三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

2012年回顧

2012年12月30日 01時51分50秒 | 民謡・尺八・笛

2012年もあっという間に過ぎ去りました。
歳を取ってくると本当に速く毎日が過ぎ去っていきます。
忙しい毎日にもだんだん身体が慣れてきたのか、あまり苦痛に感じなくなってきました。

今年も1年を回顧してみました。

1月
新春民謡の祭典(オーバードホール)
新春フェスティバル(高岡文化ホール)
青少年伝統芸術祭(教育文化会館)
民謡アトラクション等・・・4件

2月
貫松栄会新年会
松博会弾初会(高岡文化ホール)
となみ野民遊会おさらい会(庄東センター)
つるのおんがえし(ニューオータニ高岡)
民謡アトラクション等・・・4件

3月
津軽三味線友の会富山県支部おさらい会(高岡市青年の家)
米谷流尺八竹友会おさらい会
日民地区大会(砺波市文化会館)
民謡アトラクション等・・・3件

4月
博義会おさらい会(高岡文化ホール)
民舞連のど自慢予選(黒部市コラーレ)
民謡アトラクション等2件

5月
津軽三味線弘前大会・金木大会
能登麦屋節全国大会~固定伴奏(輪島市民会館)
つるのおんがえし(高岡市古府公民館)
民謡アトラクション・・・2件

6月
藤本わかば会発表会(福野ヘリオス)
郷民地区大会(教育文化会館)
民舞連のど自慢予選
民謡アトラクション・・・2件

7月
津軽三味線名古屋大会
貫松栄会おさらい会
民謡アトラクション・・・3件

8月
世界子供舞台芸術祭(高岡文化ホール)
潮の音コンサート(氷見市海浜植物園)
民謡アトラクション・・・5件
関東方面ツーリング

9月
民舞連のど自慢決勝大会(オーバードホール)
あいやまガーデン観月会
散居節のど自慢(砺波市文化会館)
和の会おさらい会(出町子供歌舞伎曳山会館)
民謡アトラクション・・・6件

10月
郷民全国大会(日本武道館)
万葉まつりアトラクション(古城公園水上ステージ)
ひみまつりアトラクション(比美の江公園)
県民ふれあい公演~つるのおんがえし(氷見市民会館)
民謡アトラクション・・・4件
鯨岡先生のレッスンスタート

11月
高岡市芸術祭(高岡文化ホール)
富山こどもフェスティバル~豊年太鼓(富山県民会館)
民謡万華鏡(入善コスモホール)
芸能鑑賞会(高岡市太田小学校)
藤本秀範雪会おさらい会(磯はなび)
亀ヶ谷先生北日本大賞受賞15周年記念公演(出町子供歌舞伎曳山会館)
米谷会準師範昇級試験
民謡アトラクション・・・2件

12月
津軽三味線大阪大会
庄東センターフェスティバル
民謡オフミin伊香保

こういう風にリストアップしてみると、去年よりも忙しかったようです。
これにリハーサルの回数なんかも数あまた、お稽古等もありますし、絶対に本業よりも民謡等に関わっている時間のほうが長いのではないかと思います。
ほぼ8~9割が尺八・笛のお仕事です。
しかしまぁ、よく頑張ったものです。
きっと私の前世はブリかマグロだったのではないかと思います(笑)

年明けのイベントは6日からスタート。平日の7日も続きます。
いきなり全開モードで行かないとなりません。
年末年始は特にイベントもなく、私にとって束の間の休息日です。

では皆さん良いお年をお迎え下さい。

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更なるパワーアップを目指して

2012年12月28日 23時00分28秒 | 民謡・尺八・笛

尺八の更なるパワーアップを目指して、10月から月一で、プロの尺八演奏家の鯨岡徹先生のレッスンを受けています。

そもそも、今年の夏頃に箏の知り合いのお姉さんから、鯨岡徹先生作曲の「月の雫」という曲の譜面をいただいたことがこのミッションのきっかけでした。
さっそくYou Tubeで検索して、「薫風之音」の「月の雫」を聞いて大変感激して、いろいろとネットで調べてみたのです。
で、調べている内に、この曲の作曲者の鯨岡先生は新潟市在住の尺八演奏家で、出身地の富山県で月に一度尺八の富山教室を開講されていると言うことを知り、さっそく先生にメールをしてレッスン志願をした訳です。

鯨岡先生HP

月の雫You Tube

いままでずっと民謡の尺八を吹いていて、唄心や節回しという民謡独特なものはある程度習得したつもりですが、音の迫力という事についてはずっと不満があって、もっと太い張りのある音が出ないものかと常々思い悩んでいました。
都山流の先生の門を叩こうかと思ったこともありましたが、知人から都山流の教室は閉鎖的なところが多いから、かえって活動しにくくなるかも・・・、と言われてどうしようかと悩んでいたところでした。
で意を決して、10月から滑川市の鯨岡先生の実家へ通うことにしました。

最初のレッスンでは、尺八の音の出し方の基本からしっかりと教授していただき、本当に目からウロコの連続で、素晴らしい先生に巡り会えたという感動で一杯でした。
どうしても民謡の尺八は、音程の正確さや節回しなんかを優先してしまうようで、今まで音の質はあまり言われなかったのが事実です。

先生の教えを無謀にも実戦であれやこれやと試しながら、演奏会や昇級試験までこなして、少しずつではありますが、自分でも音が大きくなって張りのある音が出るようになってきた気がします。
実際に「いい音がでるようになってきたね」と複数の人から言われたりしましたので、とにかく当分の間この方向で頑張ってみようと思い、約3ヶ月が過ぎました。

2回目、3回目のレッスンでは、プロの裏技とも言うべき細かいテクニックなどもいろいろと教えていただき、確実に実戦に役立っています。
勇気を出して先生の門を叩いたのは大正解でした。

来年には青少年伝統芸能祭で、昨年までは某大先生がつとめておられた尺八の伴奏を仰せつかって、新年早々責任重大です。
更なるパワーアップを目標に頑張りたいと思います。

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新酒シーズン

2012年12月24日 21時36分16秒 | 

例年の如く、この連休は年賀状製作で終わりました。
その昔はプリントゴッコで大騒ぎして作ったものですが、今ではパソコンでパッパッと作れるので楽になったものです。

さて、そろそろ新酒のシーズンです。
なんと今年はわが町氷見の小さな造り酒屋さんの新酒がほぼ同時期に販売されました。

例年2月頃の「曙しぼりたて」は、ぜひ正月にしぼりたて生酒を飲みたいというリクエストが多かったそうで、今年は第1弾が年内の販売になったとのこと。
「藤波しぼりたて」のほうは、毎年12前半に予約受付の新聞ちらしが入る筈なのに、今年は何故かチラシが入らなかったので不審に思いお店へ行ったところ、今年は都合でチラシを入れなかったとのこと。
幸運なことに店頭販売はあったので、しっかりゲットしてきました。
どちらの店も「○○の小熊ですが」、と言うとしっかり覚えておられてノープロブレムでゲット。
喜んで良いのかどうか・・・何だか妙な感じです。


氷見の至宝、「曙」と「藤波」です。

今日はさっそく「藤波しぼりたて」のほうをいただきました。
今年の藤波は例年よりしっかりした味わいで、実に美味しい仕上がりです。

氷見は魚も最高、酒も最高、良いところです。

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絶滅危惧種

2012年12月19日 02時59分39秒 | 民謡・尺八・笛

先月受けてきた米谷会の昇級試験、師匠宅に看板が届いたというので、受け取りに行ってきました。
以前の名取りの看板に「準師範」を書き加えても良いのにとも思いますが、せっかくいただいたので並べてみました。



これで晴れて後身の指導ができます。

実は富山県内で民謡の尺八を吹いている人で、私より若い人を見たことがありません。
何とか早く後継者を育成しないと、民謡尺八を吹く人はそのうち誰もいなくなってしまいます。
三味線や最近流行りの胡弓は、若い人が結構いますので当分の間大丈夫だと思いますが・・・
誰か興味のある人はいませんかねぇ。

先日太鼓のお姉さんと話をしていたら、太鼓も高齢化が進んで若手がいないのだとか。
もっと若い人を取り込んでいくような努力・工夫が必要ですね。
と、私がこんなところでブツブツ言っていても仕方ないのですが・・・

絶滅危惧種の民謡尺八、民謡太鼓の話でした。
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民謡オフin伊香保

2012年12月18日 01時42分22秒 | 民謡・尺八・笛

大阪大会の糸切れ事件から1週間。
何だか切れた時の光景が頭に残っていて、ずっとすっきりしなかったのですが、
この週末は嫌なことは一切忘れて、民謡オフ会でリフレッシュしてきました。

mixiつながりの民謡好き(民謡オタクと言ったほうが正しいかも・・・)が群馬の伊香保温泉に集合してオフ会をするというので、何とか都合をつけて参加したいものだと思っていたのですが、奇跡的にこの15日から16日の2日間は何も予定が入っていなくて、めでたく参加することができました。
今はmixiつながりですが、それ以前のYahoo!ブログの頃からのネットつながりの友人も何人かいて、実に5~6年越しでの初対面の方も何人かいらっしゃいました。
初対面とはいえ、何年も前からの友人のように接することができるのは、ネットの友人ならではの事です。

民謡のオフ会とは言っても、そこは民謡オタクの集まりですから、目的は延々と民謡を演奏して唄い続けることなので、実は体力勝負のオフなのです。
今回初参加なので、どんな曲が出てくるかわからないので、米谷流の尺八譜全部と自分で書いた譜面も併わせて持っていきました。
津軽三味線も持ってこいとのリクエストがあったので、尺八・笛に加えて津軽三味線も持っていきました。

オフ会はお昼頃からスタートということで、逆算して7時半に自宅を出発します。
9時に県東部の太鼓のお姉さん宅に集合、富山チーム5人で伊香保へ向かいます。
途中ちょっとしたトラブルもあったりしたので、やや遅れて午後1時に無事伊香保のホテルに到着。
今回の参加者は計11名、関東チームは既に到着していて、缶ビールを一本飲んでから早々に民謡三昧のオフミをスタートします。
最初は越中おわら節です。



調子が出てきた頃にKちゃんの日光山唄に・・・
当然リクエストされると思っていたので、前日の夜に音を拾って譜面に書いて持っていったのですが、なんと高さは1尺2寸だそうで・・・短いのは1尺4寸までしか持っていないので、ってことは1尺7寸の裏吹きですわな。
低い方の裏吹きは何とか変換して対応できますが、逆の場合はちょっと慣れてないので、大慌てで5度上げた譜を書いて何とか対応しました・・・やれやれ。
酒が入っているときに頭を使うことはやりたくないです・・・。
日光山唄、いい唄です。富山でも広めようかという企みがスタートしそうです。

酒も回って絶好調になったところで、津軽三味線の曲弾きをやれとの声が上がり、Rちゃん、Hチャン、そして私の順で曲弾きを・・・
今回は糸が切れることもなく、アルコールのせいで指も良く回り、気持ちよく弾くことが出来ました。

延々と5時まで続いた民謡タイムは一旦中断、後は宴会での民謡タイムへと続きます。
食事もそこそこに始まった民謡タイム第2部は、北海道から知ってる民謡を唄い続けて、1県ずつ南へ下がってきます。
北海道・東北地方は結構曲数がありますねぇ。皆さん良く知ってますわ。
私もうろ覚えの曲があったりしましたが、何とか覚えているものですね。
北陸~関東辺りまで来たところで宴会タイムが終了。最後の締めはまたしても越中おわら節でした。
部屋では楽器は不可だと言うことで、今回の民謡タイムはこれにて終了。
私はほぼ全曲尺八吹き続けで、いつもならぐったりなのでしょうが、実に気持ちの良い疲労感が残りました。






翌日は近くのグリーン牧場へ立ち寄り、その後日本三大うどんの一つ「水沢うどん」を食べに行きます。
実は私の住んでいる氷見市にも「氷見うどん」という腰の強いうどんがあり、地元のひいき目に見て三大うどんに続くのではないかというものなので、食べ比べてみました。






腰の強い食感が氷見うどんと良く似ています。
お土産で生の水沢うどんを買ってきたので、近日中に氷見うどんと同時に食べ比べてみたいと思います。
氷見も3軒の氷見うどんの店が一致団結して、町興しにでも動いてくれれば良いと思うのですが、どうも仲がよろしくないようで、バラバラです。

水沢うどんを食した後、名残惜しいのですが関東組とはここで別れて、上信越道経由で帰路に着きました。
群馬・長野は晴れて良い天気だったのですが、新潟に近づくにつれ天候もだんだん怪しくなり、日本海側に出ると雨模様。
ずっと太平洋側の良い天気の下で生活していると、性格も明るく変わるんだろうナァ・・・とはHちゃんの弁。
全く私もそう思います。

自宅には午後7時に到着。
久々にストレス発散ができて、楽しい週末でした。


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気合い空回り

2012年12月10日 10時55分59秒 | 津軽三味線

大阪大会より帰還しました。

必勝を期して臨んだのですが、気合いが入りすぎたのか演奏半ばで3の糸が切れてジ・エンド。
冒頭から調子も良くて気持ちよく弾いていたのに、残念です。
来年リベンジします。

本番前に、駒切れしないように2の糸と3の糸を少し送ってずらしたのですが、傷のある場所が運悪く音緒の最も力がかかる場所に来ていたのかもしれません。
ずらしてから5~6分弾き込んで本番に臨んだのに、タイミング良く演奏中に切れるとは・・・

しばらく落ち込んで復活できないかもしれません。
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忘年会第一弾

2012年12月04日 00時00分05秒 | 津軽三味線

週末は忘年会第1弾。
砺波の民唱会さんの忘年会でした。
場所は格安温泉ホテル大江戸温泉物語、石川県山代温泉の山下屋へ行ってきました。
今年は和倉温泉の湯快リゾートへ行きましたが、大江戸温泉物語ははじめてです。

湯快リゾートとか大江戸温泉物語の温泉は、夕食・朝食がバイキング方式なのですが、この山下屋ではプラス2000円の宴会プランで、大広間で夕食ができるそうです。
当然三味線・尺八持参の宴会なので、このプランでお願いしました。

豪華ステージ付きの大広間(ステージは使用不可でした)で、10人の宴会はちょっと寂しいものがありましたが、宴会は大盛況のうちに終わりました。
カラオケセットも準備されていましたが、マイクだけ使わせていただきました。
民謡会の宴会にカラオケは不要です・・・(笑)


よされ節です。


麦屋節の踊りの実演中

さすが老舗だった山下屋、立派な外観はそのまま残っていますが、内部はちょっとくたびれています。
でもこの旅館に格安で泊まれるのであれば、これで十分だと思います。
ちょっとチェックを入れるなら、大広間の畳がちょっと汚れていたのと、刺身がいまいちかなと思ったのぐらいでしょうか。ま、十分に合格点だと思います。
幹事の話では、フロントの接客がいまいち杓子定規で上から目線だったようで、ブツブツ言っておられました。まぁこれだけお客さんが来ればそうなっても仕方ないかなと・・・

この旅館の大浴場へ入って、何だか以前に来た事があるような気がしました。
きっと以前に技工士会の役員だったときに、会議で来たのではないかと思います。

窓からは総湯が目の前に見えました。
昨夜の雪が屋根に少しだけ残っています。





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ちびっ子軍団

2012年12月03日 00時54分39秒 | 津軽三味線

実は私の教室の生徒は子供ばかりで、まるで子供津軽三味線教室なんです。
大人は1人だけ、あとはすべて子供ばかり。
早く戦力になる若者が良いのでしょうが、贅沢は言ってられません。
大人を除く一番上は中2、その下は小6、小5、小1、年長さんと続きます。

先週末金曜日はしばらくぶりの高岡教室。
最年少コンビがはじめて顔を合わせました。



小1と保育園年長さんです。
左は小1で私の孫のmiyu、そして右は教室のスペースを提供していただいている和楽器やさんの甥っ子さんで保育園年長さん。
体格からしてちょっと早いかなとも思いましたが、何となく三味線を弾く格好になってます。
どちらも短棹なので、正寸よりも若干楽だとは思いますが、まだまだ三味線が大きく見えます。
二人とも嫌とは言わず喜んで三味線をさわっているので、きっと上手くなってくれると思います。

数年後にこの二人はどれだけ成長しているか、今から楽しみです。
目指せちびっ子津軽三味線ニスト!


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