三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

福光めでたコンクール

2015年07月28日 01時05分18秒 | 民謡・尺八・笛

26日(日曜日)

福光めでたコンクールの尺八固定伴奏のピンチヒッターを頼まれて、早朝より暑い中を南砺市福光へ向かいます。

能越道~東海北陸道で、45分程で会場の福光福祉会館到着。
福光めでたの固定伴奏は初めての経験で、しっかり打ち合わせをします。
三味線1人、尺八1人でチームを組んで、AチームBチームで交代で伴奏します。

ホールの中は寒いくらい冷房が効いていたらしいのですが、私たちの待機している廊下は冷房もなく、ステージもライトの熱で、一日暑さとの闘いでした。






こちらは伴奏Aチーム


エントリーは93人、うち欠場を差し引いて86人。
これに決勝進出者14名を加えてちょうど100人分の伴奏です。
AB両チームで分けてほぼ半分としても50人分、これに各部門優勝者の披露を加えて53人分の伴奏でした。
福光めでたの尺八は、あまり手を抜くところがなくて、おまけに鳴り物無しの三味線1本だけなので結構頑張って吹かなくてはなりません。
暑さも加わって、実に大変でした・・・。


大賞の部優勝者は、金沢市の中村栄一さん。
貫禄の優勝でした。
親しい人が優勝すると嬉しいものです。


大会終了後、福光民謡協会主催の懇親会に参加しました。
相変わらずノンアルコールで酔ったつもりで、皆さんを相手に話が弾みました(笑)
本来ならしっかりアルコールの入ったのを飲みたいのですが・・・
会長の久保義晴先生をはじめとして、福光の皆さんはほんとにいい人達ばかりで、楽しいひとときでした。

これにて、5月半ばから続いていた連続週末丸つぶれはようやく途切れました。
今週末は珍しく何も予定がないので、久々にゆっくり過ごせそうです。


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射水市串田地区の納涼祭へ

2015年07月28日 00時24分12秒 | 民謡・尺八・笛
25日(土曜日)

今年の夏は納涼祭の依頼が無くてホッとしていたのですが、突然K先生より1件頼まれまして、暑い中出かけてきました。

場所は射水市、串田新遺跡公園というところです。
こちら。

国史跡ということですが、私は聞くのも見るのも初めてでした。
富山県に永年住んでますが、知らないことがまだまだあります。
学校では遠い外国の古い歴史を勉強するより、近くのことももっと教えて欲しいです。

民謡アトラクションということで、尺八だけで良いのかと思ったら、津軽三味線も持ってこいとのこと。
相変わらずの大荷物になってしまいました。

会場に着いたときはまだ明るくて、こんな感じ。
広い公園のど真ん中に舞台が設営されています。








草は綺麗に刈ってありましたが、虫たちの楽園に無防備に踏み込んだ人間は無力です。
あっちこっちしっかり喰われました。

そういえば、最近キンチョウ蚊取り線香のCMで、蚊に「刺される」と「咬まれる」の境界線がどうたらこうたら、と言ってますが、、、
富山県では、どちらでもありません。
私の知る限り、蚊に「喰われる」と言う人が圧倒的に多いです。
上品な方は蚊に「食べられる」とも言います。
やっぱり東西文化の境界なので変なのでしょうか・・・

この日の演目。

・秋田大黒舞
・佐渡おけさ
・隠岐祝い音頭
・伊勢音頭
・南部俵積み唄
・津軽じょんから節独奏(旧節~新節)
・安里屋ユンタ
・おてもやん
・越中おわら節
・黒田節
・麦屋節
・花笠音頭

南部俵積み唄と津軽じょんから節は津軽三味線、あとは尺八と笛です。
納涼祭っていうと、日が暮れると急に湿気が降りてくるので、三味線の皮は要注意ですね。
帰宅してからしばらく叩いておくと湿気が飛ぶと言うので、就寝前にほろ酔いで10分ほど弾いておきました。
今のところ大丈夫そうです。

この後納涼祭のアトラクションはありませんが、来月に自分の町内の納涼祭で焼き鳥係の役が当たっています。
前回は焼きそば係で、一日中鉄板の前にいて大変な目に遭ったのですが、今回はどうでしょうか。
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長岡すみ子の会「ゆかた会」

2015年07月21日 00時16分57秒 | 民謡・尺八・笛

20日(海の日)

長岡すみ子の会「ゆかた会」へ。
高岡市で私の最初の民謡の師匠をピックアップして、朝から暑い中、富山市のいこいの村磯波風(いそっぷ)へ向かいます。

氷見の磯波風は何度も行ったことがありますが、いこいの村の磯波風ははじめてです。
増築が繰り返された温泉施設によく見られる迷路のような館内で、重い荷物を抱えて暑い中の移動は大変でした。
できることなら、移動する通路にもそこそこ空調がかかっていれば、と思います。

長岡すみ子先生は、加賀山会在籍当時からのご縁で、昨年からちょくちょく声を掛けてもらえるようになりました。
昨年末のチャリティーコンサートに続いて、今年のゆかた会にも出演させて頂きました。







オープニング、ソーラン節の次の越中おわら節です。

全26曲中、私の担当は19曲。
以下私の尺八・笛の担当の唄です。

・ソーラン節合唱+合奏
・貝殻節
・江差馬子唄
・高山音頭
・ちりめん節
・能登麦屋節
・あねこもさ
・黒田節
・ちゃっきり節(笛)
・あめや踊り唄(笛)
・郡上節(川崎)(笛)
・郡上節(春駒)(笛)
・味真野茶もみ唄
・池田追分
・柴姥
・南部よしゃれ節
・ホッチョセ節
・南部磯節
・北海盆唄(笛)

藤本流や、佐藤松子流ではまずお目にかからない唄が結構あるので、音源から楽譜を起こしたり人知れず結構大変でした。
ゆかた会を見に来ておられた、いつもの太鼓のOさんも、目新しい知らない唄があって楽しかったと言っておられました。

ちりめん節、あめや踊り唄、柴姥は富山県民謡。
味真野茶もみ唄、池田追分は福井県民謡です。


懇親会では、津軽三味線を2曲弾かせて頂きました。
ワンパターンの津軽よされ節と津軽じょんから節ですが、ウォーミングアップも全く無しのぶっつけ本番はさすがにいまいち調子が出ませんでした。
ま、余興なのでご愛敬ということで、許してもらいましょう。

アルコール大好き、ほとんどアルコール漬けの標本のような私なのですが、師匠を乗せてきている手前飲むわけにもいかずひたすらノンアルコールで我慢してきました。
ノンアルも、ガバガバ飲むと酔ったような感覚になりますがね・・・(笑)

師匠を高岡の自宅まで送り届けて、夜9時過ぎに帰宅。
あまりの暑さにくじけそうになりましたが、充実した一日でした。
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若鶴酒造大正蔵

2015年07月20日 23時21分53秒 | 民謡・尺八・笛

19日(日曜日)。

太田まり子さんのお伴で、砺波市の若鶴酒造へ。
大正時代に作られた酒蔵をリニューアル、演奏会などができるように綺麗に改装されて、最近地元のテレビでも取り上げられている注目スポットです。
天井が高い分音が気持ち良く響いて、実に良い感じの空間です。









傾斜の付いた客席です。


上のほうから見るとこんな感じ。


ホールの隣の空間には、タンクが並んでいます。


座席は四角いテーブル席で40席。
空いたスペースに椅子を並べると100席確保できるそうです。
格安で借りることができるそうで、そのうちここでミニコンサートでもやってみたいものです。


この日は若鶴酒造のOB会の総会のアトラクションとかで、富山県民謡を中心に8曲。
相変わらず何でも屋です(笑)
・花笠音頭(尺八)
・真室川音頭 (尺八)
・津軽あいや節(津軽三味線)
・こきりこ節(笛)
・福光めでた (尺八)
・麦屋節 (尺八)
・越中おわら節 (尺八)
・秋田大黒舞(笛)

本日の報酬として、お酒もいただきました。
できれば苗加屋の方が良かったのですが、贅沢は言ってられません。
と言っても地元で通の人しかわからないでしょうから、この2行は関心の無い人はスルーして下さい。



アトラクション終了後は、若鶴酒造から徒歩1分の所にある油田振興会館にて、散居節保存会の研修会。
また上手い具合に、こんな至近距離で行事が続くとは驚きです。
研修会は、10月のとなみ散居節のど自慢に向けて、唄と地方の練習です。

低い調子は、裏吹きで対応できるように、良い勉強になりました。
1時間半尺八を吹き続けで、10時半に疲れ果てて帰宅。

翌日の準備をしてバッタリ就寝でした。
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北日本民謡舞踊滑川大会

2015年07月12日 22時16分43秒 | 民謡・尺八・笛

今日は北日本民謡舞踊滑川大会。
私は尺八固定伴奏の当番です。

早朝より暑い中、滑川市へ向かいます。
日曜の朝なので、快適に走れるかなと思いきや、サンデードライバーなのでしょうか青信号なのにいきなり交差点で止まる車がいて、危うく追突しそうになりました。
日曜日の運転は要注意です。

北日本民舞連のど自慢の4回目、最後の地区予選です。
決勝大会に進出が決まった人がどんどん抜けていくので、参加者も少なめで約80人。
尺八の固定伴奏は先輩のSさんと私の二人で1曲ずつ交互に吹きます。
なのでほぼ40人分の伴奏です。

開始前は暑くてどうなる事かと不安だったステージも、少しずつ涼しくなり順調に伴奏をこなします。
尺八唄で、自分の伴奏の方に合格の鐘が鳴ると嬉しいものです。
良い勉強になります。

固定伴奏の他はアトラクションが2曲、越中おわら節と、石狩川流れ節でした。
石狩川流れ節は、なんとかぎりぎりで暗譜完了、どうも最近暗譜がなかなかできなくて困ったものです。
加齢による記憶力の衰えでしょうか・・・。


忙しくしていたので、写真なんか撮る暇も無いし、終了後にパッパッと撮ってきました。


もうすでに看板は屋内に引っ込められていました(笑)


大ホールなんて立派な名前が付いてますが、実は学校の講堂みたいな感じです。


ほぼ撤収終了の大ホール。


毎週末のイベント地獄は、5月の第3週から途切れることなく続いています。
声が掛かるうちが華ですので、毎週頑張って尺八吹きになったり、三味線弾きをやったりしています。
今月末で連続記録は一旦途切れそうなので、それまでもう一踏ん張りです。
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ちょっと早い敬老会

2015年07月05日 23時56分45秒 | 津軽三味線

相変わらずブログ更新は遅れ遅れになっていますが、暇を見て回想しながら書く予定です(^^ゞ

今日は小矢部市内の某公民館へ、ちょっと時期的には早い敬老会に行ってきました。
三味線2名、後は唄と太鼓各1名の少数精鋭部隊でした。

音響が必要ということなので、いつものように前日の晩に自宅の玄関まで機材を出しておきます。
どうも朝からバタバタするのは嫌いなので・・・ネコのいたずらが心配ではありますが・・・。
これまたいつものようにFITに機材を積み込んで、生徒さんと二人で会場の公民館へ向かいます。
最近は音響を積んでいくことが増えて、以前よりも段取りが良くなりました。

会場へ着いてみると、その昔一度来たことがあるような気がします。
公民館の中に入って見るとステージにも見覚えがありました。
数年前ですが、他の会の助っ人で一度来ていたようです。


音響の設営も最近では毎月1度はあるので、ずいぶん慣れて手際が良くなってきました。
マイクの数も少なかったので、ぱっぱっと設営完了。
公民館の音響もあるのですが、あくまでも講演や会議用のものなので、持って行って正解でした。

この日は新兵器、ワイヤレスのピンマイクを試してみました。
津軽三味線で依頼されていくと、演奏はもちろんMCもほとんど自分一人でやらなくてはなりません。
一曲弾き終わるごとに撥を置いてマイクに持ち変えて喋り、MCが終わるとまたマイクを撥に持ち替えて次の曲へ、という面倒な動作をしなくてはなりません。
以前お邪魔した老人施設で、ピンマイクを貸して頂いたことがあって、これが何とも便利だったので、去年導入したワイヤレスマイクのシステムにピンマイクも追加して、今回使ってみました。

実に便利で快適でした。
曲の解説をしながら、調弦もやりながら進行できます。
三味線を取り替えるときも喋りながらできます。
次回からは、これで決まりです。
ただ、うっかりマイクが生きているのを忘れてメンバーと喋りそうになるのは気をつけなくてはなりません。


演目は次の7曲
・六段合奏
・津軽よされ節独奏
・津軽じょんから節独奏
・津軽あいや節
・津軽タント節
・南部俵積み唄
・津軽じょんから節新節合奏

ステージが終わってから、何人もの方から「感動した」という言葉をいただきました。
皆さん真剣に聞いておられて様子だったので、実にありがたいことです。

いつも忙しく動き回っていて画像がないことが多いので、この日はスタッフのお姉さんにデジカメを渡して好きに撮ってもらいました。
以下会場の様子です。


三味線の相方は生徒のminaちゃんです。


法被の下は白っぽいTシャツで、ということだったのですが、あいにく適当なのがなくて、くまモンのTシャツでした(^^ゞ




来週の日曜日は、北日本民謡舞踊連合会のど自慢滑川大会です。
尺八の固定伴奏の当番なので、一日頑張って働いてきます(^^)v

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