三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

今年も青少年伝統芸能祭で風邪をもらってきました・・・

2016年01月31日 23時20分21秒 | 民謡・尺八・笛

先週は突然のドカ雪が降ったのですが、あっという間に消えて無くなってしまいました。
実は先週末から忙しい日が続いてまして、またまたブログがストップしてました。

簡単にまとめてこの10日間のことをアップします・・・


1月22日(金曜日)

射水市の海老屋さんからの依頼で、夕方から4名で民謡アトラクションへ。
私はいつもの如く何でも屋でした(笑)

お客さんに民謡関係者がいらっしゃって、アンコールに秋田船方節と本荘追分をリクエストされましたが、突然のことで無理だということになって、他の曲でお茶を濁しました。
私的には平気だったのですが、大変失礼をいたしました。


これは演奏前の舞台です。

アトラクション終了後は大急ぎで金曜夜の教室へ向かいます。
時間に追われての移動は精神的に良くないです・・・(^^ゞ


1月23日(土曜日)

翌日の「青少年伝統芸能祭」のリハーサルのため、お昼過ぎから5名で富山市へ向かいます。
毎年このイベントでインフルエンザをもらったりするので、予防のためマスクで防御して行きましたが・・・・。

インフルエンザでは無さそうですが、どうやら今年も風邪をもらってきてしまったようで、いまだに調子悪いです(^^ゞ
この日の時点では雪はまだそんなに降ってなかったのですが、翌朝は大変な事になってました。


1月24日(日曜日)

「青少年伝統芸能祭」の当日です。

前日の夜から降り始めた雪は、一晩で数十センチ積もって、この日の朝はとんでもないことに。
miyuを迎えに行く道中は地吹雪状態で、視界が10m程のところも。
大変な天候の中、富山市へ向かいました。

このイベントにサポートメンバーで出演するようになってもう何年になるでしょうか。
子供達の尺八・笛奏者がいれば、私はお役御免になってしまうのですが、なんとか若手が育たないものでしょうか・・・。

miyuは、華の会の子供達の踊りで、得意な正調麦屋節を3題唄いました。
唄を「〇コーラス」唄うと言うのを「〇題」って言うのは、石川と富山だけだと、さるところから聞いたことがありますが本当なのでしょうか。
確かに「〇番」とか言うのが標準かな、とは思いますが・・・

で、サポート隊の私の出番は、

・秋田人形甚句
・こきりこ節
・おてもやん
・麦屋節
・稗搗節
・越中おわら節

でした。






太鼓のhamiさんと。


帰りがまた大変でした。
朝から数時間駐めていただけなのに、車はまるで雪だるま状態。
雪の中から掘り出して動くのが精一杯で、写真を撮るのなんて忘れ去ってました。


1月25日(月曜日)

一夜のうちに豪雪地帯となった氷見は、除雪が追いつかなくてとんでもないことに。
そんな中、夜にお箏のお姉さん達と練習があるので、高岡市へ。

雪道を路線バスの後ろを走っていたら、対向する路線バスとすれ違いが出来なくなって止まってしまいました。
結局私はずっとバックして戻りましたが、あの後バスはすれ違い出来たのでしょうか。

で、なんとかお稽古場にたどり着いたら電気が点いてない。
先生に電話すると今日は休みだとのこと。
私だけ連絡漏れだったようで、仕方なくそのまま帰りました( 。-_-。)
普段なら40分もあれば往復できるところを、倍の1時間30分の雪中ドライブでした。

スキー場だけ降ってくれれば良いのですが、この雪にはちょっとうんざりです。


1月26日(火曜日)~

しばらくは風邪のため、しんどい毎日を過ごしてました。
しかし、やることはたくさんあります。

5月の松博会40周年演奏会に向けて、年表を一生懸命打ち込んでました。
私はまだ入会して10年も経ってないのですが、すごい歴史のある会で感動しながら入力してました。
前身は昭和38年に結成されたそうで、私がまだ小学校へ入ったばかりの頃ですがね。
松博会自体は昭和52年の設立だそうで、今年40周年になります。

先輩方からよく話は聞くのですが、オーストラリアへ行ったとか、フランス、イタリア、ハンガリーなんかへも演奏に行ったそうです。
経済も民謡界もバブルだった頃の話でしょうが、羨ましい限りです。

年表の他、プログラム関連のテキスト入力はすべて私がすることになっていて、以後はデザイナーに任せるという手筈なのですが、なかなか大変な仕事です。
当分この作業は続きます(^^ゞ


1月30日(土曜日)

北陸琴民謡学院の先生方4名と、高岡市内のホテルでアトラクションでした。
某企業の新年会で、300名弱の大きな宴会でした。

サウンドチェックをしていると、この企業の方が話しかけてこられて。
なんと、私の三味線の生徒さんのご主人でした。
世の中狭すぎです・・・(^^ゞ

演目は牧野由多可先生の「琉球民謡による組曲」です。
5月の松博会40周年には演奏することが決まっていて、少しずつ練習はしていたのですが、年末になってこの日の演奏が決まり、急遽慌てて練習して間に合わせた次第です。

練習ではそこそこ無難に吹いていたのですが、本番では体調が良くないのと、目の前ほんの2mのところに某衆議院議員の先生がいらっしゃったのとで、久々にすごく緊張してしまいました。
5月には万全の状態で演奏したいと思います。


1月31日(日曜日)

「長岡すみ子の会」の新年会でした。
いつもは車で行って、ノンアルで酔ったつもりでごまかして帰ってくるのですが、今回は電車で向かいました。

JRからあいの風とやま鉄道に変わってからは初めての電車です。
かつては特急街道だった路線ですが、北陸新幹線開業後はあいの風とやま鉄道の電車とJR貨物の貨物列車しか走らなくなってしまいました。
富山まですれ違う列車も無く、寂しいですね。

年末のチャリティーショーの後の反省会が無かったので、その代わりの新年会です。
とは言っても民謡の会の新年会は、飲み食いや挨拶よりも演奏がメインです。
ゆっくり飲んだり食べたりしている間もなく、ステージとテーブルを行ったり来たりで、毎度おなじみのパターンでした(笑)
万歳三唱の音頭も取らせていただき、本当にいつもお世話になりっぱなしでありがたいことです。

帰りもまた、あいの風とやま鉄道の電車で高岡へ。
往復共にIRいしかわ鉄道の車両でした。
高岡駅からは、これまた久々の路線バスで自宅まで帰ってきました。
いつもは車で移動しているところも、たまには公共交通機関で移動するのも良いものです。

ここ数日はドタバタで写真も撮る元気なしでした。


青少年伝統芸能祭でもらってきた風邪は、そんなにひどくはなってないのですが、体調の悪いのは続いてます。
こんな事やってないで、とっとと寝れば、治りも早いのかもしれませんが・・・(^^ゞ

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雲龍山勝興寺 御正忌報恩講コンサート

2016年01月18日 02時07分02秒 | kazahana

先週14日(木曜日)と15日(金曜日)に、高岡市伏木の雲龍山勝興寺で演奏をしてきました。
「勝興寺御正忌報恩講」コンサートです。

昨年の11月に、あちこちを経由した「人伝」で演奏依頼がありました。
1月14日に勝興寺で津軽三味線を弾いて欲しいという依頼でした。

さっそく翌日にお寺へ行って打ち合わせをして話をしているうちに、翌15日の演奏をお願いしていた人が連絡取れなくて困っているという話を聞き、「ならば箏と尺八のアンサンブルなんてどうでしょう」とごり押ししたところ、2~3日待っても連絡が取れなかったらお願いしますとのこと。

結局、先にお願いしていた人と連絡が取れなかったようで、私は2日続けての出演となりました。
14日が津軽三味線と津軽民謡、15日が箏と尺八のアンサンブル「kazahana」での出演でした。


1月14日(木曜日)

朝から冷たいみぞれ交じりの雨が降って、日中の気温もあまり上がりません。
この日は大先輩の亀ヶ谷先生の唄と、私の津軽三味線で30分。
年末からあまり三味線を触っていなかったので、あわてて数日前からウォーミングアップを始めた次第で、こんな事ではいけませんね。

前日に糸も張り替えてしっかり弾き込みました。
きっと音を出す場所も無いだろうと思い、あらかじめ調弦をしてからお寺へ向かいます。

お寺の正面でタイミング良く亀ヶ谷先生と合流。
しかし、駐車した場所から本堂まではちょっと距離があります。
相変わらずの土砂降りなので、三味線ケースが濡れないように持参したゴミ袋でケースを覆って本堂まで向かいました。

案の定直前までお経を唱えておられて、ウォーミングアップどころか音を出すことも出来なくて、自宅でしっかりウォーミングアップをやってきて大正解でした。

マイク等は前の週に既にセット済みなので、あとは電源を入れるだけ。
両手がフリーになるように、今回もピンマイクを使います。
予定時間の5時半より10分早く演奏をスタートしました。


この日のメニューは以下の通り。

・津軽おはら節前弾き
・津軽あいや節(半音)・・・亀ヶ谷先生の唄
・津軽じょんから節中節独奏
・謙良節・・・亀ヶ谷先生の唄、私は尺八
・津軽よされ節・・・亀ヶ谷先生の唄
・津軽じょんから節新節独奏
・南部俵積み唄・・・亀ヶ谷先生の唄
・津軽甚句(アンコール)・・・亀ヶ谷先生の唄

以上で予定の30分よりちょっと伸びて40分のステージでした。













普段は火の気の全くない広い本堂、ストーブがあっても、暖気は高い天井へと消えていって全く暖かくなりません。
寒いのは覚悟で、普段は履かない厚めのタイツをはいたりして防寒はしたつもりですが、糸を押さえる指先が冷たくて、40分のステージの後半は指先の感覚が無くなってきました。
なんとか根性で頑張りましたが、津軽三味線弾きには指先の冷たいのは辛いです。

天気も悪かったせいか、ちょっと少なめで30~40人ほどのお客さんでしたが、皆さん喜んでいただいたようで、ありがたいことです。



1月15日(金曜日)

相変わらずの雨降りですが、前日よりは若干降り方が弱い感じです。

この日はごり押しで勝ち取った(笑)kazahanaでの演奏です。
今までkazahanaでボランティア演奏とかへ何度も行ってますが、冬の真っ最中の演奏依頼は無かったので、レパートリーに冬の曲がありませんでした。
春、夏、秋はそこそこレパートリーはあったのですが・・・
で、急遽正月に冬の曲を何曲か、楽譜を書きました。
が、やっぱり冬の寒いときに冬の唄とか雪の唄よりも、春の唄の方が良いかと思い、このような選曲になりました。

この日のメニューは以下の通り。

・春の海
・ヴィバルディ作曲、ヴァイオリン協奏曲四季より「冬」
・春よ、来い
・アメージング・グレース
・月の雫
・花は咲く
・さくらゆらり
・旅立ちの日に(アンコール)

















しばらく箏の英里ちゃんと合わせてなかったので、年が明けてから2回練習をしました。
春の海は1年ほど吹いて無くて、細かいところの感覚が戻るまでしっかりコソ連しました。

2曲目のヴィバルディの「冬」は、年末に英里ちゃんからいつもの如く「はぃっ」って五線譜で渡されたものです。
バイオリンの原曲の譜面らしくて、原調がDでした。
最近ようやく経験則に基づいた私のアナログでいい加減な頭脳でも、どのように転調して6寸管で吹けば良いか8寸管で吹けば良いかという判断が出来るようになってきました。
で、短3度上げてFで調弦していただいて8寸管でOK。
なかなか上手くいきました。

アンコールの「旅立ちの日に」は、これもまた1年ぶりで記憶から飛んでいてしっかりコソ連しました。
私たちの年代は卒業式というと「仰げば尊し」が主流でしたが、今では「旅立ちの日に」が主流のようですね。

この日も寒さとの闘いでした。
やっぱり前日同様に後半は寒くて大変でした。
寒いのが続くと集中力も切れるんですね、普段しない筈のミスをしたり・・・。
アンコールもしっかりやってくれと言われたので、時間は20分もオーバーして50分の演奏でした。
でも寒い中皆さん真剣に聞いて下さって、実にありがたいことです。

箏と尺八の2人でのアンサンブルは選曲もお洒落で良い、というお言葉が何人からもありまして、これまたありがたいことです。
もっと技術が伴っていれば尚良いのでしょうけど・・・(笑)


実は前日に、謙良節の尺八を吹いたのですが、尺八があまりにも冷え切っていて、あまり良く鳴らなかったのです。
尺八も笛もですが、楽器が冷えているとピッチが下がります。
他の楽器と合わせるときには、かなり気を遣って懐に入れて体温で暖めたりしますが、それが出来ない場合はアウトです。
また、冷え切った楽器に息を通すと、管の内面が水蒸気で曇って音がこもって出にくくなったりもします。

そこでこの日のために特別に持参したのが、ソフトあんか。
F1のタイヤウォーマーではありませんが、称して「尺八ウォーマー」。
実は我が家の猫用のあんかです(笑)
しかし、この尺八ウォーマー、ばっちり良い仕事をしてくれました。
音程が下がることもないし、音が曇ることもないし、効果絶大でした。
可愛いラッピングでもして改良しなくては・・・・






かくして勝興寺2daysは無事に終了。
1日目が「動」で、2日目が「静」の対比で、2日続けてこられた方は楽しめたのでは無いかと思います。


平日に2日も続けてイベントで出ていると当然のように本業が「Mr遅れ」状態になります。
週末は珍しくイベントが無かったので、週末に頑張って挽回してなんとか追いつきました。

これから2月末まで毎週週末にイベントがあるので、頑張らなくては。





1月15日の富山新聞に記事と写真が載っていました。
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今日は新春民謡の祭典でした。

2016年01月11日 23時39分10秒 | 民謡・尺八・笛

今日は毎年恒例、オーバードホールで行われる「新春民謡の祭典」でした。


今年は、ゲストの小野花子先生ご一行の伴奏を、北日本民謡舞踊連合会の固定伴奏で行うというので、昨夜オーバードホールへ行ってリハーサルを行ってきました。

私の当番は、小野花子先生の本荘追分と、藤原美幸さんの秋田おばこの尺八。
田舎の尺八吹きとしては大変光栄なことです。
が、2日続けて氷見から富山へ通うのはちょっとしんどい・・・。


今日は朝6時半起き。
今年も休日の早起きが始まりました・・・・

途中会のメンバーをピックアップして富山市へ向かいます。
毎年この「新春民謡の祭典」の日は雪が降っていることが多いのですが、今年は暖冬のため雨降りでした。
気分的に、冷たい雨よりは雪の方が良いような気がします。

私の当番はゲストの2曲を加えて10曲。
以下の通りでした。

・祝いめでた・・・オープニング(笛)
・日光和楽踊り・・・(笛)
・秋田大黒舞・・・(笛)
・越中おわら節・・・(尺八)
・秋田おばこ・・・(尺八)
・帆柱起し祝い唄・・・(笛)
・謙良節・・・(尺八)
・津軽三下り・・・(津軽三味線)
・本荘追分・・・(尺八)

津軽三下りの三味線は、あまり弾く機会が無いので、正月以降頑張って練習してから臨みました。
前弾きや太鼓のところでもう少し余裕を持って遊ぶことが出来れば良いのですが、なかなかそこまで到達しません(^^ゞ
次の機会があれば、もう少し切れのあるアドリブが利くように頑張りたいと思います。

ゲストの伴奏はなんとか無事に終了。
数年前まではオーバードホールの舞台に立つと緊張して大変でしたが、最近ではようやく平常心で演奏できるようになってきました。
何度も何度も大きな舞台に立てる機会を与えて下さった皆さんのおかげです。








いつもお世話になっている「天の声」の大島さんに撮っていただきました。




夜は高岡市内の三味線屋さんへ、お箏との合奏の練習に。
どうも日中の疲れが思考回路を阻害したのか、それとも単なる加齢によるボケなのか、18時の練習時間を20時だと思い込んでいて、先生からの催促の電話でやっと気がつく始末。
大慌てで高岡へ向かいました。
確かに手帳には18時と書いてありました・・・(^^ゞ

今週からお稽古もイベントもフル稼働になるので、しっかりしないと、、、と自分に言い聞かせてます。

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来週、高岡市のお寺で演奏します。

2016年01月10日 00時14分44秒 | 民謡・尺八・笛

来週14日(木曜日)と15日(金曜日)に、高岡市の勝興寺さんで演奏をします。


14日は、津軽三味線と津軽民謡。
私の津軽三味線と亀ヶ谷翔声先生の唄で30分の演奏です。

15日は、なんと「kazahana」です。
箏と尺八の演奏です。
今回に向けて新しい曲もあったりで、ちょっと準備が大変でしたが、和楽器の調べで30分間和んでいただこう思います。

で、昨日最終打ち合わせと音響のチェックに行って来ました。






音響は、お寺にかなりしっかりした機材があるから大丈夫、という事前の話でしたが、何だか嫌な予感がしたので念のためマイクとケーブル、ワイヤレスマイク、マイクスタンドを持参して打ち合わせに行きました。
なんとこの嫌な予感が的中してしまいました。

結局はお寺のアンプとスピーカー、マイクスタンドが辛うじて使えましたが、マイク、ケーブルの類は使えなくて、持ち込みの機材でセットアップして、マイクチェックをしてきました。
当日は読経が終わった後すぐに演奏で、音響の調整をしている暇は無いのできっと大変です。
今回声を掛けていただいた寺務所のお姉さんが、ミキサーのところに張り付いていてくれるそうなので、彼女を信じることにします。

結局何だかんだで駐車場と本堂を何度も往復して結構疲れました。
毎回ワンパターンですが、有能なアシスタントが欲しいです・・・。
後は本番に備えて怪しいところをもう少し練習しなければ・・・(^^ゞ




先日、伏木の某カリスマ理容師の店で発見しました。
師って言われてもねぇ。
脂ならわかるけど・・・(^^ゞ

ご近所でお暇な方はぜひお越し下さい。
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