三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

藤本わかば会 ゆかたざらい

2012年06月26日 01時02分53秒 | 民謡・尺八・笛

24日(日曜日)は、「藤本わかば会」のゆかたざらいに、尺八を吹きに行ってきました。
1ヶ月程前のブログにも書きましたが、以前は私の師匠が毎年行っておられたのですが、今年は師匠に代わって私が出演することになりました。

8時起床9時出発で、いつもの日曜に比べるとかなり楽をさせてもらいました。
会の大先輩のTさんの車に同乗させていただいて、梅雨の晴れ間の良い天気の下、南砺市へ向かいます。

無事に自分の担当の27曲を吹いてきました。
今回の課題だった「秋田荷方節」も、何とか無事に吹くことができました。
皆さんのおかげであちこちの舞台に立たせていただいて、度胸はそこそこ付いたのですが、
どうも食事のせいか、前日の酒のせいか(笑)、口が渇くことがたまたまあって、この日も水分補給しつつ何とか乗りきりました。
塩分の多い食事を取るとどうしても口が渇くので、なるべく控えたりはしているのですが、やっぱり塩分の多い弁当はステージの後で食べれば良かったかもしれません・・・一つ教訓が増えました。



ステージの袖から手を伸ばして携帯でパチリ、会員全員による「第一日本名曲集」の演奏中です。

相変わらずどこへ行っても、懇親会の余興ではフル出場。
好きで出ているのだから文句も言えませんが、食べるタイミングを逸すると大変です。
今回も始めからしっかりと食べれば良かったのですが、ちょっと出遅れてしまって、大失敗でした。
ぐったり疲れましたが、実に気持ちの良い一日でした。

これで大きな催し物はしばらく無し。
名古屋大会に向けて、しっかりと三味線を弾き込まないといけません。
その後は夏の納涼祭シーズンへ突入です。

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ノンアルコールビール

2012年06月23日 03時19分56秒 | 津軽三味線

いつもお世話になっているK先生が、郷民(郷土民謡協会)の認定教授になられました。
昨日はその記念のパーティーで、平日なのにはるばる砺波まで行ってきました。

平日から飲んだくれていては、今週末のハードスケジュールがこなせなくなってしまうので、今回は涙を飲んでノンアルコールビールの宴会でした。
余興では相変わらず尺八伴奏の出ずっぱりで、いつもの如く落ち着いて食べる暇もなく、慌ただしい宴会でした。
昨日はおまけに津軽三味線ももってこいという指令があり(最近このパターンが多い・・・)曲弾きを一曲弾いてきました。

会場では事前に音を出す余裕も無いと思われたので、家の出がけに10分ほどバンバン弾いて、そのまま糸を緩めないでケースにしまい、会場へ持っていきました。
余興では案の定いきなりの出番となり、大急ぎでケースから出してそのまま微調整のみで演奏開始。
途中で調弦が狂うこともなく無事終了。今回は作戦がうまく行きました。

宴会終了後、皆さんは二次会へと流れていきましたが、私は速攻で帰宅。
忙しい週末に備えて、つい先ほどまで仕事を片づけておりました。
何だか未だにノンアルコールビールの妙な味が舌に残っていて、嫌な感じです。
アルコールの入らない宴会なんて、味気なくてダメですね。次はぜひ土曜日の晩にしてもらいたいものです。

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宿題その後

2012年06月21日 01時26分03秒 | 民謡・尺八・笛

先日からの宿題がようやく完了しました。
先週のブログに書いた「豊年太鼓」の三味線と太鼓のパート譜の作製です。
ラッキーにもYou Tubeに、アップされていた画像があったので、これも参考にさせて貰いました。
こちらです

テンポも速いし、どのパートも結構難しいので、どうなるのかちょっと不安です。
途中にある太鼓のカデンツァは、もとの譜面どおりではちょっと味気ないので、You Tubeのものをそのまま拝借してコピーしちゃいました。

人の心配ばかりしていて自分の尺八パートは大丈夫なのかょ、と自分で突っこんでみましたが、皆さんに鍛えられたおかげで都山流の譜面もほぼ初見でも読めるようになったので、何とか大丈夫そうです。
出番の「ひみまつり」までは3ヶ月ちょっとあるので、頑張って練習します。

昨日は太鼓担当予定の生徒3号のお稽古日だったので、さっそく譜面を見せて練習してみました。
最初はおっかなびっくり状態でしたが、何とか最後まで到達して、あとはしっかり練習すれば10月には間に合うだろうという感触をつかみました・・・やれやれ。
本人は三味線のお稽古よりも太鼓のほうが楽しかったようで・・・

後は問題の三味線パートです。
結構ツボが飛んでいるし、速いし、目立つフレーズも結構あるし、なかなか難題です。
尺八が他にいるのなら、私が弾こうかとも思っていましたが、そうもいかないようで・・・。
とりあえずは生徒1号さんに頑張ってもらうしかなさそうです。

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先週末も民謡漬け

2012年06月18日 01時33分47秒 | 民謡・尺八・笛

週末はまた民謡づけで疲れ果てました。

土曜日は、勲章を貰われた方の披露パーティーの民謡アトラクション。
いつも爺孫でお世話になっているM先生の伴奏の筈でしたが、先生が夏風邪で声が出なくて(声患い?)で急遽先生のお孫さんがピンチヒッターに・・・。
で、私にはこれまた急遽津軽三味線も持って来いとの指令が・・・。

先生のお孫さんのmihoちゃんは、堂々と代役を努めて大したもんです。
その間先生はジャーマネと化していたのでした(笑)

この民謡アトラクション、いつもお世話になっている高岡市の某ホテルなのですが、今回普段とは違う階の控え室へ通されました。
何とこれがあっと驚くプライベートフロアー、下々の人間は立ち入ってはいけない禁断のフロアーでした。
何が驚きかと言いますと、エレベーターから降りたところにクロークがあって、一般人は入れない世間から隔絶されたプライベートな空間で、カラオケや麻雀ができる部屋があるのです。
こんな話はテレビのドラマで出てくるのを見た事があるくらいで、実際こんな空間があるとは驚きです。
もっと怪しい部屋もあったりして・・・怖い怖い・・・。

まぁそんなこんなで、この日のアトラクションは無事終了。
大慌てで自宅に戻り、生徒2号さんのお稽古をして、長い一日が終わりました。

翌日曜日は、来週の「藤本わかば会」発表会のリハーサルで南砺市の「ヘリオス」へ。
先日H先生と音合わせはしているので、ほぼ無難にリハは進んだのですが、賛助出演の「最上川舟唄」が2尺2寸とのこと。
私は2尺1寸管までしか持っていないので、それって1尺7寸で裏吹きしないといけないでしょうに・・・。
前もって言ってもらえばしっかり練習してきたのに、いきなり言われてもねぇ・・・
それも直前に言われたので、焦ってしまって冷や汗ダラダラでした。
理屈ではわかっているのですが、プロではないので咄嗟に完璧には変換できません。
でも何とかヨロヨロと吹いてきました。おそらく皆さんに私の混乱はわかってないと思います。
来週までにしっかり予習しておかなくては・・・・

宿題だった秋田荷方節は、今回はじめて唄と三味線に合わせていただきました。
頑張って尺八の譜面を起こしたので、無事に余裕で吹くことができました。
適当に唄に合わせて吹くのはあまり心臓に良くないので、これで本番も大丈夫です。

今週は忙しい一週間なのです、頑張って乗り切らなくては。

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遺品整理その後

2012年06月17日 00時29分55秒 | 二輪

先日書いた「叔父の遺品」のバイク整理の続きです。

やはりどこから聞きつけたか、「昔からの親友で、以前から分けて貰うことを約束していた」という人間がポツポツと来るのだそうです。
とりあえずウチの息子の資材置き場にある小屋に引き上げてきて、それから書類のある車とない車ををしっかりと分けて、なおかつ書類のない車については処分する車と、パーツに分けて売れる車とに分ける事にしました。

しかしレストア済みの車はほんの数台で、後はスクラップ寸前のものが多いです。
一昨日引き上げてきた車の中で、ちょっと変わったスクーターがありました。



わかる方はいらっしゃいますか?
ちなみに空冷4ストローク、フラットツインです。まるでBMWみたいなレイアウトですねぇ。
私は生涯はじめて現物を見ました。
詳しくはこちらへどうぞ。

何とかレストアできれば良いのですが、年代物だしちょっとわかりません。
それ以前に書類があるかどうかも問題なので、今後どうするかは後日の親族会議で決定します。

比較的綺麗で、走行も少ないスズキの「蘭」がありました。
これはレストアして磨けば綺麗になるし、実用になるかもしれません。



叔父ももう少し後のことを考えていてくれれば良かったのですが、これからはなかなか大変な作業になりそうです。
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宿題再び。

2012年06月14日 01時12分59秒 | 民謡・尺八・笛

ここ一週間、夏風邪をひいてしんどい目に遭ってました。
内科へ行っても風邪ひきの方が大変多いですね。
暑い日と寒い日の温度差が極端なので、体調が狂ってしまうのでしょうね。

私の場合すぐに症状がのどに出るので、すぐに断酒をしてひどくならないようにします。
今回もヤバイと思った日から2日間断酒しました。
今はタバコをやめて20年近くなりますが、以前にたくさん吸っていたから症状がのどに出やすいのだとか・・・内科の先生のお話でした。

春先からのいろんな宿題もかなり片付いてきて、ちょっと楽になりつつあったのですが、箏のおねえさんから突然の宿題がやってきました。



私は尺八なので、そのまま吹けば何とかなるのですが、三絃のパートと太鼓のパートも「チームくまりん」でやって欲しいとのこと。
となると、三味線は当然生徒1号さんしか弾ける人がいません。
とにかく地唄の三絃譜を三味線文化譜に変換しないことには彼には弾けないので、私の宿題になりました。

あとは太鼓2名。これは生徒2号さんと3号さんの姉妹にお願いすることにしましたが、こちらも五線譜に変換しないことには彼女達には無理なので、これも私の宿題です。
発表は今年は10月に開催される「ひみまつり」でだそうです。

うまく行くのでしょうか・・・ちょっと不安。
でもいろんな未知のジャンルに挑戦するのは何だかワクワクします。

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名古屋大会テープ審査結果

2012年06月07日 21時15分28秒 | 津軽三味線

名古屋大会のテープ審査結果が届きました。

私は何とか合格でしたが、今年は一緒に行こうと言っていた今回初挑戦の2名はダメでした。
1人は一般男性、1人は壮年女性でしたが、なかなか厳しいですね。
時間を割いて、録音の時に立ち会ってあげるべきでした・・・ちょっと後悔。

2人とも「補欠」という結果が来たようですが、辞退者がいないと繰り上げがないので、ほぼ絶望的です。
毎年、「補欠」って体の良い文句を書くのなら、「不合格」って書けば良いのにという話をあちこちから聞きます。
今回の2人からも同じ質問を受けました。
不合格でも繰り上げになる場合もありますよ、ぐらいに書いてあれば、気持ちもすっきり切り替えられて良いのかも知れません。

今年はダメでも、とにかく来月末には名古屋まで行って、皆さんの演奏を見て、聞いて、勉強してもらうつもりです。





今日は師匠のお稽古の日でした。
夏風邪をひいて体調が最悪なのに、2時間みっちりしごかれてきて、さらに体調が悪くなったような気がします。
今週末は珍しく何もないので、ゆっくりと体を休めたいと思います。

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郷民地区大会

2012年06月05日 00時15分48秒 | 民謡・尺八・笛

3日の日曜日は、郷民(郷土民謡協会)の地区大会。

尺八の専属でお世話になっている民謡の会が、それぞれ日民と郷民に分かれているので、私は両方に伴奏で出なくてはならないのです。
全国大会への出場が重なったらどうするのでしょうか?
という要らぬ心配はさておいて、例によって朝早くから富山市の教育文化会館へ向かいます。



今回は10人分の唄の伴奏と、合唱の伴奏が1曲、ゲストコーナーが1曲と言うことで、先週の能登麦屋節全国大会とは雲泥の差で楽ちんのはずだったのですが・・・
でも時間待ちやら、調弦のチェックやら(未だに尺八は調子笛だと勘違いしてるのがいて困ります!)で結構大変でした。
皆さんプロじゃないので仕方ないところもありますが、30年も40年も三味線弾いていて、未だに調弦がしっかりできないというのはどうかと思います。

私が伴奏をつとめた中では、まず合唱の部が「といちんさ」で1位、全国大会へ出場することになりました。
あとは、ジュニアの部1位、シニア後半の部2位、と皆さん大健闘でした。
伴奏した者としては大変嬉しい結果でした。

さぁ、10月の東京はどうするのでしょうか・・・
今年も日民と郷民は同じ開催日だし・・・
5月の津軽三味線全国大会もそうですが、何とかならないものでしょうかね。

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竹山ひとり旅

2012年06月01日 00時16分14秒 | 津軽三味線

新藤兼人監督が100歳で亡くなられました。

以前の民謡三味線の師匠から今の津軽三味線の師匠を紹介されて、悩みながら習っていた頃、
新藤監督の「竹山ひとり旅」がDVD化されたので、その時に購入して見ました。
文庫本の方はそれより前に読んでいたのですが、この映画は大変感動しました。

津軽三味線を志す人は、ぜひ見ていただきたい映画です。
人間の生き様をこれほどまで巧みに描く監督の才能に敬服します。
他の作品では、永井荷風原作の「墨東綺譚」を見ましたが、これも感動して今でも記憶に残ってます。







新藤兼人監督と、高橋竹山師を偲んで、あらためてもう一度ゆっくり見てみたいと思います。

ご冥福をお祈りいたします。

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