
音がはっきりしすぎているので、間違いもはっきりわかります(笑)
これで棹が減るなんて事を考えずに思いっきり弾けます。
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適当に合わせて吹けってさ・・・・

2009年02月01日 02時28分48秒 | 民謡・尺八・笛
昨年末から、地元というか同じ町内にある民謡会に尺八で参加しています。
三味線はそこそこ弾かれる方がいらっしゃいますので、そこは遠慮して尺八での参加になっています。

昨日は今年初の練習日だったのですが、あまりのいい加減さにかなりいらいらしています。
実は来週水曜日に、某老人施設の慰問演奏に行く事になっているのですが、その時に演奏する曲が全く決まっていなくて、結局決まったのが練習の終わる頃だったのです。

他の会員の皆さんは、普段から練習されているから良いのかもしれませんが、私は昨年末から参加して昨日が3回目の練習日だったのです。
来週の慰問に向けて最後の練習日だったのですが、結局ぶっつけ本番のような感じでやらなくてはいけなくなってしまいました。

ところが、曲が決まったのは良いけど、私が過去1度しか聞いたことがない曲が2曲、今までにほとんど吹いたことのない尺八伴奏の曲が1曲、、、、、、
どうすんねん!!!
先輩方にお伺いを立てたところ、「適当に唄に会わせて吹けば良いだろう・・・・・」と言われました。
あまりにも無責任でいい加減すぎませんかぁ!!!!

ムカムカしましたが若手が(50歳過ぎても民謡界では若手なんですぅぅぅ)文句言っても覆るわけではないし、悔しいので来週水曜日の本番までに上記の3曲を耳コピーして、しっかり吹いてやろうと思います!!!!ふんっっっ!!!

何だか自分がいい加減な人間なのに、他人から適当ないい加減な事を言われるとすごくむかつくんです、まだまだ人間ができてないんですねぇ。

またまた口直しにウチのネコちゃんの画像でもどうぞ。
6匹いる中でも、唯一「自分はネコではない!」と思っているらしい「あず」です。






実は非常に不細工な顔立ちなのですが、不思議と写真写りは良いんです。
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今年も全開モード!

2009年02月01日 02時24分18秒 | 津軽三味線

新年早々、本業は閑古鳥なのに、困ったことに趣味のほうは全開モードです。

まず、1月9日に、津軽三味線の師匠の師匠、木田貫松栄先生の所へ行ってきました。
名取りになる試験のようなものですが、人格が適正かどうかの面接試験のような感じでした。
午前中ずっと貫松栄先生の話を聞かされて、そのあと何曲か合奏と唄づけをさせてもらって、昼食のラーメンをご馳走になって帰ってきました。
ご自宅に簡単なステージがあって、その奥に仏壇があり、まず最初に仏壇におまいりをしました。貫松栄先生が大師匠木田林松栄師の遺影にに「また1人立派なお弟子さんがいらっしゃいましたよ・・・」と語りかけられると、瞬時に回りの空気が張りつめたような気がしました。
貫松栄先生は木田林松栄師の一番弟子でして、いろいろと昔の貴重なお話しを聞くことが出来て、大変有意義な時をす越すことが出来ました。
近いうちに名前を頂けるようです。

12日には富山オーバードホールで行われた、新春民謡フェスティバルに参加しました。
そうそう、尺八です。曲は「三条凧ばやし」、「隠岐祝い音頭」、「越中おわら」でした。
たかが3曲なのですが、どうも去年から大きな舞台で緊張しすぎて突然音が出なくなるというのがトラウマになっていて、今回も同様の結果でした。
出だしは順調なのですが、2題目か3題目になると突然音がカスカスになって出なくなってしまうのです。原因は極度の緊張で口の中がカラカラに乾いてしまうことです。
津軽三味線なら何百人の前で弾いても平気になってきましたが、まだまだ尺八はダメですね・・・・今後の大いなる課題です。
津軽三味線も初めは手に汗をかいて左手滑らないし、右手はバチが滑るし、頭はパニックになって何をやっているかわからないような状態でしたが、場数を踏むことで、なんとか克服して今では平常心で弾けるようになりました。
尺八もどんどん場数を踏めば克服できるのではないかと思っています。ま、その間お客さんには辛抱してもらうより仕方がありませんが・・・・。

2月、3月、4月と大きな発表会が続きます。
特に3月の発表会は1人で40数曲吹かなくてはなりません。当然津軽三味線も2曲ほど弾かなくてはならないし、大変なプレッシャーがかかっています。
加えてゲストの先生の江差追分を吹かなくてはならないので、数日前から江差追分を聞き込んでいます。かなり気が重いです・・・・今さら曲の変更を言うわけにいかないし何とかしなくては・・・・と思っています。

ちょっと気休めにわが家ひとり息子??にゃんたの写真です。





去勢手術をしてからちょっとニューハーフっぽくなってしまいました。
名前を「はるな愛」からいただいて、「愛」にしようかと冗談で思っています(爆)

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