三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

メールの功罪

2013年03月30日 23時49分48秒 | しょーもない徒然日記

先週の津軽三味線無料体験教室に1号さんの会社の女性が2人、見学に来られたのですが、どうやら三味線の値段とか月謝の金額が本人の予想とかけ離れていたようで、相次いで断られました。

まぁ、新品の三味線だと2~30万は覚悟しておかないといけませんし、中古で捜しても10万前後は見ておかないとなかなか良いものは手に入りません。
地元の邦楽器屋さんのレンタルという手もありますが、三味線のレンタル料と月謝で月1万弱の出費になりますので、やはりそれなりの覚悟がないとなかなかこの世界には踏み込めませんね。

まぁ、そこまでは良くある話で、やっぱり今回もだめだったか・・・という程度のことなのですが、その断り方がどうも私の気に入らないのですわ。
2人ともに、断りのメール(携帯メール)が一方的に送られてきたのです。
また条件が揃ったときにでも来てくださいね、と穏便に返信メールを差し上げたのに、それに対する返信は無し。

まぁ、連絡も無しでドロンされるよりははるかに良いのかもしれませんが、このような断りの場合はせめて電話で連絡するくらいの配慮が必要なのではないでしょうか。
結局嫌なことはメールで一方的に送っておけばいいや、という感覚なのでしょうね。
大の大人のすることではありません。

この話とは別ですが、数年前に私のほうから出演依頼をしていた某氏が、彼のミスでイベントをダブルブッキングしてしまい、結局私が頼んでいたイベントの出演をキャンセルされて、まだ下手くそだった私が急遽代理で出演したことがありました。
その時の彼からの謝罪も一方的な携帯メールだけで、どうにも納得できなかったという記憶があります。

メールというのは、文字で残す必要がある場合とか、忙しくてなかなか電話に出てもらえない人への連絡方法などとしてはまことに便利なアイテムなのですが、このように断り連絡の場合とか、謝罪の場合などには使うべきでは無いように思います。
メールを受け取る人の気持になってみればわかる事だと思います。

以前、このブログにも「全文引用一行レス」という題目で爺の文句を書いたことがありますが、メールを受け取っていまだにムカッと来ることが多々あります。
題名を書き換えずに「re:○○○・・・」のように返信してくる人、引用文を全く消さない人、等々・・・
「re:○○○・・・」と打つくらいなら、題名無しで送った方がよっぽどましです。

もっともパソコンやスマホ・携帯などのメール設定が、返信の場合題名にre:をつけて、もとの文章は引用するというのがデフォルトになっているので、そこが間違いのはじまりだと思うのですが・・・

と、また爺の文句になってしまいました。
こんな事では、血圧も下がりませんって。
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津軽三味線アトラクション

2013年03月24日 00時07分28秒 | 津軽三味線

昨日は富山市の地鉄ホテルで津軽三味線&津軽民謡のアトラクション。

私が依頼を受けたアトラクションなので、事前準備からすべて私が仕切らなくてはならなくて、責任重大でした。
それでも久々の津軽だけのアトラクションなので、気合いを入れて行ってきました。

唄い手さんは、いつもお世話になっている黒部市のT先生と、1号さんの娘さんのmihoちゃん。
太鼓は、これまたいつもお世話になっている砺波市のOさん。
そして三味線が私と1号さんの、少数精鋭5名で行ってきました。

リハーサル前のミニ舞台です。



演目は以下の通り。

・津軽六段~南部俵つみ唄
・津軽よされ節
・津軽あいや節
・津軽三下り
・津軽じょんから節(曲弾き~合奏~唄)

以上6曲でほぼ30分。

私はMCもしなくてはならないし、実に大変な30分でした。
MCをしながらのステージというのは最近あまり無かったのですが、何を話そうか前日から少しイメトレしていたので、何とか無難にMCも出来てほっとしています。

アルコールの入っている宴会のアトラクションではめずらしく、アンコールの声がかかり、打ち合わせなんて何もしていなかったのですが、何とか最後は元気に津軽甚句で締めとなりました。
ホテルの音響はいまいちでしたが、お客さんがしっかり聞いて下さって、実に気持ちの良いステージでした。

今回の大失態その1
帯を忘れました。
先日のイベントでアセをダラダラ流して頑張って、帯が湿っぽかったので、干してあったのを衣装ケースに入れ忘れたのでした・・・1号さんに貸してもらって何とか凌ぎました。

大失態その2
最後の津軽じょんから節の時に、私の曲弾きの後そのまま合奏に入ったのですが、勘違いをして合奏曲の1部に行くところを3部に行ってしまい、大失態。
何とか止まらずに元に戻りましたが、慌てました。
1人で弾いていれば何もなかったように軌道修正しますが、合奏だとそうも行きませんので、今後気を付けなくては・・・・・

富山地方鉄道、電鉄富山駅の上にある地鉄ホテル11階の会場からの眺めです。



ホテルから東側(滑川方面)はこんな感じです。
北陸新幹線の工事もかなり進んで、以前とは風景ががらっと変わりました。

これで正月から続いていた週末のイベント地獄は一旦休息。
2週ほど平穏な週末になります。
そろそろ5月の弘前・金木の大会に向けて、頑張らなくてはなりません。

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北日本民舞連総会・懇親会

2013年03月22日 01時49分21秒 | 民謡・尺八・笛

20日は、北日本民舞連の総会・懇親会に出席。

いつもは主に会のお偉いさん方が参加しておられますが、今回はアトラクションがあるので末席の私にも招集がかかりました。
今年になってから日曜祭日全滅なので、少しは休ませて貰いたいのですが、招集がかかった以上は行かなくてはなりません。
「力水」のウコンスーパーを飲んでから懇親会にいざ出陣。

アトラクションの演目は「祝奉節」。
三味線もツボが上下あっちこっち飛ぶので大変らしいですが、尺八も半音ばっかりでしかも音域も広くて実は大変なんです。
リハでは大丈夫だったのですが、本番はアルコールがしっかり入った後だったので、大変でした。
三味線と離れていて音が聞こえなくて、いきなり前奏でつまずきましたが、何とか無事に3題吹きました。やっばり尺八は酒を呑んでから吹くものではありません・・・。



夕方に帰宅、しばらくシェスタをして、夜からはたまった本業を片づけます。
結局本業終了は夜中でした。

今週末は土曜日にイベントがありますが、日曜日は正月以来久々のオフ。
いくらなんでも、いい加減にタイヤ交換もしなくてはいけないので、何とか日曜日に決行しようと思っています。

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日民富山県連合大会

2013年03月19日 02時41分40秒 | 民謡・尺八・笛

相変わらず毎週末民謡漬けが続いています。

17日(日曜日)は、日民(日本民謡協会)の富山県連合大会。
私は尺八伴奏で所属している佐藤流松博会の会員の伴奏で大忙しでした。
孫のmiyuは、小学校低学年の部に出場で、これも大変なプレッシャーだったと思います。

恒例の日曜早起きは今週も同じ、7時起き8時出発で、息子宅に寄ってmiyuを拾って会場の砺波市へ向かいます・・・何か先日来砺波通いが続いているような・・・。
9時集合で伴奏の私は速攻で着替えて準備万端、皆さんの声出しのお手伝いをします。

今回は所属している会の会員の伴奏が17人。
踊りの会の地方伴奏が3曲。
会のアトラクションで2曲。

会員の伴奏は、ほとんど越中おわら節と麦や節で、福光めでたが1人。
踊りの会の伴奏が、牛深ハイヤ(笛)、伊予万歳(笛)、越中菅笠音頭の3曲。
アトラクションは、生保内節と外ケ浜音頭の2曲です。
結構ハードな内容でした。

孫のmiyuは小学校1年生ですが、日民の大会は新年度の学年で出場するので、今年は2年生での出場です。
昨年は1年生で初出場して残念ながら3位という結果で、本人は悔し涙を流しました。
実際本当に悔しかったようで、その後急激にに唄が上手になったので、幼いながらにも悔しさがバネになったのではないかと思います。

今年は低学年の出場は4人、うちひとりが欠席だったので実際3人の争いでした。
でもしっかり唄わないことには点数がつきませんので、頑張ってくるように気合いを注入。
孫の伴奏なので私もちょっと気合いが空回りしましたが、しっかりと唄いきってくれました。
しっかり2位に2点以上の大差を付けて優勝でした。
8月には今年こそ品川きゅりあんへ行きます!







今回所属している佐藤流松博会の会員が各部門で大勢入賞されまして、伴奏した私も大変感激しました。
地方伴奏した踊りの会も、伊予万歳で優勝されまして、10月にはまたまた東京へ行くことになるようです。
一日重労働でしたが、何だか報われたような気がします。

実は先週末から腰痛が再発して、どんな格好をしていても痛くて大変だったのですが、着物を着て帯をきつめに締めたら、コルセットをしているのと同じような感じで不思議と一日大丈夫でした。
今も腰の鈍痛が続いていますが、適度な運動をして少し体重を落とさないと解決しないだろうなと思います。
ぼちぼち暖かくなってきたので、今後のことを何か考えなくては・・・・

週末暇無しも今週末で一旦途切れるので、もう少しの我慢です。

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おさらい会第3弾

2013年03月12日 21時20分21秒 | 津軽三味線

10日(日曜日)は、津軽三味線の会のおさらい会でした。
3週連続のおさらい会の締めくくりです。

例によって日曜早起きで、それも6時半起き7時半出発という、私にとっては辛い時間帯。
途中1号さんを拾って、会場の砺波市の外れまで約1時間のドライブです。

津軽三味線の会といっても、「何々流の何々会」といったきちんとした括りがあるわけではなくて、「全日本津軽三味線友の会」に所属している、ウチの親分の弟子と孫弟子、その他取り巻きの集まりです。
そのうちに「富山貫松栄会」という会を立ち上げて、しっかり木田流の会として活動しなければいけないと、前々から話は出ているのですが、どうもウチの親分は腰が重くて、未だにこのような緩い括りの会になっています。
親分がこのような感じなので、私の教室も「何々会」と名乗るのがはばかられて、こちらもずっと「全日本津軽三味線友の会氷見支部」と名乗っていますが、もう少し生徒さんが増えたらしっかりと「木田流津軽三味線○○会」といった名称を名乗りたいと思っています。

さて、会場入りして自分の三味線、尺八といった武器を準備したら早々にリハーサルが始まりました。
賛助出演、友情出演の方々の尺八伴奏を任せられているので、リハからずっと吹きっぱなし。
ゲストの方々の津軽三味線伴奏も2曲命じられていたので、続けてリハをやっていたら、あっという間に開演30分前。
大慌てで着物を着て、5分前に何とか間に合ってステージへ向かいました。

オープニングは六段合奏、師匠の挨拶の後、私の声掛けでスタートします。
いつもの師匠の声掛けと微妙にタイミングが違うそうで、「裏間」になっているという文句が出ましたが、曲自体が裏間になっているわけではないのに、そんなことで文句言うなよ!と思います。
誰の声掛けでもしっかり演奏できる柔軟さがないとね。


師匠がいないので、私が偉そうに真ん中にいます。


この全日本津軽三味線友の会富山県支部のおさらい会、今回で8回目になります。
前々回の6回目から、氷見・砺波・高岡の3支部の持ち回りの当番で開催することになりました。
その前々回の6回目が私たち氷見支部の当番で開催でした。
それまでは内輪の会員だけのおさらい会だったのですが、この6回目から一般の方々にも公開することにして、会員に刺激を受けてもらうことにしています。
内容も、他の民謡団体等のおさらい会と違い、原則1人弾きで六段の独奏、津軽5大民謡の唄づけなど、この1年の成果を発表します。

私は、津軽じょんから旧節(竹山流)の独奏、津軽よされ節、津軽三下りの唄づけ、そしてじょんから曲弾きが今回の課題でした。
あとは私の氷見支部でのアトラクション、ゲストの先生方の津軽じょんから節と津軽よされ節の伴奏です。
竹山流の旧節は、最近あまり弾いていなかったので、えらい緊張しました。


妙に緊張した旧節演奏中です。


私の教室は子供達が多くて(というか大人が1人しかいない・・・)、今回は小学生3人の「ちびっ子六段」の予定でしたが、小学校5年生の女の子が都合悪くて参加できなかったので、結局1号さんの子供2人による演奏でした。
来年は、現在まだまだ撥打ち練習中の小学校1年生と、保育園年長さんが加わる予定で、楽しみです。


初心者の大人よりはるかにしっかり弾いて、皆さんビックリだったようです。
小学校6年生と3年生の兄妹です。

ついでに1号さん親子による津軽じょんから節もありまして、こちらも皆さんビックリだったようです。



この日の曲弾きは、いらんことを考えながら弾いていたもので、余分なアドリブ部分が何フレーズも入った長めの曲弾きでした。
それでも要所要所は気合いを入れて弾いたので、なかなか良い出来でした。



全員集合です。
今までのおさらい会ではずっと写真係もしていた私ですが、今回は他の会員がやってくれたのでノータッチ。
ビデオだけは最初からずっとノーカットで撮ってあるので、そのうち暇を見て編集します。


おさらい会終了後は、懇親会。
この時点で参加者の数がかなり減るのはいただけません。
私たちの会は、これからが酒が入って楽しいのですが、それを知らない人は悲しいことです。
今年も私の三味線が皆さんにたらい回しになって、延々と9時過ぎまで生オケの宴会が続きました。
私の三味線、勘所マークが一切付いていないので、皆さん大変だったことと思います。
ま、これも勉強のうちです。
というか、ちゃんと宴会場まで自分の三味線を持って来いよ!って思いますが・・・

宿泊施設のある会場だったので、そのまま2次会に突入。
延々と酒を飲みながら、午前3時まであーだこうだと討論会をしておりました。
もう若くないので、こんな無謀な生活は避けなければと思うのですが、結局こんな具合になってしまいます。

これで3週連続のおさらい会シリーズは無事終了。
今度の日曜日は、日民の地区大会でまた一日終わってしまう予定です。
なかなか休ませてもらえませんね・・・


なお、3月11日付けの富山新聞に記事が掲載されました。
やっぱり偉そうに真ん中でした(^^ゞ

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おさらい会第2弾

2013年03月04日 22時49分34秒 | 民謡・尺八・笛

3日(日曜日)は米谷流竹友会のおさらい会でした。
3週連続おさらい会の第2弾です。

米谷流民謡尺八の会なのですが、現在尺八吹きは師匠をいれて5人だけ。
以前はもっとたくさん会員がいたそうなのですが、寂しくなりました。
師匠は半分引退のような感じなので実質尺八は4人、あとは以前からお世話になっている藤本流の女性の皆さんが三味線と唄でいつも参加して下さいますので、総勢17人の賑やかなおさらい会となりました。

相変わらず57歳にして最年少の私は会場の手配から、設営まですべて任せられて、大変でした。
おさらい会も一番年数の近い先輩と二人でずっと吹きっぱなしで、疲れました。

相撲甚句の時に唯一休みがありましたので、ようやく写真を一枚撮りました。




メニューは以下の通り。無印は尺八、★は津軽三味線、☆は唄

・花笠音頭
・こきりこ節
・しげさ節
・おてもやん
・北海鱈つり唄
・神長老林節
・お立酒
・さんさ時雨☆
・南部酒屋酛摺り唄
・新相馬節
・長崎ブラブラ節
・秋田おばこ
・江差馬子唄
・十日町小唄
・磯原節
・南部俵つみ唄★
・長者の山
・佐渡おけさ
・相川音頭
・宮城長持唄
・越中おわら節

さんさ時雨の唄はミスが1箇所だけ、何とかおさらい会に間に合いました。
今年の暮れには、今回参加していただいた藤本流の先生が25回目の発表会をされるそうで、その時にさんさ時雨を唄わないといけないので、忘れないように時々唄わないといけませんね・・・。
おてもやんとか、佐渡おけさなんかは笛の方が良いのですが、自己流の笛を吹くと師匠があーだこーだとダメ出しの嵐でうるさいので今回はおとなしく尺八を吹いておりました。

今回の会場は、「高岡自然休養村アッパレハウス」という市の公社が運営している施設です。

建物は少しくたびれていますが、上の写真の通り立派な研修室もありますし、大浴場もあって、良いところです。
料金も民宿なんかより格安だし、料理もなかなか好評でした。
民謡オフなんかするにはもってこいかも・・・




二上山系の端っこにありますので、眺めも最高です。


富山湾から氷見市街地方向がよく見えます。
わが家からこのアッパレハウスが見えるので、きっとこの画像の中にわが家があるはずです。

宴会後、男性陣はとっとと全員就寝されてしまい、私は黒一点でおばちゃん達に囲まれて日付が変わるまで二次会をしておりました。

来週は津軽三味線の会のおさらい会。
またまた私は休む暇も与えられずにこき使われることになっています。
砺波市の「やまぶき荘」というところで行いますので、お近くの方、興味のある方はぜひどうぞ。


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