昨日はイベントダブルヘッダーでした。
まず日中は砺波市の某所で、結婚披露宴のアトラクション。
朝、家を出る5分ほど前にK先生より電話があり、「津軽三味線もお願いね・・・」と言われて、大慌てで準備をしてから出発しました。
いつもの通り、尺八・笛だけだろうと思っていたのですが、津軽三味線も予定に入っていたそうです。
両家あわせて20人ほどのこぢんまりとした披露宴で、みなさん静かに聞いていただき気持ちの良いアトラクションでした。
だいたい、大人数の披露宴では、酒が入るとまずまともに聞いてくれる人がいないので、演奏するにもいまいち気合いが入らないことが多いのですが、この日はしっかりと聞いてくださいました。
曲目は次の通り。
1.花笠音頭
2.喜代節
3.伊勢音頭
4.黒田節
5.麦屋節
6.津軽三味線独奏
7.越中おわら節
8.秋田大黒舞(アンコール)
津軽三味線独奏以外はすべて尺八。
アンコールに備えて会場へ笛も持って行けば良かったとちょっと後悔しました。
アトラクション終了後は、豪華な昼食をいただいて一旦自宅へ帰りました。
30分ほど昼寝をしてから、今度夜の部へ向かいます。
南砺市で行われている、「国際木彫刻キャンプ2011」の一環で、瑞泉寺での演奏。
今回は格式のあるイベントなので、「チームくまりん」ではなく、正式名称の「全日本津軽三味線友の会氷見支部」での演奏でした。
今回もちびっ子軍団に唄をお願いしました。
由緒あるお寺の山門の真下のステージで、お客さんは超満員。
コラボあり、パフォーマンスありと内容も盛りだくさんで充実した45分でした。
家族に頼んで撮ってもらったのですが、暗くていまいちの写真です。
何となく雰囲気だけはわかると思います。
曲目は次の通り。
1.津軽六段
2.花笠音頭
3.りんご節
4.津軽甚句
5.八乙女風神太鼓と津軽三味線のコラボ
6.外国からの招待作家とのパフォーマンス
7.嘉瀬の奴踊り
8.津軽あいや節
9.南部俵つみ唄
10.津軽じょんから節合奏曲
八乙女風神太鼓と津軽三味線のコラボは、前回8月16日に演奏したのと同じパターンでしたが、今回は太鼓の奏者が違っていたので、異常にスピードが速かったのと、終わりのほうで息が合わなかったところがありました。
が、聞いていた分には全くわからなくて、良い演奏だったとの事でした。
結果オーライですね。でも指がちぎれるかと思うほどの速いスピードでした・・・(^^ゞ
外国からの木彫刻の招待作家さん達とのパフォーマンスは、ちょっと速めのテンポのこきりこ節でトライしてみました。
作家さん達にはステージ前列に並べた締太鼓を各自自由に叩いてもらいました。私たちは単純にこきりこ節の旋律を弾いているだけです。
実は前回4年前の同様のイベントでは、私の師匠が出演して、ソーラン節でのパフォーマンスをやったそうなのですが、どうもうまくいかなかったそうで、今回はもっと単純な4ビートのリズムのこきりこ節でやってみたところ、なかなかうまくいきました。
かくしてドタバタの週末は無事終了。
夏の納涼祭や野外ステージでの演奏もほぼ終了。
忙しく動き回っているうちに空の色も、蝉の声ももう秋になってました。