三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

藤本秀範雪会おさらい会

2017年11月27日 01時38分13秒 | 民謡・尺八・笛

昨日は、いつもお世話になっている藤本秀範雪先生の会のおさらい会でした。
私は尺八・笛担当です。




尺八を習い始めたペーペーの時に先生の所にお伺いしてから、もう10年を越えました。
その当時のことを知っているお姐さんからは、「はじめはスースーしか音が出なかったのにねぇ・・・」と今でも言われます(笑)
確かにその通りで弁明など出来ませんが、それから10年間必死になって努力しましたので・・・(^^ゞ


藤本秀範雪先生は、会社を定年になられた年に会を立ち上げておさらい会を始められたそうで、今年で御年満89歳。
今でもお元気に会を取り仕切っておられます。
来年は、30回の節目のおさらい会ということで、私は既に尺八伴奏をお願いされております。
加えて先生自身の満90歳の節目の年でもあります。
来年も元気なお姿を見せて下さいね。



さて、事前のリハーサルは一切無しだったので、大丈夫かなぁと心配しながら我が家から車で10分の至近距離の会場へ向かいます。
とりあえず尺八唄の2曲だけは事前に合わせなければと思い、ステージ袖でパッパッと合わせて調子を決めてから本番に臨みます。
こんないい加減なので良いのかよ・・・と自問自答でした(^^ゞ


私の担当は計32曲。早い話全曲です。
休憩は許されません、いつもの如く3時間の罰ゲーム状態でした。
*は笛、あとは全部尺八です。

・ひなぶり三番そう
・出船音頭
・りんご節
・酒屋唄
・五木の子守唄
・四つ竹節
・尾鷲節*
・斉太郎節
・茶っ切節*
・能登麦屋節
・東京音頭
・高岡小唄
・祖谷の粉ひき唄
・十勝馬唄
・斉太郎節
・武田節
・真室川音頭
・弥栄節
・宮津節*
・八戸小唄
・日向木挽唄
・貝殻節
・越中おわら節
・隠岐祝い音頭*
・長者の山
・麦屋節
・広島木遣り音頭
・あがらしゃれ
・おてもやん*
・高岡なき荷方節
・生保内節
・東京音頭


他の先生の発表会では平気で40曲とか50曲吹きますので、それに比べるとまだ少ない方でした(笑)
今ではこれくらい平気で吹くのが当たり前のようになってますが、やっぱり何とかして後継者を育てて少しは楽をしたいと思います。
来たれ若者!


あまりこちらの会では笛を吹いたことがなかったのですが、今回数曲だけ笛で吹いてみたところ、「良かったょ」というお褒めの言葉をいただきました。
そんなことを言うと単純なお馬鹿の本人は調子に乗りますので、あまりそんなこと言わない方が良いと思います(笑)


この日は大体いつも良く吹いている曲ばかりでしたが、しばらく吹いていなくてしっかり練習したのが、「東京音頭」と「高岡小唄」でした。
こんな事でも無いと練習しませんので、良い機会になりました。


朝9時半から12時半までずっと吹き続けだったので、写真なんか取る余裕もなく、おさらい会終了後のステージの様子だけで失礼します。
おそらく集合写真とスナップ写真はいただけると思うので、後日編集して差し替えますので、お楽しみに。



終了後


懇親会の様子


しつこい風邪の治りは依然として遅々として進まず、調子悪い状態が続いていたので、懇親会はノンアルコールビールで酔ったつもりで失礼しました。
本当はアルコールの入った方を飲みたかったのですが・・・

これにて今月の予定はほぼ終了。
来月は何故かkazahanaの出番が集中してしまい、大変なのです。
とっとと楽譜を仕上げて、プログラムを組まなくては・・・(・_・、)

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2017とやま民謡万華鏡

2017年11月24日 22時24分27秒 | 民謡・尺八・笛

昨日は、毎年勤労感謝の日恒例の「とやま民謡万華鏡」のステージでした。
風邪の症状は回復せず、体調が悪い中一日頑張ってきました。

毎年同じ事を書いているような気がしますが、尺八の師匠が倒れた年に急遽ピンチヒッターでこの「民謡万華鏡」に参加してから10回目の参加にになりました。
10年前はあまりにも突然のことで、とんでもなく緊張して吹いていた事を今でも鮮明に覚えています。

あれから10年経ちました。
皆さんのおかげで場数だけは、人の数倍~数十倍踏ませていただきましたので、内容はなかなか伴いませんが度胸だけは付いてきました。
10年前のブログを読み返すと、緊張で大変だったのが懐かしく思われます。


さて、富山県の西部と東部で交互に交互に開催されているこのイベント、今年は県西部の開催で、射水市の高周波文化ホールでした。
普段あまり交流のない団体も一堂に会する内容の濃いイベントなのですが、毎回宣伝不足なのか、ちょうど多のイベントと重なることが多いのか、もったいないことにお客さんの入りは低調なのです。
ちょっと目玉のゲストを呼ぶとか、八尾高校や平高校の伝統芸能部も招待すればもっとお客さんははいるのになぁ、と思うのですが、、、って去年も書いたような気がします(^^ゞ


今年は会場が近くて、我が家からは20分ほどです。
海岸線を走って9時前に会場到着。
早速着替えて、踊りの会との合わせからはじめます。
miyuは、今年の北日本こども大賞を受賞したので、越中おわら節を披露です。


開場前の様子






私の当番は全49曲中13曲。
曲順を確認しながら、尺八や笛を持ってステージ裏を上手へ行ったり、下手へ行ったり・・・。
ステージ上でずっと居残りをしたり、これまたステージ上で上手から下手へ移ったり・・・。
おまけに、オープニングとフィナーレもあったので、途中で帰るわけにもいかず・・・。
曲数の割には大変な一日でした。


担当曲は以下の通り、*は笛、他は尺八。

・出船音頭(オープニング)
・万才くずし*
・ポンポコニャ*
・こきりこ節*
・宇和島さんさ
・越中おわら節・・・3人
・長崎ぶらぶら節*
・球磨の六調子*
・南部牛追い唄
・秋田人形甚句
・隠岐祝い音頭*(フィナーレ)


大体前もって一度は合わせていたのですが、一番心配な球磨の六調子だけは、一度も合わせたことがなくて、この日の午前中に二度合わせただけでした。
録りためていた音源の中から引っ張り出してきて、音源に合わせて何度も練習はしていたのですが、どうも学生の頃から変拍子が苦手なもので・・・結構苦戦しました。

練習に使った音源は笛だったので、私も笛で挑戦。
何とか上手くいったと思います、自己満足かもしれませんが・・・。


普段はなかなか一緒になる機会がない、知り合いの津軽三味線の先輩、後輩達も出ていました。






こちらはmiyu







さて、これも去年書いた気がしますが、どうしても書きたいことがあります。
司会のおねーさんの事です。

全く「バカの一つ覚え」の様に、「次は○○会で、○○県民謡、○○節です、ではどうぞ」
しか言わないのです。
踊りの人が全くスタンバイしていないのに、「ではどうぞ」はないでしょう。
その場をつなぐのは司会の仕事、その合間に民謡の簡単な説明とかどうしてしないのですか?

民謡の説明は、今では簡単にネットで調べることができるので、前日にでもパッパッと調べられるのではないですか。そしてそれが司会者の大切な仕事ではないのですか?

おかげで、大体この手のイベントは時間が「押す」事が常なのに、毎年早く進行してしまうのです。
プログラムに書いてあることをアナウンスするだけなら、中学校や高校の放送部の子を連れてきた方がよほどマシです。
プロ意識があるのか、疑います。

去年民謡舞踊連合会の理事にもこのことを言ったのですが、主催の北日本新聞社の人にでも言わないと効果がないようですね・・・ブツブツ。


息子の嫁さんから、「これが効くよ」って言われて試してみました。



昨日よりは多少症状が軽くなったような気がします(~_~;)
週末は某会のおさらい会の尺八です。
もうひと頑張り。

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上庄公民館ふれあいランチで演奏してきました。

2017年11月19日 00時28分12秒 | kazahana

先週末に罹った風邪はなかなか快方には向かわず、最悪の体調が続いたまま。
ボロボロの体に鞭打って氷見市上庄公民館へボランティア演奏に行って来ました。
氷見市ボランティアセンターからの依頼で、この地区の高齢者を対象にした「ふれあいランチ」という企画の中での演奏でした。




あいにくの雨の中、自宅から車で15分ほどの会場へ向かいます。
どうも体温の調節が上手く出来てないようで、朝から汗が出たり引っ込んだり・・・。

会場へ着いて音響の設営をしていると、担当の方から「プログラム・プロフィールが届いていない」とのこと。
2週間ほど前に郵送したのに、そんなはずはないだろうと探してもらったところ、館長の机の書類の下に埋もれていたそうです。
何とか事なきを得ました(~_~;)


この日の演奏時間は45分。
1時間まで伸びてもいいよ、と言われたのでゆっくりと進行することに。

いつもの施設や病院とは違って元気なお年寄りが多いということで、メニューは多少入れ替えました。

・北国の春
・赤とんぼ
・ふるさと
・夏の思い出
・川の流れのように
・花は咲く
・春よ、来い
・君が好き
・糸
・いつでも夢を
・旅愁
・アメージンググレース(アンコール)

でした。

最近おなじみの歌詞入りのプログラムの効果で、結構一緒に歌っていただけました。
やはり、「北国の春」「川の流れのように」あたりの声が大きかったようです。
「花は咲く」も一緒に歌っていただけて、ちょっと感動しました。

毎回必ず入れている「花は咲く」。福島第一原発事故のほうはまだまだテレビで取り上げられていますが、津波の被害のほうはあまり報道されなくなってきましたね。
日本人は忘れるのが得意ですけど、何時までも辛い記憶を忘れないで頑張って復興して欲しいという気持ちを込めて演奏しています。


またまたスタッフの方にデジカメを渡して撮っていただきました。
気を利かせて「動画も撮っておいたよ」と言われまして、ありがたいことです。
そのうちに鑑賞に堪えうるものだけYouTubeにアップしたいと思います。

















演奏終了後、皆さんでランチをいただきました。



風邪に罹ってもう8日目です。
家内からは2週間すれば治るだろうと言われていますが、歳を取ったせいか風邪の治りが遅いので嫌になってきます。
今日は久々に一日オフなので、何もしないでゆっくり静養しようと思います。


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富山市内のお寺へ報恩講の演奏に行って来ました。

2017年11月13日 20時55分39秒 | 津軽三味線

昨日12日は、富山市内のお寺さんへ報恩講の演奏に行って来ました。
今回は唄の助っ人に黒部市の谷口寛美さんと、ウチのmiyuをお願いして、津軽三味線チームの演奏でした。
実は昨年も津軽三味線チームでこちらのお寺さんに報恩講の演奏に呼ばれていまして、檀家の皆さんに好評だったらしく、昨年のうちに今年の演奏も頼まれていたのでした。

先週かかりつけの内科に行ったときに、まわり中ゲホゲホ咳をしている人が何人もいて、これはやばいなぁとは思っていたのですが、その内科でもらってきたのか自分の不摂生かは定かではありませんがひどい風邪をひいてしまい、体調が最悪の中で頑張ってきました。




音響一式と、三味線は正寸と短寸の2丁を積んで富山市のお寺さんに向かいます。
今回miyuも参加するので、珍しく家内が同行しました。


谷口寛美さんは、津軽タント節、津軽三下り、秋田荷方節。
miyuは、道南口説と本荘追分です。

谷口さんの津軽タント節と津軽三下りは、先日も合わせたのでほぼノープロブレムですが、秋田荷方節は一度も合わせたことがありません。
お寺の控えの間はあまり大きな音が出せないので、こば式忍び駒でそーっと1番だけ合わせました。
これで大丈夫なのか、、、不安を残しての本番でした。

miyuも最近はしっかりウォーミングアップしないと声が出てこないのですが、こちらも忍び駒でそーっと声出しのみで本番に臨みました。


メニューは以下の通り。

・津軽六段合奏
・津軽タント節・・・谷口寛美さん
・道南口説・・・miyu
・津軽よされ節・・・谷口さん
・津軽三下り・・・谷口さん
・本荘追分・・・miyu
・秋田荷方節・・・谷口さん
・津軽じょんから節新節合奏~独奏
・津軽甚句

約45分の演奏でした。

一度しか合わせていなかった秋田荷方節は、何とか無事に終了しました。
ヤレヤレです。
ただ、ずっと弾きっぱなしだったせいか、秋田荷方節の次の新節合奏曲の独奏のところで、急に腰砕けのように一の糸を押さえていた左手薬指に力が入らなくなってどうなることかと思いました。
咄嗟に薬指を小指でサポートして何とか続行、ビックリの出来事でした。

さすがにこれだけ連続で弾きっぱなし、MCで喋りっぱなしは辛いものがあります。
そろそろ歳を考えて、省エネで行かねばと思いました。


画像は、家内が撮った分と、天の声さんからの頂き物です。





津軽六段合奏
若手のお二人さん手許を見てますね、
せめて六段は正面向いて弾いて欲しいですね。
こればかりはなかなか修正出来ないようです。







津軽タント節





道南口説



津軽三下り









本荘追分



秋田荷方節





じょんから新節合奏





フィナーレ~津軽甚句





演奏後に美味しい精進料理をいただきました。



谷口さんとmiyu



山門です。


かなりプレッシャーのかかっていたアトラクションでしたが、無事に終了しました。
無理をしたおかげで体調は更に悪化、目下絶不調です。
週末までには何とか治さないと・・・

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砺波市の病院へボランティア演奏に行って来ました。

2017年11月09日 01時29分15秒 | kazahana

昨日はkazahanaで砺波市の病院へボランティア演奏に行って来ました。

天の声さんの仲介で、30分の演奏です。
いつもは自前で音響も持って行くのですが、今回は天の声さんがお手伝いをして下さるので、お言葉に甘えて音響も天の声さんにお任せしました。
私はワイヤレスマイクとケーブル類を持参しただけで楽をさせて頂きました。

この病院は2年前にもkazahanaでお邪魔していまして、今回は2度目のボランティア演奏になります。
ちょっと早い昼食をとって、砺波イオンからすぐ近くの病院へ向かいます。


メニューは以下の通り。
割と最近定番にしている曲ばかりです。
演奏時間は短めの30分ということで、大急ぎの8曲でした。

・北国の春
・赤いスイートピー
・夏の思い出
・川の流れのように
・花は咲く
・海の声
・いつでも夢を
・手のひらを太陽に

以上でした。

デイサービスなんかですと、結構大きな声の合唱になるのですが、今回はちょっと症状の進んだ皆さんが多かったので、残念ながら合唱とまではいきませんでした。
でも手拍子をしてくれる人がいたり、歌詞カードをしっかり目で追っている人もいたりで、そこそこ楽しんでいただけたのでは無いかと思います。

さすがに夏用のこのメニューは今回で終わり、そろそろ冬用のメニューに移行しなくてはいけませんね。


画像は天の声さんに撮っていただきました。















kazahanaのボランティア演奏は今月があと1回、来月は2回予定があります。
冬用のメニューに入れ替えて頑張ります(^^)v




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