三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

第4回貫昭会おさらい会を開催しました。

2022年01月03日 12時51分08秒 | 津軽三味線
昨年暮れのことになりますが、私の津軽三味線教室「貫昭会」の第4回おさらい会を開催しました。
正月でようやく時間が出来て、顛末記をまとめましたので1週間遅れでアップします。

ここ2年コロナウィルス禍ではありましたが、私の教室は1対1の対面レッスンなので、マスクはもちろん喚起などにも気を遣ってレッスンは継続してきました。
グループレッスンの教室は長期に渡ってレッスンを休止したりしたところもあったようです。
生徒さんのスキルアップのためにも、一年の成果を一般の人の前で発表する機会は設けた方が良いと思いましたので、がんばっておさらい会は継続しています。










12月26日(日曜日)

前回のおさらい会も雪がちらついて寒い日でしたが、今回は前日から降った雪が10センチほど積もって、完全に冬の装いでした。

会場は10時から借りてあるので、会員は10分前に現地集合。
10時から手分けして設営を開始します。

看板の設置、照明の調整など結構面倒な作業がありますが、こちらは昨年のおさらい会で慣れている生徒さん達に任せて、私は前回使ってから1年間全く触っていなかったPA機器の設営をします。
こちらのホールにも一応設備はあるのですが、会議等の目的に作られている設備であまりにもお粗末なので、PAはすべて持ち込みしています。
さすがに一年間触っていないと配線やレベル調整など記憶が飛んでることがありますが、
なんとか1時間半ほどで看板、照明、PAと無事に設営完了しました。

今回はパワーポイントで作成した画像をスクリーンに映す試みをしてみました。
数日前に会場でリハはやっていたので無難に設置できましたが、プロジェクターが天井に設置されているわけではなくてステージ正面に台を置いて設置するスタイルで、ステージ真ん中を2mほど空けなくてはいけなくて、ちょっと見栄えが良くなかったかもしれません。
まぁ、試みとしては成功だったことにしておきましょう。

この間私は動きっぱなし、まだ体力万全ではないので設営だけで疲れ果てていました。
設営終了後全員でリハ。その後ゲストのリハ、そして本番へと私の仕事は続くのでした。


14時開演。

以下、私のアマチュア無線の知り合いが撮影してくれた画像を時系列で紹介します。


初心者チーム六段


女性チーム六段






男性チームじょんから節新節


女性チームじょんから旧節


じょんから節中節






一人ずつ曲弾き発表


大島さん「南部牛追い唄」


谷口さん「秋田荷方節節」


MIYU「道南口説」

大島さん「古調あいや節」


MIYU「麦屋節」


谷口さん、MIYU「越中おわら節」




フィナーレ「津軽甚句」



順調にプログラムは消化しますが、椅子やマイクの出し入れを頼んでいた生徒さんが全く機能せず、賛助出演のOさんが椅子を出し入れしたりする始末。
次の演目になっても司会兼任の私が呼ばないと生徒さんがステージに上がって来ないし・・・
だんだとん時間が遅れ遅れになっていきます。

どこの会のおさらい会、発表会を見ても、ほとんどの会員がお客様になってしまっていて自分たちの発表会と言う感覚が無い会がほとんどです。
一部の会員だけで飛び回っていてもストレスがたまるだけです。
来年はまずこの意識改革からしなくてはと思います。

さて当初2時間10分~20分と想定していたおさらい会が、結局20分ほど伸びて2時間35分で終演となりました。
ホールの使用時間のリミットまで30分ありません。
終演後、速攻で撤収作業に入りますが、やはりお客様感覚で手伝ってくれない生徒さんもいます。困ったものです。

なんとか撤収は素早く終えて、ホールは時間内に元の状態に戻して、追加料金は発生せず事なきを得ました。
貧乏な会で、追加料金など払えないのでほっとしました。
おさらい会用に特別会費を徴収すれば良いのかもしれませんが、以前おさらい会に出たくないから特別会費も払わないという会員がいて予算が大幅に狂ったということがありました。
以後は毎月500円の会費を徴収してその中で会場費、ゲストの謝礼等をまかなうというスタイルに変更しました。
このスタイルにしてから、おさらい会は出ないという会員はいなくなりましたので、今後もこのスタイルでやっていこうと思います。

さて今回、夏前から会場の予約、市教育委員会と新聞社の後援依頼等々、面倒な手続きを完了して本番に備えました。
ただ、ここ2年ほど何の問題も無く後援をいただいていた地元のケーブルテレビ局が、何を思ったのかあーだこうだと文句を付けてきて、結局このケーブルテレビ局の後援が承認されたのが依頼してから1ヶ月ほど後。
それも後援承認の文書も無く、当日の取材も無く、いったい何を勘違いしているのか。
来年からケーブルテレビ局には後援依頼を出さないことにします。


今年の正月は親戚一族大集合も無くて暇な正月だったので、昨晩撮ってあったビデオを妻と観ながら反省会をしておりました。

文句ばかりですが、並べてみたいと思います。


1.練習やリハの時も耳にたこが何重にもできるくらい言ってきましたが、どの曲もテンポがだんだん速くなります。自分の演奏能力を超えて速くなると当然のごとくテンポは狂うし勘所もいい加減になるしバラバラに聞こえます。
練習なら「速い!」と言うのですが、本番はそうもいかず・・・

2.これも練習の時に耳にたこができるほど言ってますが、皆さん撥の振りが小さすぎ。
本番のステージで萎縮しているのか、これではしっかりした音が出るわけがありません。
木田流の命は音圧です。また一年耳のタコが3重になるくらい言い続けないといけないようです。

3.本編でも書きましたが、手の空いている人に舞台転換をお願いしていましたが、全く機能しませんでした。
舞台配置表は1週間前に作って渡してあり、その場面ごとに何を引っ込めて何を出すかまで詳細に書いて渡したのに、いったい私の労力は何だったのか・・・

4.演奏姿勢の悪い生徒が多い。
毎回のレッスンで、これも耳にたこが何重にもできるくらい言ってますが、棹(勘所)を凝視して体がまっすぐ前を向いていない生徒さんが多いです。
見るなとは言いませんが、(うちの師匠は絶対に見るなと言います(^^ゞ))せめて目だけで見てもらいたいですね。
勘所を凝視するとどうしても体が右側に傾きます、これも注意していたのですがステージに上がるとすべて忘れてしまうようで・・・
あくまでも体は正面のお客さんの方を向いていないとね。

5.スライドのプロジェクターの台に、椅子やマイク位置のマークに使った荷造りテープが2個ずっと最後まで置いてありました(^^ゞ)
誰か気が付かなかったのか・・・舞台転換なんて全く手伝って無かった会員が何人もいたのに、気が付かなかったのか・・・とぼそっと思いました。
残念ながらステージ側からは逆光で全く気が付かなかったので・・・。

6.私ごとですが、ゲストの伴奏は若干テンポが速かったかなと。
時間が押して早く弾いたわけではありませんが、ちっと反省です。
司会はどうしても早口になってしまうので、次回はもう少し落ち着いてしゃべらないといけないなとこちらも反省です。kazahanaのボランティアの時などはお年寄り相手なので割と落ち着いてMCするのですが、、、
時間が押してなかなかスライド画像の説明が出来なかったのですが、臨機応変にもっと説明を入れれば良かったかなとこれも反省です。

6.以下、妻の提案。
会主が司会や曲の説明などをするのはとても良いのだけど、現場監督や舞台監督までやるのは無理があるので適任者にやってもらうのが良いかもとのこと。
だれか手を上げてください、お待ちしています(^^)v


さて、こちらの会場は今年春に改装されて、残念ながら一般への貸し出しは出来なくなるようです。
キャパが200人と、少人数の会には大変使い勝手の良いホールだったのに非常に残念です。
今秋には氷見市の新しい文化施設が完成して使えるようになりますが、800人の大ホールのみで小ホールはありません。
以前市長になんとかならないのかとメールを書いたら、「多目的スペースがあるのでそちらを使ってください」との返信がありました。

ところがこの多目的スペース、完全フラットで椅子は人力で並べなくてはなりません。
ステージは可撤式だと何かで見た記憶がありますが定かではありません。
加えて、大ホールとの間が遮音されていないので、大ホールで催事があるときは多目的ホールで音の出る催事は出来ないということになるようです。
逆に言えば、多目的スペースで書道展や絵画展などを開催しても、大ホールで催事があれば大ホールの音がダダ漏れと言うことになります。
加えて大ホールの予約が1年前から、多目的スペースの予約は6ヶ月前なので大ホールの催事が先に埋まってしまえば多目的スペースは使えないことになりますよね。

なんとかならないのか氷見市!
せっかく立派な施設を建ててもこれでは欠陥ホールとしか言い様がありません。
多目的スペースの音響設備、照明設備はどうなっているのかまだ詳細は不明ですが、とにかく使い勝手は最悪と言うよりありません。

誰かお金の余っている人、私費で氷見市にキャパ200人程度のミニホールを作ってくれませんか。
現市長はお話にならないので、出来れば前市長さん、お願いしますm(__)m


ということで、第4回貫昭会おさらい会の総括でした。
来年は第5回、一応節目なので仕方なく新しい文化施設の多目的スペースで開催してみようかと思います。
また12月の寒い時期になるかと思いますが、それまで1年間しっかりパワーアップしてお目にかかりたいと思います。



12月28日の北日本新聞に掲載されました。


これでほぼ昨年の出来事をブログにアップしました(一部抜けているものもありますが)

今年も芸能音楽関係、アマチュア無線関係と、日々の出来事をブログにアップしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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12月の出来事その3~義務教育学校へアウトリーチ

2022年01月02日 15時49分31秒 | kazahana

12月の出来事その3、アウトリーチ第3弾です。
今回は義務教育学校へのアウトリーチです。

義務教育学校って何じゃラホイ。
小中一貫の学校のことです。


12月14日(火曜日)

氷見市の山手の中学校、小学校が統合して、昨年春に9年制の義務教育学校が開校しました。
そちらの4年生のクラスへのアウトリーチでした。

この日は箏の演奏体験もあり、尺八(塩ビ管)の吹奏体験もありの、充実した40分です。

4年生は9名。
せっかく立派な校舎になって生まれ変わった学校なのに、1クラス9人は寂しいですね。
こちらの学校は学区以外からの通学もOKなので、市はもっとPRして活性化した方が良いのではないかと思いますがいかがでしょう。
都会からの山村留学なんかも企画してみたら良いのではないでしょうか。
このままではせっかくの9年制義務教育学校が、いずれ複式学級になることも考えられます。

と、要らんことはさておいて、この日のプログラムです。
あ、河出洋一総合プロデューサーは今回も視察に来ておられました(^^ゞ)


・春の海
・児童による箏の合奏(さくらさくら)
・さくら~祈り
・尺八(塩ビ管)吹奏体験
・炎
・カイト

でした。
























尺八の吹奏体験では、しっかり音を出す子がいてびっくりでした。
一度コツをつかむと無理に吹き込まなくても簡単に音が出るんですけどね。
弟子入り志願されましたが、それは冗談で・・・
でも良い経験をしたのではないかと思います。


炎は、前回の失敗を繰り返さないように、しっかりと練習しました。
半音ばかり続くところがどうしても上手くいかなかったのですが、なんとか克服しました。
洋楽器のように完全楽器ではないので、なかなか難しいところもあります。

カイトは、8寸管で吹いていましたが、どうも音域が低くてぱっとしないので、次回からは転調して6寸管でやってみたいと思います。
6寸管の方が短い分、明るい音色になるので。


ということで、12月のアウトリーチ活動は終了。
今月1月にもう1件アウトリーチがあって、今年度は終了です。

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道の駅ウェーブパークなめりかわ、道の駅雨晴で移動運用してきました。

2022年01月02日 00時28分07秒 | アマチュア無線
アマチュア無線の「アウトドア賞」継続のために、毎月移動して50交信しなければならないのに、12月はイベントもあり本業も多忙だったために12月29日現在、移動の交信数はゼロでした。

これはまずいということで、29日は挨拶回りに県東部まで行くので、ついでにどこかで移動運用をしようと考えていました。


12月29日(水曜日)

挨拶回り中に時間の都合を付けて、午後から滑川市の「道の駅ウェーブパークなめりかわ」で運用すべく準備をして、7MHzの釣竿ホイップをセットしてワッチしてみると、なんとOTHレーダーのノイズで7MHzは壊滅状態です。
愕然としましたが、このノイズにかぶせて運用する気にもならないし、3.5MHzに出るには時間が早すぎるし、仕方なく10MHzCWでしばらく運用しました。



この時期に10MHzはなかなか呼んでもらえません。
結局30分ほど素振りをして、それでも6局と交信出来ました。
50局のノルマを達成するには、夕方から3.5MHzに出るしかなさそうです。

この日の夕方は無線やってる場合では無かったので、このまま挨拶回りを続行して明日に賭けることにして帰宅しました。


12月30日(木曜日)

午後から息子宅へ出向いて、孫達に津軽三味線のレッスンをします。
なぜか今まで自分から進んで何か習いたいと言ったことが全く無かった息子の長男が、「ましろのおと」のコミックとアニメで突然覚醒したようで、12月から津軽三味線を習いたいと言ってきました。

小学校低学年の2~3年間だけ無理矢理津軽三味線を習わせていた息子の長女も、負けてられないと思ったのか、一緒にまた習うと言うので、二人まとめてレッスンをしています。

余談でした。
で、その帰り道、「道の駅雨晴」で移動運用して来ました。
いつもは観光客で満車状態の駐車場も、天気が悪いのでガラガラでした。

雨~雪の中アンテナをセットして16時過ぎから3.5MHzで運用開始。
この日も日中の7MHzはOTHレーダーノイズが全開で使い物にならず、3.5MHzのみの運用に賭けました。



なんとか順調にコールされて、1時間20分ほどで55交信。
無事アウトドア賞の12月のノルマは達成できました。
翌日の大晦日は雪模様の天気予報だったので、なんとか30日でノルマ達成出来て良かったです。


さて、毎年恒例の昨年1年の交信状況です。




昨年前半はアクティブにやってたのですが、7月と11月に入院したり、本業が多忙になったりで後半はガクッとアクティビティが下がりました。
今年はNYPからまた頑張ろうと思いますが、どうなりますか。

とりあえずの目標は

・アウトドア賞の継続
・JCC/JCGがいずれも残り30を切っているのでもう少し減らす
・和文の交信
・JA9コンテスト、富山マラソンコンテストの参戦継続

ぐらいでしょうか。
あまり欲を出さずに細く長く頑張りたいと思います。


本来昨年末に書くべきブログでしたが、年が明けてからのアップになってしまいました。あとは12月26日に開催した「貫昭会おさらい会」の顛末を書いてアップすれば、なんとか追いついたことになります(^^ゞ)
もうひと頑張り。
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12月の出来事その2~中学校へアウトリーチ

2022年01月01日 22時25分59秒 | kazahana
12月の出来事その2、アウトリーチ第2弾です。
今回は中学校へのアウトリーチです。


12月7日(火曜日)

前回のアウトリーチの小学校と同じ建物の中学校です。
校舎の半分で、小学校と中学校が分かれていて、学校の名称も違います。

前回小学校のアウトリーチで使った「サンサンルーム」の上の階の「交流ホール」での開催でした。
なので間取りは同じなのですが、あいにくの悪天候で立山連峰どころか富山湾も見えず残念でした。

今回は中学校1年生2クラス。
箏の演奏体験もあるので、箏を15面並べて調弦するところからのスタートです。
授業で使っていたらしく柱は立ててあったので調弦からのスタートで、当然私も調弦のお手伝いをします。
前年は柱を立てるところからのスタートだったので大変でしたが、今回は楽でした。
慣れて来たのもあるのかもしれませんが。
微調整は英里ちゃんがやってくれるので、あとはお任せです・・・。

この日も新文化施設の総合プロでスーサー河出洋一氏が視察に来られました。


プログラムです。

・月ノ雫
・六段の調べ
・生徒全員でさくらさくらの合奏
・さくら~祈り
・カイト
・群青

と、このプログラムを2回(2クラス)でした。





























今回の最大の難関は「群青」です。
YOASOBIの「群青」です。谷村新司ではありません(^^ゞ)
どっちも好きですが・・・

11月のはじめに英里ちゃんから「群青」はどう?って言われて、ピアノ譜をもらっていたのですが、そのまま私が入院となりしばらく手つかずでした。
退院後もなかなか調子が出なくて、結局楽譜を仕上げたのが今回のアウトリーチの約1週間前。
やはり最近のポップスの特徴で原曲は後半で転調してますが、半音の転調は無理なのでカイト同様転調無しで最後まで行きました。

一週間結構練習して臨みましたが、やはりアップテンポの原曲をよく知っているだけにどうしてもテンポが速くなって走るのと、音域が広いので尺八はちょっと大変でした。


後日いただいた生徒達の感想文にも、「カイト」と「群青」が特に心に残ったと書かれていたものが多くありました。
やはり、和楽器でこういうポップスを演奏するのは、子供達の心をつかむのには良いのかと再認識しました。
ただ、それだけではなくて実は奥は深いのですが、最初の一歩には大変良かったようです。

「群青」は今月にもう一度あるアウトリーチでも演奏することになっています。
もう少ししっかりと吹けるように練習しなくては・・・

というわけでアウトリーチ第2弾は無事終了。

つづく。
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12月の出来事その1~小学校へアウトリーチ

2022年01月01日 21時20分49秒 | kazahana
ようやく11月の出来事のアップが終了しました。
続いて、怒濤の12月の出来事へ移ります。

この2年間というもの、コロナ禍で芸能音楽関係のイベントはほとんど中止か無期延期だったのですが、この12月は小中学校へのアウトリーチがあるし、久々のイベント依頼もあるし、なんたって私の津軽三味線教室のおさらい会もあるし、、、等々でちょっと大変でした。

まずはアウトリーチの顛末から。


12月2日(木曜日)

前日まで冬型の気圧配置で時雨模様の天気でしたが、この日は一転良い天気になりました。
午後から市内の小学校へアウトリーチです。
こちらの小学校は一昨年から毎年オファーをいただいていて感謝です。

一昨年は尺八(塩ビ管)の楽器体験もしてもらったのですが、今年はコロナウィルスの対策ということもあり、箏・尺八の和楽器コンサートだけということになりました。

2階のサンサンルームと言う名前の広いスペースからは、富山湾越しの立山連峰を望むことが出来て、なんともリッチな雰囲気の場所での演奏でした。








市の文化振興財団から、今秋開館予定の新文化施設の総合プロでスーサーである河出洋一氏が見学(視察)に来られて、校長先生も見学という、ちょっと緊張感のある演奏会でした。

演奏曲目は以下の通りです。

・春の海
・月ノ雫
・ジブリメドレー
・炎
・パプリカ
・カイト




















炎は前年のアウトリーチの時に楽譜を書いて、一度演奏したきりでそのままだったので、しっかり練習して望んだはずですが、苦手なところはやはりしっかり吹けなくて反省です。

カイトは、今回のためにパートを割り振って楽譜を書きましたが、こちらはそんなに難解なことも無く無事に演奏出来ました。
ただ、原曲は最近のポップスの例に漏れず途中で転調しているのですが、箏・尺八のアンサンブルで生演奏で転調は難しいので、転調無しで演奏しました。

後日、児童の感想文の抜粋をいただきましたが、
子供達にはジブリメドレーやカイトが好評だったようで、皆さん日本古来の楽器でこんなにもいろんな曲が出来ると言うことに驚いたという事が書かれていました。

私たちの拙い演奏でこんなにも喜んでもらえるとは、ありがたいです。

というわけで、無事小学校第一弾は終了しました。

つづく。
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11月の出来事その2

2022年01月01日 18時08分11秒 | kazahana

11月の出来事その2です。


11月20日(土曜日)

午前中は富山市の三味線屋さんの展示会へ。

毎月2回、土曜日にこちらの三味線屋さんで津軽三味線富山教室をやってます。
この日は生徒さんが新しい三味線を欲しいというので、選定の補助をしました。
良い三味線をゲットされましたので、今後の活躍が楽しみです。


試奏中


さて、展示会場に三味線の棹になる「紅木」の原木がディスプレイされていました。
とても重くて非力な私では持ち上がりませんでした。
津軽三味線なら2棹、民謡三味線なら3~4棹取れるそうです。
水に入れると沈むのだそうです。
輸入の規則の問題とかで、ある程度カットして加工してあるもので輸入するために、原木を見ることが出来るのは珍しいのだとか。
珍しいものを見ることが出来ました。









さて、午後からはいつもお世話になっている射水正声民謡会さんのおさらい会に、尺八担当で参加しました。
尺八担当が穴を開けては大変なので、10日に退院してまだ間がないのに強行参加しました。

体はまだ本調子では無くて体力不足は否めませんが、なんとか頑張って26曲吹いてきました。
加えて、このところ胡弓を弾く機会が無かったので、会主にお願いして越中おわら節と麦屋節の胡弓を弾かさせていただきました。

7月の入院前から比べて体重が約10キロ落ちました。
体は軽くなって、ほぼ標準体重になったのですが、尺八吹くにも三味線弾くにも根気が無くなって困ったものです。
特にこの日は沢山の曲を吹きっぱなしだったので、体力もそうですが、緊張が続かなくて大変でした。
徐々に慣らしていかないといけませんね。
















今年はコロナの影響でイベントがほとんど無く実に寂しい一年でしたが、年の暮れになってようやくイベントらしい事が出来ました。
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あけましておめでとうございます。

2022年01月01日 12時49分04秒 | しょーもない徒然日記

2021年は慌ただしく過ぎ去ってしまい、2022年の元旦を迎えています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨年10月以降ブログを更新していなかったのですが、実は11月再び憩室炎が再発してしばらく入院していました。
退院後は、しばらくコロナ禍で何も無かったイベントが、なぜか11~12月に集中してあり、 加えて本業も忙しくなってブログを書くどころではありませんでした。
年末ギリギリまで超多忙な日を送っていて、年が明けてようやくパソコンの前にゆっくり座ることが出来ましたので、昨年11月からのあれやこれやを回顧しながら書き記してブログにアップしようと思います。

さて、まずは11月の憩室炎の再発・再入院のことから。


11月3日(文化の日)

2日~3日はJA9コンテスト電話でした。
昨年に続き今年も電話の部は7MHz部門にエントリーの予定で前日は早々に就寝して、早朝からコンテストに臨みました。

実は夜中から腹痛がしていたのですが、なんとか我慢できる程度だったので午前6時すぎからそのままコンテストを開始。
相変わらずOTHレーダーのノイズがありますが、なるべくノイズのすくない周波数でCQ呼び出しをします。
ただちょっと時間的に出遅れたようで結構周波数が埋まっていて、苦戦しました。

快調に呼ばれ続けているうちに腹痛がだんだんひどくなって、午前8時を過ぎた頃からどうも熱も出てきたようで寒気がしてコンテストどころでは無くなり、午前9時を過ぎた時点でコンテスト継続は無理と判断してリタイヤ。
体温を測ると39度近いし、解熱鎮痛剤を飲んでしばらく横になって様子見をしました。

午後になっても一向に腹痛も発熱も治まりません。
実はこの2日前の11月1日に、大腸内視鏡検査をして異常なしと言われていたのですが、なぜ突然こんなことになるのかと思い、検査していただいた病院の救急外来に電話したところすぐに来てくださいとのこと。
ただ、このコロナ禍のご時世、まずは発熱外来に来てくださいとのことでした。

16時に発熱外来に来てくださいと言われて時間通りに行ったのですが、発熱外来に入れてもらったのは1時間後。さらに抗原検査で陰性になって救急外来に入れてもらったのはさらに1時間後でした。
その間も腹痛は全く治まらず、熱も下がらずしんどい思いをしました。

CT検査の結果、前回(7月入院)の時と同じ憩室炎なのでそのまま入院してくださいとのこと。
何の準備もしてきていないのに(心の準備を含めて)即入院となりました。
前回よりは痛みが激しくて、大腸から小腸まで炎症が広がっているらしいとのこと。
起き上がったり体勢を変えたりるするのも激痛で大変です。
前回同様、絶食で腸を休めながら抗生剤を点滴する治療が始まりました。
























今回は入院後の回復が早くて、8日目で退院となりました。
同室の患者さんの行動がちょっとびっくりだったので、スマホのメモ帳にブログの下書きを書いて暇を潰していました。
それを貼り付けてみます



*病院にて「患者模様いろいろ」

・向かいの病室のじいちゃん
1日に何度もスナックのママと思しき人物から電話がかかって大声で喋ってる。丸聞こえで恥ずかしく無いのだろうか。
看護師のねーちゃんの言うことを毛頭聞かない、小便の量を計るからと言われてるのに、流してしまったと毎回同じ事を繰り返しをしている。
早朝に外へ散歩に行ってタバコを吸っているらしい、困ったものだ。
午後からもずっと行方不明に、きっとどこかへ脱出しているのだろう。
看護師は右往左往して困っている。
夜になるとイヤホンでテレビを見て時々大声で笑ったり奇声を上げたりする、気味悪いのでやめてほしい。

・斜め向かいのじいちゃん
やはり病室で大声で電話をしている。
やたらと看護師ねーちゃんに点滴の針の処置にクレームを付けている。
看護師のねーちゃんに爪を切らせている、文句も言わずに切ってる看護師はえらいです。
看護師にいちゃもん付けるのが楽しいのか、何人も被害にあっている、ベテランの看護師はさらっと受け答えして去って行くが、若い看護師は捉まってあーだこーだ文句を言われている。

・退院して行った向かいのじいちゃん
看護師のねーちゃん達に、「目が可愛いので、20年若返った」と同じ言葉を繰り返している。
退院するまでに何十回聞いたことか。
看護師の皆さんも大変だ。

・隣のあんちゃん
ばったり鉢合わせしたが、180センチ以上ある巨漢。
看護師さんは体重が100キロ超でいつもの体重計では計れないと大騒ぎ。
相撲取りの取り組み後の息づかいに似てちょっと耳障り。
いびきが変則でまるでブタ小屋にいるようで、気になって眠れない。
と思っていたら、ウシガエルにみたいになってきた。これでは眠れたもんじゃない。
耳栓の効果では全く追っつかない。
おかげで今回の入院中とんでもない睡眠不足でした。

人生いろいろなのでした。。。


というわけで今回は8日間で退院。
血圧の薬が切れていたので、その日のうちにかかりつけの内科医院へ行き顛末を話したところ、かの先生ががぼそっと、「内視鏡で憩室を刺激したかな・・・」と呟きました。
そんなこともあるのですかね、無事に回復してシャバに戻ってこれたことだし、あまり深く追求しないことにします。

ただ食事に気を遣って消化の良いものを食べるように、便は溜めないようにしています。
アルコールは前回7月のの入院以来やめました。というか前回あまりにも辛い目に遭ったので、飲みたいという欲求が起きなくなったのでそのまま断酒が続いています。
もう半年が過ぎました。
毎晩、青汁を牛乳に溶かして飲んで就寝しています(笑)
ま、そのうち呪縛が解けて飲み始める日も来るでしょうが、当分はこのままです。

まずは11月上旬のお話でした。

つづく。
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