三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

日民富山県連合大会

2014年03月17日 11時18分53秒 | 民謡・尺八・笛

先週の津軽三味線のおさらい会以降、帯状疱疹による神経の痛みがひどくて、動くのもやっとという状況が続いています。
加えておさらい会の準備で大変な目にあったその燃え尽き症候群も加わって、パソコンもろくにさわらなかったこの一週間でした。

津軽三味線のおさらい会は後日まとめてアップすることにして、昨日の出来事です。
昨日16日は日民(日本民謡協会)の富山県大会でした。
私は会の皆さんの尺八地方伴奏と、miyuの付き添いです。



帯状疱疹の痛みは相変わらずですが、鎮痛剤で何とか動ける状態には回復します。
着物を着ると擦れて痛みが倍増しますがそんなことは言っておられません。
この日は会の皆さんの伴奏が18人分、アトラクションが3曲。
それに加えて突然長岡先生から吹いてくれと頼まれた2曲でした。
微妙に間隔が開いているので、ゆっくり休むこともできず、ずっとステージ袖にたむろする一日でした。


miyuは、小学校低学年の部。
来年からは高学年の部で激戦を戦うのですが、今年はまだ何とか平和な低学年の部です。
去年までは唄い出しの一息で唄うところが若干短いということで、麦や節の字余りを唄っていたのですが、今年からはしっかり平唄を唄っています。
ちょっと息切れしましたが、低学年では問題なしだったようで、去年に続き優勝しました。
今年も8月にきゅりあんへ行きますので、よろしくお願いします。




mihoちゃんも高学年の部で越中おわら節を唄って優勝。
親も爺婆も、会主もうれしい一日になりました。



で、私はというと、帯状疱疹に加えて前日から風邪気味で、体調最悪の一日でした。
鼻が詰まっていると息継ぎがやりにくくて尺八は吹きにくいのですよ・・・。
なかなか体調が万全な状態には戻りませんねぇ。
コメント (4)
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ボランティア演奏2連チャン

2014年03月06日 00時05分15秒 | 民謡・尺八・笛

ようやく今週のお話です。
何とか周回遅れ(週遅れ)を挽回しました。

3月2日と3日、ボランティア演奏の連チャンでした。
それもいつもの民謡ではありません、いつもお世話になっている箏の英里ちゃんのお供でした。


3月2日(日曜日)
射水市内の某老人施設へ向かいます。
この日は日舞の子供たちが二人応援に来てくれて、かわいい姿を見せてくれました。



プログラムは以下の通り。
・春の海
・花は咲く
・花
・うれしいひなまつり
・さくらさくら
・他日舞が2曲

春の海は定番になってしまうのでしょうか・・・(^^ゞ
ま、何とかうまく吹けましたが、更なる努力をしなければと思います。

花は咲くは先日のふれあい公演と違うアレンジのものです。
調も違うのでちょっとしどろもどろになりながらの演奏でした。

花・ひなまつり・さくらさくらは、尺八の譜面が無かったので、英里ちゃんに五線譜で書いてもらいさらにそれを尺八の縦譜に書きました。
五線譜でそのまま読めれば良いのですが、まだまだ修行が足りません・・・


3月3日(月曜日)
この日は氷見市内の某デイサービス施設に向かいます。
平日なので応援はなし、英里ちゃんと二人で頑張ります。

プログラムは前日とほぼ同じ。
・春の海
・花は咲く
・早春賦
・花
・うれしいひなまつり
・さくらさくら

前日より、早春賦が追加になりました。
これも五線譜で書いてもらい、前日の晩に大慌てで縦譜に書きましたが、
どうも音域が良くなくて、下の方は音が足らなくなるのでオクターブ上げると大甲のツがやたら出てくる始末。
次回は五度転調して演奏するように考えます。

ずっと私のほうばかり見ているおじいちゃんがいて、若い頃尺八をやっておられたのかなと思っていたら、案の定演奏後に話しかけてこられていろいろと質問攻めにあいました。
昔は氷見市にも尺八をやっておられる方が大変多くいらっしゃったそうです。

この日の日当はこれ。
3月3日ひな祭りということで、まんじゅうの顔に羊羹で作った着物を着ています。




というわけで、民謡から離れて良い気分転換ができた2日間でした。
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県民ふれあい公演

2014年03月05日 03時44分10秒 | 民謡・尺八・笛

またまた先週の出来事です。
周回遅れになるとなかなか挽回できません(笑)


2月27日(木曜日)

富山県芸術文化協会主催の「県民ふれあい公演」という行事で、富山市の「県立しらとり支援学校」へ行って演奏してきました。
メンバーは今回の公演のためだけに急遽組まれたグループです。
箏のKさん、胡弓のMさん、そして私の尺八の変則トリオです。
ついでだから津軽三味線も弾けば、と言われて、5分間の津軽三味線タイムもいただきました。。

変則トリオゆえに楽譜なんかないし、そこはいろいろと工夫しながら考えましょうということで練習を始めたのが1月末。
それから毎週水曜日の夕方に集まって練習すること4回。
私以外のお二方は比較的楽観的な方なので、小心者の私一人ではらはらどきどきの連続でしたが、何とか形になったのでやれやれでした。





なんと25年度のふれあい公演の大トリです。


曲目は以下の通り。

・越中おわら節 
三味線の代わりに十七絃で三味線パートを弾いてもらい、胡弓はそのまま、尺八で唄と囃しのパートを吹きました。

・こきりこ節
 箏の伴奏で、胡弓が旋律、笛で前奏と囃子のところを吹きました。

・大きな古時計
 箏の伴奏で、尺八が旋律。譜面は大慌てで書きました。

・春の海
 第1回目の練習の時、できたらやりたいな・・・と箏のお姉さんに言われて、一生懸命練習しました。
 何とかそれらしくなったのでゴーサインが出て、プログラムに追加になりました。

・さくら
 これは箏の伴奏で、胡弓が旋律。私は休み。

・津軽三味線独奏
 津軽じょんから節 中節~新節

・砂山
 箏と尺八で、薫風之音さんアレンジの楽譜で演奏しました。途中の速いところはボロが出るのでカット。

・花は咲く
 これが一番の問題でした。邦楽ジャーナルのスコアをもとに、旋律を胡弓に持って行ったり、三味線パートを尺八で吹いたりと、結構やりくりをしました。
 この日のプログラムの中で一番長い時間練習したと思います。

というわけで、当初はどうなることかと不安しかなかった変則トリオですが、何とか無事に終了することができてほっとしています。
このような事でもなければ「春の海」を吹くことも無かったと思いますので、機会を与えていただいた皆様に感謝です。


せっかくの変わった企画だったのに慌ただしく時間が過ぎてしまい、写真も撮ることができず、録音もできなくて残念でした。
昨日になって富山新聞に5日遅れで記事が載っていました・・・私のブログと大差ありません(笑)

画像付きの記事だったので、何となく雰囲気はわかる思います。
ちなみに私の薄茶色の着物はお初でした。



またこのような企画があればいいなぁ、と思ったりしています。


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となみ野民遊会おさらい会

2014年03月04日 11時19分26秒 | 民謡・尺八・笛

またまた遡って、先週の日曜日の顛末記です。


2月23日(日曜日)

いつもお世話になっている、亀ヶ谷先生率いる「となみ野民遊会」のおさらい会でした。
今年は第16回のおさらい会。
私は師匠から引き継いだ11回目から出演していますので、今年で6回目となります。

こちらのおさらい会では、毎年尺八・笛に加えて、津軽三味線も弾くことになっていて、実にハードなおさらい会なのです。
例年ですと尺八が入らない曲が1~2曲程度あって、途中で休めるのですが、今年は全く休みがありませんでした。

恒例の休日早起きをして、良い天気の中砺波市へ向かいます。
会場に着くとすでに会員の声出しが始まっていました。
踊りとの音合わせをしてから、三味線を出して手慣らしをします。
ある程度手を動かしておかないと、尺八から持ち替えたときに手が動かないので、これは必須です。
防音なんか効いていない控え室なので、こういうときは「こば式忍び駒」の本領発揮です。


この日の演目は計37曲、以下の通りです。

・隠岐祝い音頭(笛)
・紅花積み唄
・佐渡おけさ(笛)
・斉太郎節
・南部酒屋酛すり唄
・長者の山
・ナット節
・津軽甚句
・宮津節(笛)
・帆柱起し祝い唄(笛)
・筑後酒造り唄
・九十九里大漁木遣り唄
・十日町小唄
・山形大黒舞
・秋田飴売り唄
・津軽六段~じょんから新節合奏
・伊勢音頭(笛)
・黒田節
・福光めでた(笛)
・道南口説
・貝殻節
・南部牛追い唄
・宮城長持唄
・出船音頭
・津軽願人節
・しげさ節
・沢内甚句
・米節
・麦屋節
・秋田人形甚句
・喜代節(笛)
・津軽じょんから節独奏
・南部俵積み唄
・越中おわら節
・となみ散居節

いつも、耐久レースか、罰ゲームか・・・と言って笑ってますが、大変なステージでした。



本番前のステージです。


おさらい会終了後は恒例の懇親会。
こちらの会の懇親会は毎年異常なくらい盛り上がるんです。
今年もしっかり盛り上がりました。


さて、こきりこ節のアトラクション中。


例のごとくささらの代わりに、スリッパを重ねた「スリッパささら」


棒ささらの代わりにはビール瓶とレンゲを使います。
どちらかというと鍬がねの音に近いですが・・・


懇親会終了後は例年2次会~3次会までおつきあいするのですが、今年は体調が良くなかったので家内のお迎えで早々に帰宅しました。
というわけで、今年のとなみ野民遊会のおさらい会も無事終了。

本番は休みが無くて写真を撮ることができませんでしたが、しっかり新聞には載っていました。(翌日の北日本新聞)



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民謡アトラクションで金沢へ

2014年03月01日 02時02分31秒 | 民謡・尺八・笛

ここしばらく本業も裏家業も大変な忙しさで、ブログなんか書いている暇もありませんでした。
あまり溜まりすぎないように、少しずつさかのぼって書くことにします。


2月22日(土曜日)

結婚式の民謡アトラクションで金沢へ。
新婦さんが富山出身だと言うことで、今回の話があったようです。

元金沢市民の私ですが、最近は全く金沢へは行かなくなって、住所を言われてもピント来ません。
ナビ任せで行くと、メインストリートで誘導されてしまい、渋滞にははまるし大変でした。
ナビに頼りすぎるのも善し悪しですね。


場所は犀川に面した料亭。
築100年という建物は良い雰囲気を醸し出しています。




本番前の会場です。
額縁のように窓から犀川が見えていて、とっても良い感じです。




廊下はこんな感じ、100年前にタイムスリップしたようです。




この日のメニューは以下の通り、めでたい唄のオンパレードです。

・福光めでた
・帆柱起し祝い唄
・伊勢音頭
・宮城長持唄
・越中おわら節


アトラクション終了後は、食事が出ました。




金沢ならではの治部煮なんかもありまして、満足満足の金沢行脚でした。

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