三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

日民の富山県連合大会でした。

2021年03月21日 21時47分53秒 | 民謡・尺八・笛

今日は久々に尺八奏者として民謡漬けの一日。
日本民謡協会の富山県連合大会でした。






所属する佐藤松子流松博会の会員10人分の伴奏と、合奏曲の演奏です。
会員の皆さんは、「越中おわら節」「麦屋節」「福光めでた」などで挑戦されました。
会の合奏アトラクションは「尾鷲節」で、私は笛担当。
事前に一度も合わせる暇が無くて、出番前に2度合わせただけでしたが、上手くいきました。

実質の演奏している時間はたいしたことないのですが、待ち時間が長いのと、ステージ上手と下手をステージ裏であっちへ行ったりこっちへ来たりと走り回って疲れ果てました。
どうも今年の豪雪の雪かき以来、あまり良くなかった足首の調子がまた悪くなってきたようで、草履で歩き回るとかなりしんどいです。

昨年は一年、民謡と名のつくイベントはほぼ皆無だったので、1年ぶりに着物を着たという方も多かったです。
私は昨年暮れにおさらい会を開催したので、1年ぶりではなかったのですが、つい袴の紐の縛り方を考えてしまいました。すぐ思い出しましたが・・・

会場では感染対策で、マイクの消毒などもこまめにされていて、尺八の定位置にはビニールの仕切りも設置してありました。
早くコロナが終息して以前のように民謡イベントがあちこちで開催されることを願ってやみません。

さて、今日の大会では所属する松博会の会員の方が「越中おわら節」で総合優勝されて、その伴奏も担当させていただいたので、素晴らしい結果で良かったです。
一昨年まではウチの孫も出場していたのですが、今年は受験で民謡どころではなくて不参加。
落ち着いたらまた復活してくれることと思います。

長い一日で疲れましたが、こちらの砺波市文化会館は音響が良くて気持ちよく吹けるので、ストレスの発散にもなりました。

来週は津軽三味線石川大会。
生徒さんの面倒ばかり見ていて自分の曲はまだ全く時間調整ができていません。
明日にでも時間計って2分30秒まで短縮します。

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南砺平高校へ行ってきました。

2021年03月20日 01時30分49秒 | 民謡・尺八・笛
3月18日(木曜日)

県立高校合格発表のこの日、南砺平高校へ行ってきました。
五箇山こきりこ唄保存会の岩崎喜平さんからの急な依頼で、平高校伝統芸能部の指導をしてくれということで打ち合わせなしで遠路五箇山へ行ってきました。

数年前になりますが、以前も2回ほど平高校伝統芸能部の練習に伺って簡単な指導というか、アドバイスをしたことがあります。
今回もその程度のアドバイスで良いのかなと思って軽い気持ちでお伺いしたのですが、なんと1時間半にわたって講演と実技指導をやってきました。

まずは30分の講演をやってくれと言われまして、全く何も準備していなかったので焦りましたが、とりあえず三味線の歴史や種類、奏法の違いなどをお話しして、三味線と尺八の演奏を聴いてもらいました。
続いて尺八の歴史や種類、最近の尺八界の動向などをお話して約30分を消化。

続いて、地方パートの個別指導に移ります。
今回、この作業だけかなと思っていたので、ちょっと安堵しました。
まずは皆さんの演奏を聞かせていただいて、気になったことをアドバイスします。

自分の担当でもある尺八パートが特に気になったので、まずは個別指導。
麦屋節には、ツの半音(ツ×)(三味線では3の糸の2の勘所)が頻繁に出て来るので、おそらくそれを避けるために遙か昔の先輩から2寸短い尺八で(ハ一で)吹くように伝承されてきたのだと思います。
以前指導に伺ったときもそうだったのですが、2寸短い管で吹くとどうしてもハの1音メリ(ハ)が出てきます。
それを過去の先輩方は(チ)で吹いていたので、数年前に伺ったときに部所有の尺八を六孔改造して正常な音階の(ハ)で吹くように指導していたのですが、、、悲しいかな元に戻ってました( 。-_-。)

尺八パートの部員はひとりだったので、しばらく個別指導をします。
(チ)を(ハ)に変更するだけなのですが、これがなかなか大変です。
染みついている運指を変えるのは大変ですが、若いので頑張ってくれることと思います。
新入部員の1年生には性格に伝承されることを願います。

あとは、三味線パートと胡弓パートに、私だけの秘伝をいくつか伝授してきました。
出し惜しみしても仕方ないので、技術の底上げのため洗いざらい話してきました。
また、よく踊りのパートにスピードを注文されるそうなのですが、対策としてこの現代の世の中なのでスマホアプリのメトロノームを使って、いつも一定の速度で演奏することを心がけて、数値で対応するようにアドバイスしました。
この「速さ」という問題は、のど自慢などでもよく文句をつけられる事なのですが、この現代の世の中「♩=**」という数値で管理していくべきだと、私は常々思っているところです。
人間の速さの感覚なんてとんでもないいい加減な感覚ですから。

という訳で、15時から16時半まで、1時間半にわたって私の特別指導でした。
予想していなかった1時間半でぐったり疲れ果てました。
新入部員が入って来て、少し落ち着いた頃にもう一度来訪することを約束して、平高校を後にしました。


というわけですが、せっかく五箇山に行くのだし、少しだけ早めに行って移動運用をしようと思い、2時間ほど早めに出発して道草移動運用をしてきました。

場所は「道の駅上平・ささら館」です。
バリバリのライダーだった頃は、毎週日曜日になると早朝薄暗いうちに自宅を出発して「朝練」と称してR156を「ささら館」まで走って、午前中に自宅へ帰るという馬鹿なことを懲りもせずにやってました。












何十回と通った「ささら館」ですが、無線の移動運用は今回が初めてでした。
実は富山県の道の駅はこの「ささら館」を残してすべて運用済みで、最後に残っていたのがこちらの道の駅だったのです。
今回の「ささら館」での運用で、富山県のすべての道の駅から運用したことになります。
これで1巡したので、富山県内道の駅2巡目は、世を忍ぶ仮のコールサインの「7N3***」でやってみようかなと考えています。

ハイバンドが開けていればと思いましたが、全くだめそうなので7MHzCWで運用開始。
そこそこ快調に呼ばれて、約1時間半で87交信でした。
これだけ頻繁に移動運用やってると、毎回1stQSOの方は1~2局しかいないのですが、今回はあまり運用しない平日と言うこともあってか、数局の1stQSOの方がいらっしゃいました。




こちらの道の駅では、「イワナの握り」を食べることができます。
以前に一度食べたことがありますが、匂いもクセも無く川魚という感覚は全く無くて、美味しくいただいた記憶があります。
先日テレビでも取り上げてました。
今回は時間から時間で動いてましたので、「イワナの握り」は諦めて撤収後にすぐに平高校へと移動しました。

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野々市市~川北町で移動運用してきました。

2021年03月17日 22時00分34秒 | アマチュア無線

先週末の移動顛末です。

天気予報では、14日(日曜日)は雨模様になっていたので、おとなしく家で片付け事かなと思っていたのですが、天気の回復が早くてどうやら良い天気になりそうなので、急遽移動することに。

以前から計画を立てていた野々市市~川北町のコースですが、知人からリクエストがあったので行ってみることにしました。
野々市市は「野々市中央公園」へ、川北町は「川北町コミュニティ&スポーツ公園」へ行くことに。
どちらも行ったことが無いところなので、事前にGoogleマップで情報をゲットしてから出発しました。

野々市市(JCC3012)は、若かりし頃に勤務していたところで、以前は石川郡野々市町でした。
2011年に野々市市になったのですが、なぜか未だに野々市市とのCWでの交信がありません。

JA9YAA金沢工業大学の所在地でもあり、無線をやってる人もたくさんいたはずなのですが、今ではレアな市となってしまいした。
きっと電話ではたくさんいるのではないかと思いますが。
そんな自分でも未交信の市へ移動しました。

あまり金沢の街中を走りたくなかったので、ちょっと遠回りですが山側環状で野々市を目指します。
中央公園駐車場(PK30-18)に着いたのは8時40分。
もうすでに駐車場は車が多くて7割ほど埋まっていました。
天気も良かったせいか、9時を過ぎると駐車場はほぼ満車状態で、早めに来て大正解でした。

はぱっと設営して7MHzCWで運用開始。
しばらく快調に運用していたら、突然のノイズの嵐。
周りを見渡してもこれといった発生源がわかりませんが、何かの人工的なノイズです。
一度発生すると10分~20分ほど続いて、そのうちパッと消えるのです。
先週の宝達志水町では、強力な和文局の抑圧で悩ませられて、今週は原因不明のノイズです。

ノイズに埋もれて取り切れなかった局には大変申し訳ありませんでした。
ノイズとの戦いで、交信局数は伸びず、3時間ちょっとの運用で、75交信でした。
かなり消化不良なので、野々市市はまたリベンジします。











野々市中央公園はツバキが有名なのだそうで、たくさんツバキが植えられていました。
子供の遊具もツバキのデザインです。



午後は、野々市中央公園から車で約20分の、能美郡川北町(JCG30006B)へ移動します。
川北町コミュニティ&スポーツ公園(PK30-41)が移動運用に良さそうなので、行ってみました。

河川敷の広い公園で、駐車場も広くて移動運用にはもってこいです。
堤の木は桜のようで、きっと桜の季節は綺麗なことでしょう。
近い山は獅子吼だと思います。遠いところの一段と白いのが白山かな?












ワイヤーを張っても全然大丈夫そうなのですが、ワイヤーアンテナ一式は持ってこなかったので釣り竿です。
13時過ぎに7MHzCWで運用開始。

午後は開始後まもなくJクラスターにアップされたようで、いきなりパイルになりました。
当然川北町はレアなところでもありますので、仕方ないかなと。
リクエストをお願いされた7エリアの局とも無事交信できて、責任は果たせたかなと。

この日は午前中が0エリアのコンテスト、午後が4エリアのコンテストが開催されていたので、、7010より上は使い物になりません。
なので、移動局は7010より下で出ていますが、狭いところに集中するものだから超密集状態で、混信も多くてやりにくかったです。
最後には同じ周波数でCQを連発する局が現れて、イラッときて15時過ぎにCLしました。

この日は199交信。
またいつか同じルートでリベンジしたいと思います。






帰りは山環で帰るとひどい渋滞に遭いそうだったので、R8に出て帰りました。
R8もあちこち渋滞していましたが、そこそこ流れていたのでやれやれでした。

その昔、旧松任市に住んでいて、勤務地の旧野々市町までR8で通っていました。
今から40年も前の話です。
さすがに40年も経つとR8沿線の風景もまるで変わっていて、全然違う町へ来たような感じですね。
昔お世話になったOMさんのお宅へ寄ろうかとも思ったのですが、遅くなるのでまた今度お邪魔することにします。

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宝達志水町と内灘町で移動運用してきました。

2021年03月12日 22時35分16秒 | アマチュア無線

先週末の移動顛末記です。

前日までどこへ行こうか決めかねていたのですが、ちょっと疲れも残っていたのであまり遠方まで行かないようにと思い走り始めます。

先日行った羽咋郡宝達志水町では、午後遅い時間からの運用だったので3.5MHzしか
QRVできませんでした。
なので先日のリベンジということで、朝一で7MHzの運用を目指して西へ走りました。

先日と同じ国道沿いのパーキングエリアで9時少し前より運用開始。
公園アワードの番号はありませんが、今年から始まった招福アワードの番号があるので送出します。
JR七尾線の「宝達駅」がアワードの対象になっています。

しばらく快調に交信をしていましたが、突然CWモードの強い抑圧を受けて全く復調できなくなりました。
バンドをスイープしてみると、超強力な和文局がいてCWの周波数がまるで使い物になりません。
きっと超ローカルにこの和文局がいると思い周りを見渡してもそれらしきアンテナは見えず。

仕方なく一時10MHzへ避難して運用しました。
それでも10MHzで5局交信できたので、良しとしておきましょう。

しばらくして7MHzへ戻ると、かの和文局はいなかったので、気を取り直して再び7MHzで運用再開します。

この日はいろいろとある日のようで、しばらくしたらパトカーが私の車に横付けして、警察官が下りてきて私の車をぐるぐる回って調べ始めるではないですか。
移動運用時は運転席の前に「アマチュア無線実験運用中」の紙と「無線局免許状」を掲げてありますので、それもチェックしているようです。
しつこく調べているので、交信が切れた隙にドアを開けて「アマチュア無線局です。そこに免許状提示してあります」と言ったら「お邪魔しました」と言って帰って行きました。
今回は無線局免許証を見せろとは言われませんでしたが、どうも警察官は嫌いです。

ちょうど100交信になったところで宝達志水町は終了。
招福アワードの対象駅の「宝達駅」へ寄り道します。








もっとレトロな駅を期待していたのですが、中途半端な古い駅でした。
鉄は鉄でも撮り鉄ではないので、列車の写真は撮りませんでしたが、七尾線の新型車両が走っていました。


さて、午後からはのと里山海道を走って内灘町へ。
道の駅「内灘サンセットパーク」へ向かいます。
元石川県民ですが、内灘は行ったことが無くて未知の領域です。
カーナビに誘導されて無事道の駅到着。









腹ごしらえをして、スタンプの在処と閉店時館を確認します。



ミルクバターラーメン。
なかなか美味しかったです。


イオノグラムを見る限りハイバンドは望めそうにないので、7MHzで運用開始。
運用開始後すぐにJクラスタに掲載されたようで、久々にとんでもないパイルになりました。
内灘町ってそんなに珍しいのか、それとも道の駅内灘サンセットパークが珍しいのかわかりませんが、このパイルは結構長い時間続きました。

強い局のパイルがある程度収まってくると、今度は弱い局ばかりのパイルになってこれがまたしんどいんです。
なんとか1時間半ほどでパイルも収まりまして、良い耳のリハビリになりました。

結局内灘町は120交信でした。
道の駅スタンプを押して、撤収。

おそらく後2時間もすれば綺麗な夕日が見られるのでしょうが、帰路につきました。






R159の北側からR8高岡方面への分岐を通るのは初めてでしたが、なんとか無事にクリア。
こんなややこしいレイアウトにしなくてはならなかったのかなぁ、と思いながら都会に来た気分でした。ぼーっとしてたら違う方へ行ってしまいそうです。

これでアウトドア3年賞へ向けての3月のノルマは達成。

今月は、日民の県大会、津軽三味線石川大会があります。
また、平高校の尺八、三味線の指導も頼まれてまして、ちょっと多忙になります。
暢気に無線ばっかりやってる訳にもいかないようです。



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アウト・ドア賞2年賞をいただきました。

2021年03月01日 23時31分16秒 | アマチュア無線

アウト・ドア賞2年賞をいただきました。

継続は力なりのようなアワードで、短期集中のコンテストの賞状よりも嬉しいですね。
毎月移動運用で50局以上と交信して、それを1年(12ヶ月)継続するというアワードです。
一昨年2月から、何か目標を持って無線をすることにしようと思って始めたアウト・ドア賞チャレンジです。
それもすべて電信で交信するという目標を立てて、なんとか2年が経過しました。




今月号のCQ誌には、21年賞を受賞した局の記事が載っていましたが、それに比べると2年なんてひよっこですね。
所属するKCJ(全国電信同好会)の副会長さんは、11年賞を受賞されたそうです。
皆さん雲の上の人のようですね。
とりあえず私は3年賞目指して今年も頑張って移動運用をすることにします。

昨年2月の1年賞受賞で弾みがついて、昨年はコロナで身動きとれないことをこれ幸いと移動運用しまくりでした。
昨年1年で計3960交信でした。
ってことは1ヶ月330交信ということで、、、
しかし誰もそんなことで褒めてはくれないので、よく頑張ったと自分で自分を褒めておきます。

アウト・ドア賞申請書から抜粋した去年の記録です。






アウト・ドア賞の規約です。
是非皆さんもいかがですか。




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