三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

健康ランド

2011年05月31日 00時21分38秒 | 津軽三味線

考えてみると土曜日から3連チャンでした(^^ゞ

昨日の月曜日は高岡市内の健康ランドへ、某ひまわり一座の助っ人で行ってきました。
全然「某」じゃぁないですね(^^ゞ
年に数回、頭数の足らないときに誘われるのです・・・

皆さんの踊りや演芸の合間に、じょんから節とよされ節の曲弾きをさせていただきました。
それに本邦初公開、万次郎兄キの津軽願人節の伴奏もさせていただきました。


それにしてもこの健康ランドのステージはいつ来ても暑いのです。
昨日もまるでサウナにでも入ったような状態で、着物の背中まで汗が滲んでいました。
着物は化繊なので、そのまま洗濯機へ直行で、楽なものです。

演芸ステージ終了後、食事をいただいて、風呂に浸かってから帰ってきました。
平日の昼にこんな悠長な事をしていると、本業が遅れて大変です。


これにて3連チャンは終了ですが、今日1日だけオフで、翌6月1日は、富山市の山王祭のステージで演奏しなくてはなりません。
19時から30分間、大和横のグランドプラザで演奏します。
お暇な方はどうぞ。

ちなみに、その昔活動していたユニット宛に依頼が来たのですが、相方が活動中止状態なのです。
仕方なく師匠に助っ人をお願いして、津軽三味線4人+唄1人で出ます。
お楽しみに。

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チャリティー民謡ライブ

2011年05月30日 00時51分01秒 | 民謡・尺八・笛

昨日は砺波市内で、東日本大震災チャリティーの民謡ライブ。
2時間で計23曲のステージ、うち21曲に出演してきました。
尺八・笛が20曲、津軽三味線の曲弾き1曲です。
今回は皆さんよくご存じの曲ですべて暗譜している曲だったので、特に譜面は必要なく楽ちんでした。


いつものことなのですが、三味線の音がなかな合わないのでイライラがたまるライブでした。
尺八をチューナーだと思っている人ほど、調弦に時間がかかるのは何か法則でもあるのでしょうか・・・(笑)
高い調子だと、下がるのがあたりまえみたいな顔で弾いていらっしゃいます。
ひとり弾きではないのだから、きちんと修正すればいいだろうに・・・・
最もそれ以前に、曲中に音が下がらないような調弦をしなければ、下がるのはあたり前の話です。


民謡の本籍があるほうの会では、三味線の調弦に少しずつチューナーを使う方向に向いていて、尺八吹きとしては大変有り難いことです。
ステージに上がる前にチューナーで合わせてもらうと、ほぼ100%尺八・笛とピッチが合います。ステージ上での微調整もほとんど必要ありません。

私たち尺八吹きは、日々楽器の癖を把握しつつ、いかにa=442Hzに近づけるかという努力をしているので、442Hzで合わせてもらうと非常にやりやすいのです。
でも昔気質の人にこんな事を言っても、聞く耳持たない人が多くて、困ったものです。


以前某所のボランティア演奏に行ったときに、私たちの前の団体が結構年配の方達で、越中おわらを演奏されたのです。
この団体の三味線、胡弓の方はきちんとチューナーで調弦されていました。
70歳前後の方達でしたが、頭が下がる思いでした。


何だか体力的に疲れたと言うよりも、精神的にぐったり疲れた一日でした。
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民家でライブ

2011年05月28日 23時27分57秒 | 津軽三味線
今日は師匠のお伴で、二人で高岡市内のギャラリーへ。
たまにはまじめに師匠のお伴もしておかないとね。

ギャラリーとは言っても普通の民家の広めのリビングを開放しているものです。
このギャラリーがなかなか音響効果が良くて、ノーマイクで気持ちよく演奏してきました。






奥の窓のところで演奏してきました。
相変わらず助手不在で、演奏後お客さんが帰られた後に撮影してきました(^^ゞ


お客さんは超満員の30人ほど。
蒸し暑い日だったのに、このスペースに30人以上も入るとそれはもう大変。
サウナにでも入っているような状態でした。

曲目は、

・六段合奏
・竹山流旧節合奏
・津軽あいや節(師匠の唄、私は三味線)
・津軽音頭(師匠)
・じょんから曲弾き~バトル
・津軽よされ節(師匠)
・津軽山唄(師匠の唄、私は尺八)
・津軽じょんから節中節(師匠の唄、私は三味線)
・津軽じょんから節新節合奏曲
・アンコールは師匠の竹山流新節独奏

というメニューで、1時間20分のステージでした。
至近距離で津軽三味線を聞くことが出来て、主催者の夫婦、お客さんも大変感動しておられたようです。

写真は撮れなかったのですが、音は録って来たので、ホームページにアップしました。
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ダブルヘッダー

2011年05月23日 13時54分18秒 | 民謡・尺八・笛
昨日は久々のイベントダブルヘッダー。

日中は高岡市内で、某踊りの会発表会のゲスト。
尺八と笛を3曲。
・こきりこ節
・正調博多節~米節入り
・武田節

夜は、和倉温泉の某旅館で民謡アトラクション。
こちらも尺八と笛で6曲。
・麦屋節
・こきりこ節
・といちんさ
・福光めでた
・帆柱起こし祝い唄
・越中おわら節


とにかく待ち時間と移動時間が長いので疲れました。
これでこの日は終わり。
ヘロヘロになって帰宅した時には日付が変わっていました。

と言うわけで、これも久々に全く三味線を触ることの無い一日でした。

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古酒

2011年05月22日 00時00分56秒 | 

数年前にお知り合いの富山市の酒屋さんでゲットした古酒。
滑川市の千代鶴酒造の「古代神」。
当時で15年物でしたが、わが家に来てから5年間冷蔵庫で眠り続けたので、なんと20年物の古酒です。








とうとう開封しましたよ。








琥珀色というか、オレンジ色に近いきれいなお酒は、まるで異次元の世界に迷い込んだかのような味わいです。
とろっとした感覚は、日本酒ではありません。
凄い宝物でも見つけたような感覚です。
あまりの感動に、近所の友人にもお裾分けしました。


あらためて、当時の酒屋さんのブログを読み直してみました。


こちら


20年前というと、私がちょうど民謡を始めた時期です。
このお酒はその間ずっと眠り続けていたのですね。
何だか良い夢でも見られそうな気がします。

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ちょっと嬉しかったこと2題。

2011年05月17日 01時10分49秒 | 津軽三味線
全国大会でのちょっと嬉しかった話を二つ。


弘前大会で、自分の演奏が終わってステージ袖に戻ってきたら、スタッフのおじちゃんが「いい三味線ひぐなぁ~」って話しかけてこられました。
入賞したのは当然嬉しいのですが、何故かおっちゃんのこの一言のほうがすごく嬉しかったです。


金木大会は、トーナメント制のA級ができてからというもの、B級のレベルが異常に高くなって、熟年の部予備軍程度では全然歯が立たないので、もう来年からは弘前一本に絞って行こうかと考えたりしていました。
ところが昨日、津軽三味線友の会の会報が送られてきて、封筒の裏に大條先生の筆跡でこんな事が書いてありました。





ってことは、もう一息だったということでしょうか。
金木への意欲が消えかけていた時に、良い励みになりました。
単純な私は来年もよされで頑張ろう、と思ったのでありました。

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きのうはリハーサル。

2011年05月16日 14時43分44秒 | 民謡・尺八・笛

昨日の日曜日は、来月行われるおさらい会のリハーサルで一日が終わりました。

何故か私は民謡では3重国籍でして、
津軽三味線は、木田流・貫松栄会(木田貫松栄先生が主宰)が本籍。
尺八は、米谷流・竹友会(米谷威和久先生が主宰)が本籍。
そして、西物の民謡・三味線は、昨日リハーサルがあった、佐藤松子流・博義会に属しています。

今回のおさらい会では、当然会員でもありますが、尺八は協力出演、津軽三味線は特別出演というややこしい立場です。





それはさておいて、10時スタートのリハーサルでしたが、例によってフル出場。
お休みの曲は1曲もありませんでした。
尺八を吹いているか、津軽三味線を弾いているか、唄っているかです。
こういうスタンスも最近は慣れてきて、あまり苦にもならなくなってきました。
でも疲れます。

今回尺八は師匠と一緒に吹くので、楽といったら楽なのですが、いろいろと注文が多くて神経使います。
音のピッチが高いと良く言われるのですが、自分ではそんなに大はずれしているようには思わないのですよ・・・・。
かえって、管によっては若干低い音があったりするので、結構カリ気味に吹いたりすることがあるのですが、師匠からは「チ」が高い、「ツ」が高い等々・・・としょっちゅう言われます。
おそらく生前の米谷威和男師に、ピッチの事を結構厳しく言われていたのでしょうね。

60曲もあると、笛を吹きたい衝動に駆られる曲もたくさんあるのですが、笛は師匠から習っていなくて独学なので、師匠の前で吹くわけにはいきません。
以前、他の先生から笛を吹いてくれと言われて吹いたことがありますが、結構しつこくピッチが違うと言われたもので、それ以来絶対に師匠の前では吹かないようにしています。
笛の場合も尺八の場合も、チューナーで確認してその管の癖を把握して修正しているつもりですが・・・・


本番は、来月12日。
近くの方でお暇な方は是非どうぞ。


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パソコン入れ換え。

2011年05月15日 00時26分49秒 | しょーもない徒然日記
先月の末にパソコンを入れ換えました。


しばらく前の日記でパソコンの動作不良の事を書きましたが、
パソコンに詳しい人に聞いても、ある日突然動かなくなることは無いだろうけど、そろそろ買い換えを考え方が良いね、という意見が多かったので、入れ換えすることになりました。

ちょうどタイミング良く、私の住んでいる片田舎にも光回線が敷設されることになったので、ついでに今までのCATV回線から、光に乗り換えることに。
従来の電話回線も整理して、番号が3回線あったのを2回線に減らしました。

パソコンはHEWLETT-PACKARDのCore2 Duo 3GHz、 2GBRAMです。
8年ぶりの新しいパソコンなで、まるで処理スピードが違うのでビックリです。
私のように音源の加工・処理や、せいぜいで画像の加工ぐらいしかしない者にとってはこれで十二分、おつりが来ます。


さて先月末はというと、おさらい会があったり、GWの全国大会があったりと、大変忙しい真っ最中なのでした。
暇を見ながらHDDの移し替えも、順調に行っていたのですが、ホームページビルダーのお引っ越しで躓いてしまい、すったもんだの大格闘をしました。

旧パソコンからデータをエクスポートして、新パソコンにインポートしたらそのまま設定も移行されると思いきや、サーバーのバスワードをもう一度入力しなくてはならないハメに。
そんなもん、7~8年前に最初に設定したきりで、どこにあるかわかりません。
自分の過去のメールの中から何とか探し出しましたが、肝心のバイク仲間のHPのパスワードが見つかりません。

丸一日探し回って、ようやくかーちゃんの昔のパソコンのメールの中にありました。
そう言えば、当時は1つのメールアドレスで1つのホームページスペースしか借りることが出来なかったので、かーちゃんのアドレスで申し込みしたことをふと思い出したのでした・・・やれやれ。
なんせ、自分のHPスペースを3つ、バイク仲間のHPを1つ管理しているので、大変でした(^^ゞ)
大切なパスワードはしっかりと把握しておかなくてはいけませんね。


あとは、回線変更に伴い変わったメールアドレスです。
あちこちのサイトに登録してある、メールアドレスを変更しなくてはなりません。。
優先度の高いものから順に設定変更をしていますが、これが又大変ですというか面倒です。
各サイトによって、登録情報の変更の仕方はさまざまで、全く統一性がありません。
どうでも良いところはそのまま自然消滅ても良いのですが、サポートをしっかりして欲しいところや、お金の絡むところを最優先にして、毎日2~3箇所ずつ変更をしていますが、全く時間の無駄です。
セキュリティの関係もあって、簡単にはできないのでしょうけど、面倒すぎです。
旧アドレスは今月末まで有効なので、時間に余裕はあるのですが・・・・。


前のパソコンで動画の処理をしようとすると、あまりにも動作が重すぎて時間ばかりかかってしんどかったのですが、新しいパソコンはサクサク動くので、動画の処理編集もやってみたくなりました。
ビデオカメラで撮った動画はHDDに保存したままでしたが、編集してHPにアップしてみようかと思います。乞うご期待。
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全国大会雑感

2011年05月14日 05時13分22秒 | 津軽三味線
青二才の私ごときが偉そうなことを言える立場ではありませんが、最近の全国大会を観戦していて、気になることがいくつかあります。


まず1番目、ステージに入るとき、退出するときの挨拶のない人がいます。
さすがに自分の順番が来て椅子に座るときの挨拶の無い人はほとんどいませんが、ステージの出入りの際の挨拶もしっかりして欲しいです。


次に、演奏の姿勢です。
とにかく手元を凝視して、ほとんど正面を向かない人がなんと多いことか。
ウチの教室は勘所マーク禁止で、手元を見ても仕方ないのであまり手元を見る人はいませんが、感心できることではありません。
チラ見くらいなら許せますが、顔が完全に横を向いていてはねぇ・・・・・
いくら演奏が素晴らしくても、いったい誰の方を向いて弾いてるのですかと聞きたくなります。


もう一つ姿勢で、こんな事を言うと性差別だとか言われそうですが、、、
女性で、だらしなく足を開いて弾く人が、これまた何と多いことか。
中には男性と同様に大股開きで弾く人も見受けられます。
弘前も金木も、優勝者はきちっと膝を揃えて演奏されていました・・・かっこいい!
こういうところもしっかりと見習って欲しいと思うのは私だけでしょうか。
私のようなおっさんでも、夏祭りなんかで浴衣で津軽三味線を弾くときはしっかりと膝を揃えて弾きますよ・・・あんまり関係ないか・・・・(^^ゞ)


次にこれは声を大にして言いたいのですが、商品名セリートとも言われる棹拭きの布、あれは雑巾とも同じレベルのものです。
セリートを膝の上に置いたまま演奏する人が多々見られます。
お客さんに雑巾を見せているようなもの、絶対にやめて欲しいです。
椅子に座ったら尻の後に隠して、客席からは見えないようにするのがマナーです。
長唄などをされる人から見ると、耐えられない行為なのだそうです。
だから津軽三味線は・・・・と言われる一因でもあるそうです・・・・(^^ゞ)


もうひとつ。
天神キャップ(カバー)を付けたまま演奏される人も結構いらっしゃいます。
あくまでも天神キャップというのは、普段の練習や持ち運びの際に天神を保護するためのもので、人前で演奏するときははずすのがマナーです。
正式な場で帽子をかぶったまま演奏したり、スピーチをしたりってのは失礼ですよね、それと同じ事です。


このような事項も採点の基準に加えてもらえれば、マナーが向上するかもしれませんね。
おいそれと大声で言えるような事でもないので、こっそりと自分のブログに書いてみました・・・・チャンチャン。

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今年の津軽遠征顛末

2011年05月12日 01時35分57秒 | 津軽三味線

今年も津軽三味線全国大会ツアーに行ってきました。


6日早朝に帰ってきてからとっとと顛末を書こうと思っていたのですが、先日のおさらい会の後始末なんかもあってなかなか余裕がなくて、既に一週間が過ぎてしまいました。

しばらく前のブログにも書いたと思いますが、バカな私はホテルの予約をこってり忘れていて、はっと思い出してネットで調べたときには既に弘前・五所川原界隈のビジネスホテルは満室状態でした。
仕方なく、辛うじて空いていた青森中央インターのルートインに予約をしました。まぁここなら弘前に行くにも金木に行くにも、インターがすぐそこなので、便利かなと思ったのです。
朝食が付いて税込み5700円なら、そこそこ安いし良しとしておくことにしました。


5月1日の夜中に慌ただしく自宅を出発しました。
なんせ、しばらく家を空けるために直前まで本業の仕事を片づけていたのです。
青森への道中、まる1日三味線を弾けないので、最終のチェックを兼ねて1時間ほど三味線を弾いてから出発しました。

磐越道から東北道で高速道路をつなぐルートもあるのですが、高速道路大嫌いな私は、今年も日本海側を北上するルートです。
酒田を過ぎたあたりで空が白んできて急に眠気が襲ってきたので、象潟の道の駅で4時間ほど爆睡しました。

青森のビジホには予定どおり午後3時過ぎに到着。
ちょっと早いかなと思いましたが、チェックイン出来たので、そのまま三味線と荷物を部屋に置いて、青森大会の前夜祭へ向かいます。

青森大会前夜祭ということで、超豪華な顔ぶれのステージで、それも入場無料だというのに、観客はまばら。
これだけの顔ぶれが揃うこと自体難しいと思うのですが・・・・、とにかく私は大感激でした。
ちなみにどんな顔ぶれだったかというと、↓の通りです。





さて、3日は青森に宿泊しているのに、青森大会ではなく弘前大会へ向かいます。
弘前城周辺は桜祭りまっただ中で、早朝から道が大渋滞になるので、事前に良い迂回路はないものかとルートを研究していきました。
その成果で、全く渋滞に遭うこともなくスムーズに弘前市民会館へ到着。

私はシニアの33番。
毎年シニアはほぼ真ん中あたりで、一旦昼休みの休憩に入ります。
上手いこと順番が並べられていて、だいたい午前がノーシード、午後がシードされた強豪選手となっています。
去年までは午前のノーシードのほうだったのですが、今年は強豪がひしめく午後のほうに入れられていました。

何だか気合いが空回りして、いきなり音をすかすし、ツボは何度もはずすしボロボロの演奏だったので、ガックリきてずっと客席でC級戦、B級戦と観戦していました。
ふらふらとロビーへ行ってみると、なんと5位に入賞しているではありませんか。
ビックリでした。
結構上手く弾けたかなと思った去年の名古屋はダメで、いくつも大きなミスをした弘前が入賞って、、、審査員の傾向なんかもあるのですかね・・・・
ま、とにかく去年より順位も2つ上がったことだし、良しとしておきましょう。


演奏直後は入賞絶望的だったので、翌4日は青森大会の観戦にしようと思っていたのですが、表彰式があるので、4日は朝から弘前の観戦デーにしました。
昨日に続いて渋滞回避のエスケープルートで、すんなりと弘前市民会館へ。

団体戦から最後まですべて観戦してきました。
冒頭の大会委員長挨拶で、青森大会が同日開催になった事への苦言がありました。
確かに青森大会の主要メンバーの先生の門下生は、弘前をパスして青森に出場しておられます。
審査員も著名な先生ばかりだし、凄いなぁとは思いますが・・・・。
私にとってやはり弘前が伝統の憧れの地なので、来年以降も青森大会という選択肢は無いと思います。




大会委員長の挨拶のあと、先の東日本大震災で被災された方々への「献奏」がありました。



A級優勝は柴田雅人さん、私がエールを送っていた葛西さんは惜しくも準優勝でした。
私は、今年も小さなトロフィーをゲット。
いつの日か、大きいのをゲットしたいものです。
しかし、今回シニア入賞の10人のうち6人が40歳台です。
しっかり練習を積み重ねないと、来年はなかなか厳しいだろうなぁぁぁ。






5日は早朝から金木へ向かいます。
金木はA級トーナメント戦が出来てから、B級が実質のA級のレベルになってしまって、まず私みたいな者には入賞のチャンスなんかありません。
60歳になって熟年の部に出られるようになるまで、しばらくは一般B級でのチャレンジが続きます。

ならばというわけでは無いのですが、、大半の人が弾くじょんから節ではなくて、違う曲でチャレンジするのが良いだろうと思い、昨年の津軽小原節に続いて、今年は津軽よされ節で頑張ってきました。
毎日毎日、じょんから節の曲弾きを弾きまくっている若者には絶対にかないませんからね・・・・

私の順番はB級8番。
B級は9時スタートなので、あっという間に順番が回ってきます。
8時前に会場入りして、すぐにウォーミングアップをします。
自分では、そこそこ弾けたかなという感じでしたが、周りが上手すぎるので結局入賞ならず。

大條先生の講評は毎回良くわかるのですが、果たして他の審査員もそのような感覚で採点しているかというと、いささか疑問です。
これはA級トーナメント戦のジャッジでも同様で、首を捻るジャッジがいくつもありました。





大條先生の講評中です。
そのうち講評の内容HPにmp3音源でアップします。


私の師匠は2回勝ち抜きましたが、ベスト8で敗退。
久々に師匠の気合いの入った演奏を聞いた気がします。
A級優勝は武田佳泉さん、私が再度エールを送っていた葛西さんは残念ながら敗退。
来年は是非リベンジしてもらいたいものです。




金木名物、ウチの師匠です。


A級終了後すぐに帰路に着きます。
翌日が休みならば、もう一泊してゆっくりしていくのですが、仕事が待っているのでそうもいきません。
やはり高速道路大嫌いに私は、往路と同じルートで南へ走ります。

去年も同じことを書いた記憶がありますが、大館~鷹巣あたりのラーメン屋は心弾かれます。
ただ、当たりなら良いのですが、はずれだったことを考えると、飛び込みで入るのはちょっと博打なので、今回もパスしました。
来年は事前にネットでリサーチしてどこかで食べてこようと思います。

毎度ワンパターンで北陸道に入ると緊張の糸が切れるのか睡魔が襲ってきます。
途中のSAで1時間ほど爆睡して、無事午前5時過ぎに自宅へ戻りました。


かくして、今年の津軽ツアーは終了。
次は名古屋です。
本当は1年ぐらい休養・充電して、新たな気持ちで大会に臨みたいのですが、出続けることに意義があるのだと言われる方も多くて・・・・
頑張ります。

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結婚披露宴

2011年05月01日 02時17分51秒 | 民謡・尺八・笛

昨日は、小矢部市の料亭で結婚披露宴の余興でした。

みなさんより一足早く着いたので、控えの部屋をちょっと撮影してみました。
ちょっと昔の香りのする、良い感じの料亭です。






今回は、こちらの料亭の女将さんのいとこの結婚披露宴ということでした。
予定では5曲、2~30分の予定でしたが、アンコールの嵐で結局1時間ほど演奏してきました。(私は尺八と笛担当です)

当初の予定曲は以下の通りでした・・・・
オープニング「宮城長持唄」
「秋田大黒舞」(笛)
「伊勢音頭」(笛)
「嫁ぐ娘に」・・・これは地元の藤本の先生のオリジナルです。
「真室川音頭」
「黒田節」
と、これで終了の筈だったのですが・・・・アンコールが鳴りやまず、

「こきりこ節」
「麦屋節」
「越中おわら節」
「さんさ時雨」
とアンコールが続いて、いい加減締めにしないといけないと言うことで、最後に「花笠音頭」を演奏してお開きとなりました。

披露宴終了後、わざわざ新郎新婦が控え室までお礼を言いに来られて、誠実で感じの良い夫婦でした。
そう言えば、大体宴会というとタバコの煙がもうもうと立ちこめるのが定番ですが、今回誰もタバコを吸っておられなくて、実に気持ちの良い(空気の良い・・・笑)披露宴でした。

さてさて、今晩から津軽ツアーへ出発します。
今年はあまりにも多忙な毎日で全くの練習不足なのですが、大会はさておき弘前と金木の桜を観に行ってきます。
では。
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チューリップフェア

2011年05月01日 01時55分43秒 | 民謡・尺八・笛

29日の「昭和の日」は、砺波市のチューリップフェアでのイベントでした。
このイベントはこれで3年続けて出ていまして、おそらくこのまま老いぼれて動けなくなるまで出続けることになるでしょう。
実は4月29日はというと、ツーリングに打ってつけの日だったのですが、もう二度とこの日にツーリングすることはないでしよう・・・・

昨年の29日も風の強い寒い日でしたが、今年も風がびゅんびゅん吹いて、陽も当たらずに寒いステージでした。
予定では越中おわらの輪踊りの伴奏だけのはずだったのに、担当の「山ちゃん」の陰謀で、都合4団体の笛、尺八を吹くハメに・・・・
「チューリップばやし」「こきりこ節」「となみ散居節」、そして本当はこれだけの筈だった「越中おわら」と、慌ただしいステージを2回こなしてきました。

こちらは、麦屋節の踊りです。
「山ちゃん」に見つかると麦屋まで尺八を吹けと言われそうだったので、知らん顔をして写真を撮ってました・・・・(^^ゞ)




こちらは名物チューリップタワーですが、空の色を見ていただければどんな感じだったか想像出来ると思います(^^ゞ)




夜は、弟子3号、まゆかちゃんのお稽古。
小学校4年の後半から私のところへ津軽三味線を習いに来て、そろそろ2年半です。
4月からは中学生になって、部活は超厳しいハンドボールとか。
でも何とか部活と津軽三味線は両立したいと言うことで、頑張っています。

去年あたりからツボのシールを少しずつ少なくして来てはいたのですが、今回から「もう中学生だしあまり手元を見ないで弾くように」という指導を始めました。
そしたらいきなりなんと、7~8割方手元を見ないで弾けるではあーりませんか、、、先生びっくりですわ。
小学生から中学生になって、急に目覚め始めたのでしょうか。
楽しみな反面、先生の責任が重大になってきました。

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