三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

チューリップフェアのイベント

2010年04月29日 21時52分21秒 | 民謡・尺八・笛

今日は砺波のチューリップフェアのイベントに出演しました。

半野外ステージなので、雨天中止の予定でしたが・・・。
午前7時30分の段階では、強風が吹き荒れて土砂降り状態。
しかし、今日の天気予報は雨のち晴れという事で、決行されることになりました。

雨は上がったものの、北風がびゅんびゅん吹いているとんでもない天気の中、こきりこ節を2ステージ吹いてきました。
気温は13度ほど、着物の下は半袖でパッチもはいてないし、4月も終わりというのに凍えそうでした。

1回目は民遊会だけでの演奏でしたが、2回目は他の団体の三味線で、唄と囃し、笛と太鼓が民遊会からの参加という変則なパターンでした。
2回目は三味線の調弦もいい加減で何だかすっきりしませんでしたが、まぁ皆さんそれぞれ超ベテランでプライドを持ってやっておられるのでしょうし、私みたいなペーペーがうるさく言うこともないので知らん顔をしてました、、、フン。







いよいよ明後日は津軽へ向けて出発します。
大慌てで作った津軽小原節の曲弾きも何とかまとまってきました。
かえってじょんからの曲弾きのほうがいまいちインパクトがないかな・・・って感じです。
来年用のじょんから節はまるで最初から作り直さないといけないなぁ、と今から考えています。
なんせ今のは、増改築を重ねて重ねて、、、という曲弾きなので、そろそろ解体して新築が必要のようです。
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駒のチューンアップ

2010年04月28日 23時10分00秒 | 津軽三味線

大会に向けて最後の追い込みの時期なのに、両手首に爆弾を抱えているのであまり長時間練習できません・・・2時間が限度です。

そこで仕事の合間に駒のチューンアップを施してみました。

プロフィールの通り歯科技工を生業としている私の作業所には、いろんな便利な物があるのです。
まずは失敗しても良いような駒で実験してみました。
駒は市販の普通の駒(煤竹、2分7厘)です。
同じ高さの物がもう一個あって比較するのが容易なので、これを使いました。

裏のほうから、厚みをデバイスで確認しながら慎重にルーター(専門的には歯科技工用エンジンという)で削ります。




最初は1ミリ以上はあった厚みを、0.3ミリ前後まで削って薄くします。




電灯に透かしてみるとこんな感じで、透けて見えるくらいまで削ります。




重さは、最初0.6グラムだったのが、0.5グラムになりました。
0.1グラムのダイエットです。

ノーマルの駒と比較しながら試奏してみると、実に良く鳴ります。
音は明るく華やかな音になりました。
低音は、ノーマルよりは少し軽く聞こえますが、音がドーンと前に出るようになりました。
調子に乗って、他の駒もチューンアップしてみました。
超お薦めです!

ただ、強度は確実に低くなると思いますので、取り扱いには注意が必要かと思います。


撥のチューンアップもやりたいのですが、その昔調子に乗って削りすぎて、使い物にならなくした苦い経験があるので、なかなか思い切れません。

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またまた新入りネコ。

2010年04月27日 00時30分06秒 | ネコ

昨日のこと。


夕方用事で息子が来ていたのですが、その車の下に見かけない小さいネコがいました。
このあたりは犬は多いのですが、ネコは滅多に見かけません。

となりの空き地から裏のほうへ逃げていったので、ちょっと気になったので追いかけてみました。
呼ぶとこちらをしばらく見ていて、そのうちに近寄ってきました。

見るからに痩せているので、見かねてエサをやってみたのですが警戒して落ち着いて食べません。
しかし、そのうち私から離れようとしなくなりました。

抱きかかえてみると体は骨と皮だけにやせ細っていて、のら暮らしが長かったのか、かなり汚れています。
家内としばらく外で思案していたのですが、あまりにも可哀想なので保護することを決断しました。
そうとなれば話は早くて、すぐにシャワーをして体をきれいに洗って、獣医さんへ直行しました。

かなりの脱水症状だったようで、でっかい注射を3本打たれて、のみ取りの薬と試供品のキャットフードをいただいて来ました。
結構お金が要るかもしれんね、と1万円札を握りしめて行ったのですが、野良ネコを保護したと言うことで、獣医さんのご厚意で、わずか1000円で済みました。

獣医さんの話では生後3ヶ月弱だろうと言うことでした。
捨てられたのか、迷子になったのかはわかりませんが、非常に人なつっこいのでしばらくはどこかの家で飼われていたのは間違いありません。

このところ寒い日も多かったのに、いつから野良暮らしをしていたのでしょうか。
普通生後このくらいのネコは、暖かくなっても毛が生えかわって抜けることはないのですが、余程ストレスが多かったのか、加えて栄養失調もあったのでしょう、ばさばさ毛が抜けます。
声も涸れてハスキーな声になってるし、可哀想な状態です。

私にすり寄ってきたのはきっとネコ好きのオーラが出ていたのでしょうか。
とりあえずは他の先住ネコと隔離して、体力の回復をさせなくてはなりません。
顔は不細工ですが、尻尾はすらっと長い女の子です。
ブサ可愛いってやつですね。






と言うわけで、わが家の新入りネコとなり、ネコは計7匹になりました。
息子の所から預かっている事になっている2匹の兄弟は、近々里帰りする見込みなので5匹に減りますが、ネコ屋敷には変わりありません。
困ったものです。

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ボランティア演奏2ステージ。

2010年04月25日 23時55分31秒 | 民謡・尺八・笛
今日は地元の特養でボランティア、2ステージでした。


お弟子さん1号の勤務先でのボランティアで、デイサービスの人たちと入所者の人たちの各1ステージで、45分×2回でした。
体調もあまり良くなくて、ヘロヘロになりながらこなしてきました。
さすがに帰宅後しばらくばったりと倒れて寝てました。


今回も会派横断的なメンバーのボランティアでして、実のところは内緒なのです。
尺八の某大先生も来られましたので、今回私は三味線、津軽三味線、太鼓、棒ささら等々の担当で結構楽しんできました。
普段どこへ行っても「麦屋節」や「おわら節」の三味線なんて絶対に弾かせてもらえませんから、貴重な勉強の場です。

特別に私の孫も参加して、「りんご節」と「こきりこ」を唄わせてもらいました。
小さい子が唄っていると、お年寄りの表情が和らぐので、演奏してる側もにこやかになります。

ボランティア演奏も結構な回数行ってますが、少しずつ変わったことをやってみようということで、
今回100円ショップで「鳴子」と「鈴」をたくさん買い占めてきて、お年寄りの皆さんに渡して好きなようにリズムを取ってもらいました。
普段あまり体を動かさないお年寄りも、リズムを取って体を動かせたようで、今後の良い経験になりました。


全国大会まで1週間。
このところ連日取り憑かれたように長時間練習していたもので、とうとう左右の手首が悲鳴を上げました。
右手は打ち込みすぎなのでしょうね。
左手は細かい手ばっかり集中的に練習しているせいでしょうか。
しかし困った・・・

とりあえずは湿布してますが、本当なら休養が一番なのでしょうね。
きっとやっぱりあんたはアホや、とあちこちから言われているような気がします・・・
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のど自慢デビュー戦。

2010年04月19日 02時04分48秒 | 民謡・尺八・笛
とはいっても孫の話です(^^ゞ

昨日は、「北日本民謡舞踊砺波大会」、早い話がのど自慢の予選大会でした。

私の出番は、アトラクションが3曲(いずれも尺八)
オープニングの「となみ散居節」、中ほどで「南部磯節」
それからラス前で、尺八の独奏から始まる「五箇山追分」でした。
五箇山追分は、前奏が上手く吹けるか、えらい緊張しましたが、何とか無難に吹くことが出来ました・・・ヤレヤレ。

そして問題の孫娘の「りんご節」の伴奏。
こちらは私の三味線一丁弾きです、
孫娘はさすがに現代っ子、緊張のかけらもなくのびのびと唄ってましたが、私の緊張は大変なものでした。
全国大会の順番待ちの緊張をさらに上回る緊張感を味わいました。
とんでもないミスをして孫の足を引っ張っては大変だ、という気持ちからでしょうか、変な汗が流れました(^^ゞ
でも無事に終わってこちらもヤレヤレです。

孫娘は4歳、今回出場の最年少でしたが、皆さんには私の身内ということがバレバレだったようで、あちこちから声を掛けられました。
その中でも多かったのが、「あんたの娘け?孫け?」という声。
喜んで良いのか悲しんで良いのか、ちょっと複雑です・・・・。
まぁ、そんな雑音は気にせずに、先輩のお姉さん達を目標に頑張って欲しいものです。

というわけで、無事孫ののど自慢デビュー戦は終了。
次は6月のおさらい会に向けて、また特訓の日々です(^^ゞ
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全国大会まで2週間

2010年04月18日 00時51分04秒 | 津軽三味線

先週はバタバタしていて、何だかあっという間に終わった気がします。

全国大会まであと2週間を切りました。
青森、弘前、金木ともに出場証やプログラムが送られてきて、いやでも尻に火がついています。
普段はよく弾いても1日に1時間~1時間半ほどですが、ここしばらくは2時間ぐらい平気で弾いてます。
生徒さんのお稽古がある日は3~4時間は弾いてます。
左手薬指が痛くて悲鳴を上げていますが、かまわずに続けています。
左手の指が筋肉痛になったのも久しぶりです。
もう2週間、頑張らなくては・・・

今月いっぱいは、尺八の教室と、となみ野民遊会はお休みさせていただいて、全国大会に向けて集中しているつもりなのですが、イベントの依頼はそんなこと関係なく入るもので、先週は月曜と土曜の2回イベント出演がありました。
今日は孫娘の、のど自慢デビュー戦だし、相変わらずのバタバタです(^^ゞ

昨日は地区の獅子舞でした。
寒いのにご苦労様です。




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大和デパートでイベント。

2010年04月12日 00時14分05秒 | 民謡・尺八・笛

昨日はSILKY’sさんの助っ人で、高岡市の商店街へ行ってきました。
イベントの名前は・・・
「御旅屋メルヘン広場・リニューアルオープン記念 桜祭りお楽しみ広場」
という長い名称のイベントです。

一昨日はぽかぽか陽気で人出も多かったそうですが、昨日は寒い小雨交じりの天気で、人足もまばら。
高岡市中心部の活気の無さを象徴しているような感じです。

このあいにくの天気では屋根のないメルヘン広場はだめなので、アーケードの中程に陣取って午前の部を開始します。
あまりの寒さに三味線を弾く指も冷たくて、思うように弾けません。
でも何とかSILKY’sさんの「純情おたや通り」や津軽三味線曲弾きも無難にこなしました。

午前の部を終了したところで、大和デパートの中でやっても良いよ、というありがたいお言葉がありまして、午後からは大和デパートのからくり時計の前でやることになりました。
暖かいし、お客さんも増えるし、超ラッキーでした。
そうそう、ウチの孫の飛び入りの「りんご節」もありました。



ここは音がよく反響して、気持ちよく弾けました。


こちらがSILKY’sの面々。
しきりと一緒に踊らないかと誘われています(^^ゞ
今回は息子の嫁が、携帯で撮ってくれました。

バタバタと慌ただしい一日でしたが、楽しいイベントになりました。
SILKY’sさん、また誘ってくださいね。
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「伏木音頭」その後。

2010年04月10日 02時28分24秒 | 民謡・尺八・笛
先日の日記に書いた「伏木音頭」ですが、
太鼓の先生を加えてもう一度録音し直すということで、昨日の午前中に先生のお宅へ行ってきました。
今回録音したテープで踊られるそうで、責任重大です。
明日、伏木観光祭りで御披露目になるようです。


何でも先日預かった音源は40年以上も前のテープだったそうで、貴重な発掘民謡になったようです。
と、新聞に載っていました。




(4月9日付けの北日本新聞です)


尺八は高音ばかり続くので、息絶え絶えでした(^^ゞ
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コピー作業その2「津軽小原節」

2010年04月07日 03時32分39秒 | 津軽三味線

コピーシリーズ第2弾です。


一昨日の晩、夕食後時間が空いたので、かねてからの懸案であった木乃下真市さんの「津軽小原節」のコピーに取りかかりました。
なんせ木乃下さんの手は細かいから3~4日はかかるかな、と思ってやり始めたのですが、調子が出てくると止まらないアホな性格の私は、夜中までかかってコピーを完成して譜面にしました。


実際にしっかりコピーして譜面にしてみると、ここはこのように弾いていたんだと、目からウロコの箇所がいくつもありました。
単に聞き流しているだけだとなかなかわからないものです。


実は今年の5月の金木大会には「津軽小原節」でエントリーしてあるのです。
まだ自分の小原の曲弾きが完成しているわけではなくて、まだまだ煮詰めなくてはいけないのですが、
その中に私が神とあがめる木乃下さんの「手」をちょっと入れてみたいというのが本音なのです。


津軽三味線の全国大会は、各大会特徴があって、大体が津軽じょんから節の新節の曲弾きを弾かないと上位には入れないようです。
曲目は「じょんから節に限る」と書いてある大会もありますし。


ただ、金木大会だけは、じょんから節以外でも入賞できる可能性が高い大会なのです。
偏屈者の私は、金木でじょんからの新節を弾いたのは最初の1回だけ。
あとは、じょんからの旧節、中節、そしてよされを弾きました。
で、今回が津軽小原節。
2~3年計画で完成させることが出来ればと思っています。

さて、大会まで1ヶ月を切ってしまいました。
後は何とかつぎはぎをして間に合わせるだけです。

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コピー作業その1「伏木音頭」

2010年04月06日 02時54分37秒 | 民謡・尺八・笛

このところまたコピー作業が続いています。
コピーといっても機械で複写するヤツではなくて、テープから耳でコピーして譜面に起こす大変なコピーです。

先日ある先生から「伏木音頭」という唄が入っているテープを預かりました。
どっかのおっちゃんが三味線の伴奏で唄っているテープです。

このテープから音を拾って尺八を吹いて欲しいということでした。
しかし、歌詞も三味線の譜もありません。
全く何も無いところから音を拾って耳でコピーしなくてはいけません。

テープを聞いてみると、おそらく聞き覚えの唄を適当に唄っているのでしょうね。
あっちこっちに「半間」が出現するし、1題目と2題目では節も間も違うし・・・・
三味線は唄に合わせて弾いているようで、三味線の手も1題目と2題目で違うし・・。
こりゃぁ難儀だわ・・・と思いながら、とりあえず旋律に合わせて尺八の譜面を書きました。
ひょっとしたら三味線の譜も書いておいた方が良いだろうと思い、こちらも何とか下書き程度に仕上げました。

で、先週末に某先生のところへ行ってみると、やはり思った通り三味線譜も完成してなくて、結局私の下書き程度の三味線譜で試してみることに・・・。
なかなかスムーズにいったので、そのまま尺八も吹いてみてくれと言われて、合わせてみると上手い具合にいきました。

先生の三味線、奥さんの唄、私の尺八でさっそくテープに吹き込んで、無事このミッションは終了。
やれやれ、私みたいなペーペーの人間に頼むのがもともと間違いだったんじゃないの・・・とは思いましたが、何とか上手くいったので良しとしておきましょうか。

「伏木よいとこ皆おいで~、良い港~」ってサビが妙に耳に残って離れません(^^ゞ
昔の伏木の唄が何とか譜面に残すことが出来て、現代に甦りました。
そのうちあちこちのイベントで聞くことが出来るかもしれません。


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ナットが回らない・・・

2010年04月01日 04時00分29秒 | 四輪
昨日は暖かさも戻ってきたので、午前中にタイヤ交換をして、洗車して、そのあとカル○ンへ行って・・・・と予定をしていたのですが、
なかなかナットが回らないのが2個。

そういえば、1月にディーラーに車検に出したので、その時にいい加減なメカニックがまたとんでもないトルクで締め付けたに違いない・・・と思いながら作業続行。

インパクトレンチで頑張って1個は回りましたが、左リアの1個がどうしても回りません。
すったもんだすること1時間以上、しまいにはインパクトレンチのソケットがなめてしまったので、諦めてスバルへ電話をしました。









車検を担当したメカニックを電話口に呼び出して、状況を説明。
でも決して自分の非を認めようとしません。
でも、回らない物は回らないので、すぐにプロ用の工具を持参してくるように要請。

1時間後に担当者が到着、プロ用のしっかりした工具で何とか回りました。

1個だけなら、ナットの不具合とかも考えられますが、2個も回らなかったのは100%締め付けトルクが強すぎるからに他なりません。
きっとインパクトレンチでそのまま締めたのではないでしょうか、本人は否定してましたが、どうなんだか・・・
アルミは締めすぎると食い込みますので、絶対に手で適切なトルクで締めないとダメです。

以前にもあるGSでタイヤを替えてもらったときに、とんでもないトルクで締め付けられて、このときはナットが全く動かずに、インパクトレンチのソケットが壊れてしまいました。
空気圧なんかもでたらめなところが多くて、それ以来、タイヤ交換は絶対にGSには任せない事にしていますが、今回は車検だったので仕方ありません。
どうもプロ意識に欠けているのが多いようです。


非力な爺ィが1時間も回らないナットと悪戦苦闘したので、手首のスジがおかしくなって左手の握力が戻りません。
こんな状態では三味線弾けません・・・・。
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