三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

入院中に読んだ本。

2016年08月27日 10時54分16秒 | しょーもない徒然日記

入院中に読んだ本・マンガの一覧です。
よくもまぁこんなにたくさん読んだものです・・・


読んだ本の一部です。


まずは単行本・文庫本

・地下鉄に乗って      浅田次郎
・帰郷             〃
・霞町物語           〃
・見知らぬ妻へ         〃
・神坐す山の物語 〃
・ホテルローヤル      桜木紫乃
・起終点駅(ターミナル)    〃
・無垢の領域          〃
・冥府の月         水上勉
・きみの膵臓をたべたい   住野よる
・また同じ夢を見ていた     〃
・羊と鋼の森        宮下奈都
・海の見える理髪店     荻原浩
・火花           又吉直樹
・絶対音感         最相葉月
・津軽三味線まんだら    松木宏泰
・スズランと零戦とお下げ髪 大條和雄
・富山の百山        北日本新聞社


続いてマンガ(コミックス)

・月影ベイベ 1~6 小玉ユキ
・ほしのふるまち 1~7  原秀則
・研修医なな子 1~7   森本梢子
・高台家の人々 1~5     〃
・アシガール 1~7   〃
・坂本ですが? 1~4   佐野菜見


浅田次郎の小説はサクサクッと読めて良いですね。
「地下鉄に乗って」は映画は見ていないのですが、文章から情景が浮かび上がってくるようで感激しました。

桜木紫乃さんの小説はどれも素晴らしいです。
有名な「ホテルローヤル」も素晴らしいのですが、個人的には「無垢の領域」に感動しました。

住井よるさんの「きみの膵臓をたべたい」は泣きますよ。
単に歳を取って涙腺がゆるくなっただけかもしれませんが、「地下鉄に乗って」や「きみの膵臓をたべたい」は、小説を読んで泣きます。

一応音楽関係に長く関わっていますので、宮下奈都さんの「羊と鋼の森」も感動しました。


マンガは家内の押し売りです。
地元が舞台の「月影ベイベ」と「ほしのふるまち」は、そのうちに読もうと思っていたのですが、この機に一気読みしました。

マンガなんてそんなに大した内容も無いだろう、とたかをくくってました。
ま、実際そうなのですが、森本梢子さんの「研修医なな子」「高台家の人々」「アシガール」はなかなか内容も充実していて、楽しく読みました。一気読みでしたが・・・。


というわけで、ここ1ヶ月は文学中年と化しておりました。
また忙しい日々が続くと読書どころでは無くなりそうですが、せっかく戻ってきた読書の習慣を少しだけでも維持したいと思っています。
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25日間の入院生活より復帰しました。

2016年08月26日 10時16分02秒 | しょーもない徒然日記

先月、7月26日より、25日間の長きにわたり入院生活をしておりました。

ちょうど1週間前、先週の金曜日に無理を言って予定より5日ほど早く退院させてもらいましたが、入院中の残務整理やたまっていた本業の始末などで、なかなかパソコンの前に座る時間も無く忙しく過ごしておりました。
退院後1週間の今日になってようやくほっと一息つく事ができ、パソコンに向かってます。
ブログもほぼ1ヶ月ほったらかしにしていましたので、ぼちぼち復活したいと思っています。

入院中お世話になった病室、車いす、松葉杖。









入院中の病室からは何度かFacebookに近況を書いたので、ご存じの方も多いと思いますが、実は右足首の手術をしまして、当分リハビリが続きます。
病名は「変形性足関節症」で、「足関節固定術」という手術を受けました。
長いボルト3本で足首の関節を固定してあります。
歯科で言うところのインプラントです。

この関節を固定しても、人間の体って不思議なもので、それより爪先側の複数の関節が代用してくれるので、普通に社会復帰できるようになるそうです。
スポーツもできるようになるそうで、私には必須の正座もできるようになると言うことです。
ただ、この病院で過去にこの手術をした人は、スポーツも正座も必要としなかった人ばかりだったようで、術後の目標に「登山と正座」を言ってる私が予後のテストケースになってるみたいです。

骨折や人工関節で入院されている方は、傷口が治るとあっという間に退院していかれるのを横目で見ながら、インプラントの金属と骨がくっつくのには約8週かかるということで、私は4週間の入院ということになりました。


実は2〜3年前から、右足首の関節の痛みに悩んでいまして、自宅の近所の整形外科医院で、月に2〜3回痛み止めの注射を受けていました。
が、一向に良くならないばかりかそのうちに腫れも出てきて、階段の上り下りやお稽古時の正座にも支障が出るようになりました。
そこで家内や息子が通っている隣町の整形外科の先生にセカンドオピニオンを仰ぐことにしました。

そのドクター曰く「このままにしてると歩けなくなってしまうぞ」とのことで、大きな病院を紹介してもらい、今回の手術をすることになった次第です。
たまたま7月末からお盆までの期間のスケジュールが比較的空いていたので、この期間のイベントはすべてキャンセルして、入院、手術となりました。

主治医の話では、ここ数年の間のことが原因では無くて、若い頃の捻挫が原因で足首の外側の靱帯が切れて、それが原因で関節が変位して関節内の軟骨がすり減ってしまい、骨と骨が当たって痛みが出るようになったのだそうです。
そういえば、若い頃は登山に夢中になっていて、何度か登山中に捻挫をしたことがあったっけなぁぁ、と思うのでありました。
その時にしっかり処置をしていれば良かったのかもしれませんが、すぐに痛みも和らいだし、たかが捻挫と軽く考えていたのがいけなかったようです。


手術は7月27日。
人生初めての全身麻酔です。
手術室で麻酔の匂いを一瞬だけ嗅いだだけですぐに意識がなくなって、手術が終わってベッドが手術室を出てエレベーターに乗るショックで気がつきました。
まぁそれからが大変、翌日の朝まで痛みとの闘いで一睡も出来ませんでした。



翌日からは痛みも少しずつ和らぎ、退屈な入院生活の始まりです。
毎日午前6時起床、午後9時就寝。
普段は午前9時起床、午前3時就寝の私の生活パターンからは似つかない超規則正しい生活です。
右足以外はいたって元気な、俗に言う「息災病人」ですので、毎日を如何に過ごすかというのが大問題です。
家に遊んでいるノートパソコンなんて無いので、ネットはスマホだけが頼りです。

日中にだらだらとうたた寝をしたり、ぼーっとテレビを見たりしていると、夜に寝られなくなるということをすぐに悟ります。
そこで、日中はひたすら本を読んだり、病院内を車いすで探検したりして頭や体を使って過ごすと、夜は比較的すんなりと寝られるようになりました。
毎晩MINMIやJUJUのアルバムを子守歌代わりに聞いて寝るのですが、アルバム1枚聴き終わる前に眠りについてました。
病院ではなかなか寝られないといって睡眠導入剤をもらっている人が多くいらっしゃいましたが、私には必要の無いことでした。

毎日の楽しみは3度の食事と、とと姉ちゃんだけです。
後はひたすら本を読んで過ごしました。
こんなにもたくさんの本を読んだのは、きっと高校生の時以来ではないかと思います。
家内がぜひ、と言って持ってきたマンガのコミックスも結構読みました。

リハビリはストレッチと、松葉杖の練習です。
松葉杖なんて生まれて初めての経験ではじめはおっかなびっくりでしたが、階段も難なくクリアして平気で使いこなせるようになりました。
松葉杖でちゃんと歩行が出来なければ退院させてもらえないというので、真剣に練習しました。


退院はしたものの、術後8週の9月下旬までは松葉杖+ギブス生活です。
ギブスの裏にゴムのヒールが付いていて、少しずつ体重をかける練習をするのですが、まだ体重をかけると痛いので、少しずつ練習しています。

こんな状態です。






車の運転は大丈夫だろうか、と少しだけ期待していましたが、このギブスではアクセルもブレーキもまともに踏めないだろうし、当分は家内にお抱え運転手をしてもらう以外方法はないようです。
左足だったら、何とか運転は出来たかと思いますが、いかんせん右足では無理でした。
加えて松葉杖だと何も荷物が持てないし、当分苦労は続きます。

家の中の移動も松葉杖で、階段は特に大変です。
本業には特に支障はありませんが、機敏な動作が出来ないので、悔しいです。
あと4週の辛抱ですが、頑張ります。

コメント (4)
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