三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

亀ヶ谷治夫 北日本民謡大賞受賞20周年記念公演

2017年10月31日 23時17分28秒 | 民謡・尺八・笛

10月29日(日曜日)は、いつもお世話になっている亀ヶ谷治夫先生の、「北日本民謡大賞受賞20周年記念公演」でした。
私は尺八、笛、津軽三味線と大忙し、またしても罰ゲームのような週末でした。

前日の土曜日はお昼からリハーサルということで、午前中から会場の砺波市文化会館へ向かいます。
大体においてリハーサルっていうのは、やり直しが多くて本番よりも疲れるのが常ですが、例外に漏れずリハーサルから大変でした。

事前の打ち合わせがしっかり出来ていなくて、楽譜を書き直したり、修正したりしなくてはならないのが2曲ほどあって、この日の晩に大慌てで書き直しましたが、何とか本番には間に合いました。


本番当日。

前日は、三味線の最終練習と楽譜書きで遅くに就寝しましたが、頑張って7時起きで準備をして会場へ向かいます。
楽器は尺八・笛一式と、津軽三味線は長短2棹です。

会場へ着いて着物ケースを開けてビックリ、草履を忘れてました。
どうやら先週の利賀から帰って、着物一式を入れ直したときに忘れてしまったようです。
家内が昼から見に来ることになっていたので、その時に持ってきてもらうようにお願いして事なきを得ました。
たま~に何か一つ持ち物を忘れるポカをやってしまうので、気をつけないといけません。


午前中はゲストの方々のリハーサル。
とは言ってもほとんど私が当番なので、9時前からいきなりフル稼働です。

えらい久しぶりに弾く寺崎美幸ちゃんの「秋田荷方節」とか、これまた久しぶりの谷口寛美さんの「津軽三下り」、そして今回はじめて合わせる中田好美さんの「道南口説」とか、不安材料がたくさんのリハーサルでしたが、何とか無事に終了。
後は本番勝負です。


いつもと同じく罰ゲームのような私の担当は以下の通り。
それでも3曲ほど休みがあったので、パーフェクトではありません・・・(笑)

・福光めでた・・・笛
・嘉瀬の奴踊り・・・尺八
・南部俵積み唄・・・笛
・りんご節・・・笛
・ソーラン節・・・尺八
・長者の山・・・尺八
・津軽甚句・・・笛
・米節・・・尺八
・日光和楽踊り・・・笛
・伊勢音頭・・・笛
・シャンシャン馬道中唄・・・尺八
・安里屋ユンタ・・・笛
・おてもやん・・・笛
・越中おわら節・・・尺八
・真室川音頭・・・尺八
・津軽三下り・・・津軽三味線
・本荘追分・・・津軽三味線
・長崎ぶらぶら節・・・笛
・秋の山唄・・・尺八
・磯原節・・・尺八
・道南口説・・・津軽三味線
・こきりこ唄・・・笛
・帆柱起し祝い唄・・・笛
・五箇山追分・・・尺八
・越中おわら節・・・尺八
・正調麦屋節・・・尺八
・白虎隊・・・尺八
・明治一代女・・・尺八
・からめ節・・・笛
・山中節・・・尺八
・津軽タント節・・・津軽三味線
・秋田おばこ・・・尺八
・秋田船方節・・・尺八
・秋田馬子唄・・・尺八
・秋田荷方節・・・津軽三味線
・男なら・・・尺八
・大漁唄い込み・・・尺八
・淡海節・・・尺八
・黒田節・・・尺八
・さんさ時雨・・・尺八
・喜代節・・・笛
・南部牛追い唄・・・尺八
・武田節・・・尺八
・お立ち酒・・・尺八
・チューリップばやし・・・笛

以上44曲でした。
津軽三味線が5曲ってのがかなり効いてます(笑)
それも休み無しで尺八に持ち替えて、またすぐ尺八に戻るって感じで、実に忙しく動いておりました。
近年まれに見るハードなステージでした。

リハの時は照明が暗転したりしなかったので、わからなかったのですが、ステージがあまりにも暗すぎて大変でした。
先週の利賀で懲りて学習したので、ライトは一応持って行ったのですが、、、
尺八はなんとなく長さや持った感覚でわかるのですが、笛がどの調子の笛なのかわからなくてちっょと苦労しました。

持って行ったペンライトはしっかり働いてくれたのですが、譜面台に付ける昆虫の触角みたいなLEDライトがどうも電池が弱っていたらしく暗くて、暗転になると譜面台に置いてあるスタッフ用のプログラムがよく見えなくてこちらもちっょと困りました。しっかり電池チェックもしておかなくてはね。。。


画像は家内に撮ってもらったものと頂き物をあわせてアップします。



オープニング



私の定位置の目線からはこんな感じ。



谷口寛美さん「津軽三下り」





寺崎美幸さん「本荘追分」



中村精子さん「長崎ぶらぶら節」



坪内隆悦さん「秋の山唄」



川西美智子さん「磯原節」





亀ヶ谷治夫さん「こきりこ唄」



亀ヶ谷治夫さん「帆柱起し祝い唄」



亀ヶ谷治夫さん「越中おわら節」



佐藤松子流博義会「山中節」





寺崎美幸さん「秋田荷方節」



川西美智子さん「男なら」





亀ヶ谷治夫さん「お立ち酒」



フィナーレ「チューリップばやし」



女子部です(寺崎美幸さんからいただきました)


以下祝賀会です。












実行委員という名のおバカ軍団でした。







天の声さんと。



小町俊太郎君と。




CD販売ブース。
このCDは私の企画監修です。
この公演に間に合わせるために、6月から暑い中収録に何十回通ったことか・・・。
プレスから上がってきたのがなんと公演4日前。ぎりぎりセーフでした。
最後はこの公演に間に合わせるためちょっとドタバタしましたが、なかなか良いCDになったと思います。
この顛末記は後日ゆっくりとアップしますのでお楽しみに。






プログラムとチラシ。
こちらも私が担当しました。
企画~ワープロ打ちまでが私の担当、後は知り合いのデザイナーに任せてレイアウトを整えてもらい、印刷はネット印刷、という最も安上がりな方法で製作しました。


今回大きなトラブルも無く、無事に公演が終了してホッとしました。
CD制作から印刷物の企画、ワープロ打ちと、夏前からこれらにかかり切りで気持ちの休まる暇がありませんでしたが、これでようやくひと区切りです。
たくさんの方々の助けがあって何とか無事に終了する事ができました、ありがとうございました。

さて、私のほうはというと、来月からはボランティアがたくさん。
さっさとプログラムを組んで印刷しなくては・・・。
散らかり放題の部屋もとっとと片付けなくては・・・。
本業もちょっと忙しくなってきたので、頑張ります(^^)v


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筏井豊華翔プロデュース 民謡舞踊公演

2017年10月25日 01時24分32秒 | 民謡・尺八・笛
先週末は土曜から日曜にかけて、南砺市利賀へ行っておりました。
富山華の会の筏井豊華翔先生プロデュースの民謡舞踊公演です。

私の担当は尺八・笛、そして津軽三味線です。
結構責任の重い担当でした。




総勢数十人の移動なので、バスでまとまって現地へ向かうとのことで、土曜日の朝に高岡市テクノドームの駐車場に集合します。
バス2台に分乗して南砺市利賀へ向かいます。

小牧ダムの手前からR471に入るものと思っていたら、そのままR156を直進。
バスは道の駅たいらを過ぎたところから山の神トンネルへ向かうルートで走りました。
確かに若干遠回りにはなりますが、こちらの方がR471よりも道幅が広くて走りやすいようです。

お昼前に会場に到着、すぐにリハーサルです。


会場玄関





リハ風景


ステージ袖も楽屋も、とにかく狭い、暗い、湿気が多い、という悪条件。
不覚にもライトを忘れてしまい、進行もいまいち把握できてないのに進行表も良く見えません。

そういえば先日のアラピア秋の夜長まつりの時に、ライトを使ってそのままどこかへ片付けてしまったようです。
狭いステージ袖に、何とか尺八と津軽三味線を置く場所を確保しましたが、いろいろと大変でした。


今回津軽三味線は私一人なので、もし万が一パンクしたり等のトラブルに対処するため、リザーブの三味線も持って行きました。
実は今月初めの津軽三味線富山教室の時に、三味線ケースを開けてビックリ、皮がパンクしてました。

たまたま会場が村松屋富山店さんだったので、ラッキーにもレンタルの三味線を貸していただけましたが、今回は利賀なのでそんなわけにはいきません。もしもの時のためのリザーブの三味線を持参した次第です。
結局無事にリザーブ三味線のケースを開けることはありませんでした。



私の担当は以下の通りです。

・伊勢音頭~長崎ぶらぶら節・・・長岡すみ子さんの唄 私は笛担当
・大漁唄い込み・・・村松喜久則さんの唄 私は尺八担当
・白虎隊・・・京極加津恵さんの唄 私は尺八担当
・道南口説・・・京極加津恵さんの唄 私は津軽三味線担当
・八木節・・・村松喜久則さんの唄 私は笛担当
・帆柱起し祝い唄・・・村松喜久則さんの唄 私は笛担当
・下津井節・・・長岡すみ子さんの唄 私は笛担当
・酒田甚句・・・京極加津恵さんの唄 私は笛担当
・津軽あいや節・・・京極加津恵さんの唄 私は津軽三味線担当
・江差追分・・・坪内隆悦さんの唄 私は尺八担当
・新川古代神・・・長岡すみ子さんの唄 私は尺八担当

というわけで、プロの皆さんの伴奏ばかりで大変重要なな役回りでした。


この日は近くの「利賀創造交流館」という施設で泊まりです。
名前は立派ですが、元は「利賀少年自然の家」です。

なので当然酒類の自販機はありませんし、部屋にはテレビもありません。
持ち込んだ酒もあっという間に底を尽きてしまい、おとなしく寝るしかありません。
学生の合宿状態でした(笑)










翌日は本番。

午前中ゲネプロで午後が本番とのことでしたが、チケットが完売したために午前のゲネプロはチケットをゲットできなかった方や、利賀の地元の方を観客席に入れて、ほぼ本番のような舞台でした。
早い話、午前午後と2回公演をしたような感じです。

前日のリハで何とか流れもわかってきていたつもりでしたが、津軽あいや節の出るタイミングがわからず出遅れてしまったのがちょっと残念。
でも午後の公演では何とかリカバー出来たので、良しとしましょう。

さすがに土日でこれだけ動くと精神的にも体力的にも疲れ果てました・・・やはり歳です。
最近疲れがたまってくると「キーン」という耳鳴りがしてむ、まるで危険信号が鳴っているかのようです。
これもエイジングですね。


合宿所にテレビが無かったので、超大型の台風がどこまで来ているか全くわからないまま、公演を続けていましたが、公演終了後に外を見ると大変な風雨になっていました。

無事に里まで帰り着けるか不安でしたが、荒天の中バスは何とか無事に高岡まで走ってきました。
県内では水が浸かったり、土砂崩れしたりというところがあったようですが、我が家は何とか無事でした。

家の前には用水が流れていて、数年前にはその用水が氾濫して隣の家の玄関が水に浸かったことがあるので、雨量が増えて用水の水かさが増すと心配です。


利賀の会場は結構湿気があって、三味線の皮が心配でしたが、こちらも何とか無事でした。
もう水曜日になりますが、まだ疲れが取れません。
週末まで体力を少しでも回復しておかなくては・・・。


翌日の北日本新聞の記事です。





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氷見市郊外の施設へボランティア演奏に行って来ました。

2017年10月20日 01時03分39秒 | kazahana

18日(水曜日)、kazahanaで氷見市郊外の施設へボランティア演奏に行って来ました。

先月も演奏に行った、郊外の小高い山の上の施設ですが、この日は前回とは違うフロアで、リハビリをされている皆さんのエリアでした。

パッパッと音響をセットして、控え室で前回途中で楽譜を見失った「赤いスイートピー」をおさらいします。
前回なぜ不覚にも楽譜を見失ったのか、いまだに思い出せないのですが、きっと次の曲の説明はどうしようかなどと、違う事を考えていたのだと思います。


メニューは以下の通り。
30分の予定でしたが、5分ほど伸びました。

・北国の春
・赤いスイートピー
・夏の思い出
・川の流れのように
・花は咲く
・海の声
・いつでも夢を
・手のひらを太陽に

でした。


またまた、いつもの如くスタッフのお姉さんにデジカメを渡して撮っていただきました。













演奏終了後にスタッフの方から、「kazahana」の名前の由来を聞かれました。
ユニット結成時は本名で活動していたのですが、せっかくだから何かユニット名を付けようということで、たくさんの候補の中から選んだのがこの名前です。

「風花」とは、「晴れているのに小雪がちらつく現象。遠くの山などに降る雪が風に乗って飛んできて発生する・・・」という自然現象ですが、このような風景や情景が浮かぶような演奏をしたいという願望で付けました。

ただ、ネットで検索すると「風花」もしくは「かざはな」という名前は数多ありまして、かぶるのが嫌だったのであえてローマ字表記にしたという次第です。


今月のkazahanaはこれでおしまい。
来月はボランティア演奏が2件あります。
そろそろ秋~冬バージョンの曲に入れ替えなくては・・・。

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北陸健康センターアラピア「秋の夜長まつり」

2017年10月18日 01時20分15秒 | 津軽三味線

16日(月曜日)は、高岡市の「北陸健康センターアラピア」へ。
「秋の夜長まつり」と称して、津軽三味線と民謡のステージでした。

ここ2年ほど、毎年春と秋に声を掛けていただいております。
春は「春の夜桜まつり」、秋は「秋の夜長まつり」というタイトルで、1時間ちょっとのステージです。

朝からドタバタ続きで本業が進まない中、時間になったので本業は途中でストップして大急ぎで準備をして会場の「アラピア」へ向かいます。
音響は会場の物を使わせていただいていますが、マイクの数が足らないのでワイヤレスを2本持参しました。
持参する音響関係は少ないのですが、ショートブームのマイクスタンドは要るし、楽器は三味線3丁、胡弓、尺八、三味線スタンド、衣装・・・と結構な荷物になります。

舞台でマイクをセットして、控え室に戻り簡単に唄い手さんと音合わせをしたらもう出番の時間でした。
もう少し余裕を持って準備しないといけません・・・反省。


メニューは以下の通り。

・オープニング民謡メドレー(花笠音頭~ソーラン節~真室川音頭)
・秋田船方節
・津軽タント節
・津軽六段合奏
・津軽あいや節
・南部俵積み唄
・弥三郎節
・津軽じょんから節合奏~独奏
・山中雨情(天の声さんの唄、キヌエさんの踊りです)
・福光めでた
・麦屋節
・越中おわら節
・津軽甚句

・・・でした。
1時間20分ほどのステージでした。

弥三郎節は、本邦初公開の天の声さんの唄でした。
ほぼ10年ぶりに弥三郎節の三味線を弾きましたが、やはりうろ覚えでした(^^ゞ
出来れば竹山さんの手をコピーしたいものです。今後の課題です。


いつものことですが、MCはしなくてはいけないし、三味線の調子も変えないといけないし、曲によっては胡弓や尺八に持ち替えなくてはいけないし、大変でした。
他のメンバーの皆さんも、臨機応変にしっかりMCが出来るようにしていただきたいものです。

津軽タント節の時に、久々に駒の角で小指を切ってしまって、出血しながらの1時間でした。
以前は良く切っていたので、あらかじめ小指にキズテープを巻いたりしていたのですが、最近はあまり切ることが無くて油断していました、反省。


画像は家内がスマホで撮ってくれました。














賄いの食事です。


皆さん着物で地方二人だけが法被だったので、次回からは着物にしようかと思います。

あとかたづけをしていたら、スタッフから「来年の春も頼むちゃ」と言われまして、ありがたいことです。
ちょっとプログラムも変えなくてはいけませんね、来春まで何か考えましょう。


ささっと風呂に浸かってから帰宅。
そのままバッタリ寝ることが出来ればそれに越したことは無いのですが、途中でストップしていた本業を再開します。
結局夜中まで本業に勤しんでおりましたとさ・・・。


今週から11月はじめまではイベントが続きます。
何とか体調を維持しないといけません。



天の声さんから画像を頂きましたので、追加アップします。



























以上、10月18日に追加しました。


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「君の膵臓をたべたい」を観てきました。

2017年10月12日 01時09分25秒 | しょーもない徒然日記

9日(体育の日)は、久々の終日オフ。

やらなければならない宿題はいくつかありますが、まだちょっと先の話なので先延ばし。
午後から家内と映画デートで、「君の膵臓をたべたい」を観てきました。







去年の夏に足の手術で入院していた時に暇に任せて原作は読んでいたので、映画はぜひ観たいものだと思っていました。
が、夏以降なかなか休みが無くて、もうそろそろロードショーも終わるかなというこんな時期になってようやく観ることが出来ました。

もう「キミスイ」を観るお客さんも少ないのか、一番小さなスクリーンでしたが、学生達や若い人たちで多少は席が埋まってました。

原作を読んでいて、クライマックスでは文字を追いながら涙が溢れてくるなんて、めったにない経験をしましたが、果たして映画はどうなんだろうとかなり気になっていました。
原作には無い、小栗旬と北川景子が演ずる、大人になった「ぼく」と「恭子」がどのように扱われているのだろうか、というのも興味がありました。

なかなか映画で表現するのは難しいのでは無いかと思っていた「キミスイ」ですが、細部まで原作に忠実に、かつ、大人になった「ぼく」と「恭子」を上手くダブらせて表現されていて感動的な映画でした。

家内は原作を読んでいなかったようですが、原作を読んでいた方が感動が増したのでは無いかと思います。
まだの人はぜひ観て心の栄養にして下さい。

家内の事前情報で、「キミスイ」のパンフレットは売り切れになっているよ、とのことだったので、事前にヤフオクでゲットしておきました。
売り切りで、再版しなかったようですね。
アマゾンでも出てましたが、2100円なんてとんでもない値段が付いてるし、ヤフオクで1000円でゲットできたのでラッキーでした。


次の映画デートは正月かな・・・。


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高岡万葉まつりに参加してきました。

2017年10月09日 01時50分49秒 | 民謡・尺八・笛

昨日は高岡市の高岡古城公園で催されている「高岡万葉まつり」へ。
前日のkazahanaお月見コンサートから頭を「民謡モード」に切り替えて臨みます。

高岡古城公園内の水上ステージで、3日3晩にわたって行われる「万葉集全20巻朗唱の会」の中の芸能発表のアトラクションです。








演目はわずか4曲だけなのですが、尺八担当の私にとってはちょっとうろ覚えの曲が2曲もありまして・・・。
最近歳のせいか、暗譜するのがなかなか至難の業になっています。
老化の始まり、認知の始まり・・・・ですかね、人の名前もなかなか出てこないし、情けないです。


演目は以下の通り。

・万才くずし
・帆柱起し祝い唄
・ポンポコニャ
・黒田節

たった4曲なのに使う笛・尺八は全部バラバラ。
ま、良くあることで仕方の無いことです。

うろ覚えだった「万才くずし」と「ポンポコニャ」。
最悪暗譜が出来なかったときのことを考えて、尺八譜と譜面台は持参しましたが、何とか練習段階でほぼ暗譜が完了、無事に楽譜無しで演奏してきました・・・ヤレヤレ。
せっかく覚えたのに、またしばらく吹くことが無かったら忘却の彼方になるのでしょうね・・・

これにてこの週末のイベントは終了。
9日は久々の完全オフなので家内と映画館デートの予定です。


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kazahanaお月見コンサート

2017年10月08日 18時38分58秒 | 民謡・尺八・笛

昨日はkazahanaのお月見コンサートでした。

kazahanaとして活動をはじめてから今年で4年目。
主に施設や病院などのボランティア演奏を中心に演奏していますが、kazahana主催の単独コンサートはこれが初めてです。
4年目にして初の単独コンサートでした。






今年中には初の単独のコンサートをやりたいものだ、と常々話はしていたのですが、なかなか氷見市内には手頃な会場が無くて話が進んでいませんでした。
そこに先月、氷見市役所の方から「朝日山公園休憩施設」が7月にオープンしたので、そこでミニコンサートをやってみないかというお話をいただきました。

準備期間は1ヶ月もありませんでしたが、チラシやポスターは市役所の方が何とかしてくれるということでしたので、大慌てで写譜や演奏に集中して準備作業にかかりました。


この「朝日山公園休憩施設」ですが、1週間前に「ライアー」というイギリスの竪琴の演奏家のコンサートがこの場所で開催されたので、下見がてら聞きに行って来ました。
40人は入れる施設で、移動可能な木のベンチとテーブルが置いてあります。
ドーム型の高い天井の効果か、小さなライアーの音でも大変気持ちよく建物全体に反響して、これは音響は全く必要ないと思いましたので、この日も音響は無しで生音勝負、MCのみマイクを使わせて頂きました。


午前中は津軽三味線富山教室。
この日は見学者が一人あって、次回からレッスンに来られることになりました。
津軽三味線教室は着実に生徒さんが増えていますが、尺八を習いたいという方はいまだに皆無。
何とかkazahanaのコンサートを聴いて尺八を志す若者が出現しないものかと思います。
午後に自宅へ戻り、大慌てで準備をして会場の朝日山公園へ向かいます。

テーブルを撤去してベンチを並べて、LEDのランタンも設置して何とか準備完了。
コンサート前に大汗をかいてしまいました。
市内の小高い山の上なので、夜景もバッチリ。
なかなか良いスポットです。
オープン前の状態はこんな感じです。






季節柄秋の歌や月の歌をメインにして、と思いましたが、インパクトのある曲がもう1曲欲しかったので、箏と胡弓の合奏用に書かれた「ちいさい秋見つけた」の胡弓パートを尺八に書き直して、これをオープニングにすることにして、師匠の鯨岡先生作曲の「月ノ雫」を休憩明けの曲に。
あとは私達のお気に入りの曲を並べて、1時間30分のプログラムにしました。

曲数はいつものボランティア演奏の約2倍。
こんなセットリストでした。

・ちいさい秋みつけた
・荒城の月
・花は咲く
・赤とんぼ
・ふるさと
・夏の思い出
・川の流れのように

休憩

・月ノ雫
・海の声
・春よ、来い
・君が好き
・糸
・365日の紙飛行機
・いつでも夢を

アンコール
・アメージンググレース
・旅愁


今回本邦初公開だった曲が「ちいさい秋みつけた」の他にもう1曲。
「君が好き」は、西野カナさんの曲です。
カナやんファンの私が無理にお願いしてプログラムに加えました。
ピアノピースから、箏と尺八にパートを分けて演奏しましたが、なかなか良い出来でした。


画像は、私の津軽三味線の生徒さんが撮ってくれました。






























今回、準備期間も周知期間も短かったので、はたして何人来てくれるかなと心配だったのですが、予想に反して60人は来て頂けたようです。
プログラムはかなり余裕を見て60部用意したのですが、足らなかったそうで、嬉しい悲鳴でした。

皆さん、喜んで頂けたようで、帰り際にたくさん暖かい声を掛けて頂けました。
来年もぜひこの施設でミニコンサートをやりたいと思います。
出来れば小さい子達にも聞かせてあげたいという声もありましたので、曜日や時間帯も含めて今後の課題にしたいと思います。

天気が良ければ、休憩の時間に外へ出て月を愛でてもらおうと思っていたのですが、あいにくの天気で月は姿を見せず残念でした。
コンサート終了後は自前で後片付けをして、無事お月見コンサートは終了しました。

来年またやります。
皆さんお楽しみに!



「10月12日追記」

10月11日の北日本新聞に記事が載っていました。
さすがプロ、上手な文章で勉強になります・・・脱帽。



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五箇山和紙まつりに出演してきました。

2017年10月03日 23時52分56秒 | 民謡・尺八・笛

10月1日(日曜日)

今年も「五箇山和紙まつり」のイベントに津軽チームでオファーがありました。。
これで4年続けて出演させて頂いております、感謝感謝。




五箇山の現地集合ではかわいそうなので、高岡砺波スマートIC併設の駐車場で待ち合わせて、私の車で五箇山へ向かいます。
前日電柱とkissしたmaiちゃんは、代車で登場。
minaさんと、今回ぜひ行きたいと言って同行した家内と4人で五箇山へ向かいました。

レガシィには荷物がそんなに積めないので、私の三味線は息子の車で運んでもらいました。
なんてったってこの日は調子がバラバラで、3丁持って行くことになっていたのです・・・。
生徒さんの分と5丁は絶対に無理なのです。

レガシィのトランクは、タイヤハウスの出っ張りが邪魔して三味線ケースが入りにくくて、せいぜい3丁無理して4丁しか入らないのです。
次は荷物がたっぷり積める車にしなくては・・・


会場に着いて慌ただしく準備をして、唄の皆さんのウォーミングアップをしたらもう出番でした。
3年前かな、最初に訪れたときは土砂降りの雨でステージが使えなくて、建物の軒先で演奏したこともありました。
ここ2~3年ほど天気に恵まれていて、今年も良い天気で気持ちよく演奏してきました。






前日はおっさん二人の合奏でしたが、今回はきれいどころが2名。


メニューは以下の通り。
前日に引き続きmiyuも参戦しています。

・津軽六段合奏
・南部俵積み唄
・道南口説・・・miyuの唄
・津軽あいや節
・本荘追分・・・miyuの唄
・新タント節
・津軽じょんから節合奏~独奏
・津軽甚句


前述しましたが、この日の調子はmiyuの唄が1尺6寸、亀ヶ谷先生の唄が2尺5寸、津軽三味線の合奏と津軽甚句が1尺9寸。
時間が40分と限られているので、調弦に時間を使う余裕がありません。
ステージで長々と調弦をしている姿ほどみっともないものはありませんので、今回は三味線を3丁、正寸2丁と短寸1丁を持参しました。

miyuは、次のステージの林道美有紀さんのお母さんからおひねりを頂きました。
5年か6年前になりますか、南砺市の某地区の納涼祭に出演したときにも、miyuが美有紀さんのお母さんからおひねりを頂いたことがありまして、懐かしく思い出しました。


















ステージ終了後は、弁当とそばをいただいてから、睡魔と闘いながら帰りました。
見どころたくさんの五箇山和紙まつり、こんどはゆっくり遊びに行きたいと思います。

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砺波市社会福祉庄東センター民謡ライブ

2017年10月03日 23時48分34秒 | 民謡・尺八・笛

先週末はイベントの連チャンでした。


まずは9月30日(土曜日)

砺波市社会福祉庄東センターの民謡ライブということで、となみ野民遊会の助っ人で参加してきました。
2時間半の立派なライブです。

miyuもせっかく北日本こども大賞を取ったことだし、散居節でも優勝したことだしということで、急遽ゲストに呼ばれまして、越中おわら節と本荘追分の2曲を披露してきました。

2時間半の長丁場、私はいつもの如く暑いステージで居残りのフル参戦です。
最近のLED照明ではなくて一昔前の照明なので、照明からの熱が半端ではありません。
おまけに全く風の通りが無くて、まさにサウナ状態のステージです。

今回、我が貫昭会もゲストに呼ばれていまして、生徒さん2人と計3人で津軽三味線合奏をする予定でした。
が、なんとセンターで演奏するはずだったmaiちゃんが、会場へ向かう途中車を電柱にヒットさせて急遽キャンセルに・・・。
残念ながら、おっさん2名での演奏になりました。






私の担当は以下の通り。
結局踊りの皆さんのテープの2曲以外フル参戦でした(~_~;)


・帆柱起し祝い唄
・越中おわら節・・・miyuの唄
・ソーラン節
・米節
・隠岐祝い音頭
・石狩川流れ節
・武田節
・さんさ時雨
・長崎ぶらぶら節
・南部牛追い唄
・秋田おばこ
・南部俵積み唄
・喜代節
・北海鱈釣り唄
・津軽六段合奏・・・貫昭会
・本荘追分・・・miyuの唄
・津軽あいや節
・津軽じょんから節新節合奏~独奏・・・貫昭会
・九州炭坑節
・秋田大黒舞
・シャンシャン馬道中唄
・淡海節
・秋田船方節
・こきりこ唄
・麦や節
・越中おわら節
・チューリップばやし

でした。















miyuもゲストでした。


以前からトラウマになっているのですが、「長崎ぶらぶら節」と「郡上節・川崎」の前奏が混ざってしまっていけません。
この日も前奏が郡上節になりかけました・・・(~_~;)
楽譜見ていれば大丈夫なのでしょうけど、きっとずっとこのトラウマは続くのでしょう・・・

午後1時に始まって2時間半ほぼノンストップ。
体力勝負の舞台は大変でした。
真剣に尺八の後継者を育てることを考えないといけません。

そういえばこの日、踊りの皆さんのテープでトラブルがありました・・・。
民謡の会や踊りの会の間では、いまだにオーディオテープなる物が幅を利かせています。
そろそろUSBメモリーかSDカード、もしくはCD-R、100歩譲ってMDあたりににシフトしてくれないものかと思いますが、なかなかテープ全盛は変わりませんね。
デジタル化すれば、テープ何処へ行った・・・などと慌てることも無いでしょうけど。
そうなれば我が家のテープデッキも使命を終えることが出来るのですが・・・。

先日、某踊りの会へ音合わせに行ったときのこと、私が演奏することになっていた曲のアレンジが違っていたので「音源をいただけますか」とお願いしたところ、何と何とLINEで音源を送っていただきました。
なかなか超最先端を行っているので驚きました(°0°)

とりあえず土曜日の部は終了。
翌日の部へつづく。

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