三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

GW後半~車で九州旅へ

2015年05月16日 01時37分07秒 | 四輪
GW後半は九州へ行っておりました。

この10年、GWはというと津軽三味線全国大会に参戦するため毎年津軽通いをしていました。
昨年の弘前大会のミドルで優勝させていただいてひと区切り着いたので、今年のGWはバイクで気ままに放浪の旅をしようかと思っていました。
が、そんなことを考えていた矢先、2番目の孫が「日本童話祭・全国児童生徒俳句大会」というのに入賞してその表彰式があるというので大分県玖珠町まではるばる遠征した次第です。






10年間、GWは家族を放って津軽通いを続けていたので、今年はしっかり家族サービスをすることにしました。
受賞者の両親(息子夫婦)と兄弟は表彰式ご招待ということで、交通費・宿泊費は出るらしいのですが、爺婆は自腹です(^^ゞ
息子達は神戸からフェリーで九州入りするようですが、私は大のフェリー嫌い(暇を持て余すのでフェリーに乗るくらいなら走っていた方が良いとの理由)、家内と二人で自走で九州を目指しました。


5月3日、憲法記念日。

午前4時20分に自宅を出発します。
北陸道、舞鶴若狭道、中国道を経由して一路九州を目指します。
今までは、一旦敦賀で北陸道を降りて一般道で小浜へ向かい舞鶴若狭道に入るか、もしくは渋滞覚悟で名神から吹田経由で中国道へ向かうかだったのですが、昨年舞鶴若狭道が全通したので、北陸から中国方面へ向かうのがかなり楽になりました。

私にとっては九州ツーリングで通い慣れた道なのですが、家内はひたすら退屈で睡魔の嵐だったようです。
岡山あたりからポツポツ降り出した雨は、広島を過ぎたあたりからとんでもない土砂降りになりました。
やっぱり私の雨男は半端ないようです。

自宅を出発して予定通りちょうど12時間で関門海峡大橋を渡り九州へ入ります。
今まで何度か行っている九州ツーリングでも、大体12時間前後で関門海峡まで到達していますので、12時間というのはおおざっぱな目安になっています。
北九州からは東九州自動車道というのか延伸していて、大分方面へ向かうのにはかなり楽になりました。
自宅を出発して約13時間。明るいうちに、この日の宿泊地中津駅前のビジホに到着。


5月4日、みどりの日

朝食後、耶馬溪、深耶馬溪を通って表彰式会場のある玖珠町へ向かいます。
以前、CBR600でこの界隈を走ったことがあって、見慣れた風景が続きます。
しかし自宅から遠く離れたこの玖珠町へ縁があって再訪する事になろうとは、夢にも思いませんでした。

息子達は3日の晩に神戸港からフェリーに乗り、この日の朝門司港に着いて玖珠町を目指して走っているとのこと。
玖珠町の道の駅で合流して、昼食をとるべく友人から紹介された山間の食事処を目指します。








大分に来たからにはしっかりと鳥を食べたかったのですが、私は前日から腸の具合が良くなくて、消化の良さそうな物を頼みました。
代わりに家内が地鶏の溶岩プレート焼きを食べていました。

昼食後、会場の玖珠町「わらべの館」へ向かいます。






全国の小中高校生から寄せられた14718首の句の中から、名前も学校名も学年も伏せた上で選ばれた入賞句の中で、何を間違ったか全国2位、文部科学大臣賞に選ばれたそうです。
親戚中見渡しても、そんな文才のある人間はいないと思うのですが、まぁめでたいと言うことでそれ以上考えないことにしましょう。












息子達一家は翌日の日本童話祭のイベントにも出なくてはならないらしくて、この日は玖珠町泊まり。
私たちは、次のお楽しみ、下関市川棚温泉の瓦そばを食べるため大急ぎで大分を後にしました。


実は下関市のこの川棚温泉のすぐ近くに私の高校時代の親友が住んでいるのです。
前々回の九州ツーリングでは帰りに彼の家にお邪魔して、地元の有名グルメだという瓦そばを食べてきたのですが、家内がたいそう羨ましがって今回の九州旅で必ず食べたいと申すもので、立ち寄ることにしました。

下関ICで降りて市街地を走ると渋滞しているだろうと推測して、若干遠回りですが上月ICまで走って川棚温泉に戻るルートで走ります。
親友夫婦と瓦そば屋さんの駐車場で待ち合わせ、混雑の中30分待ちで店内に入ります。








これが瓦そばです。
家内も感激して食べてました。
しかし富山からはるばるここ下関まで食べに来るかねぇ。

時間があれば彼の家でゆっくり酒でも酌み交わしたかったですが、それは又の機会にしてこの日はもうしばらく東へ走って新山口駅前のビジホに泊まります。


5月5日、こどもの日

当初の予定では、この日は呉市の大和ミュージアムを見学して、福山市の鞆の浦でも寄ってから帰ろうかという話をしていたのですが、
前日一緒に瓦そばを食べた親友夫婦が3日に大和ミュージアムへ行って大変な混雑に遭ってきたという話をしていたもので、どうしようかと悩みつつ東へ走ります。

途中の高速道路の渋滞情報などもチェックしながら、やはり道路も混んでいるようなので大和ミュージアムはパスすることにしました。
で、どこに行こうかと考えて走りながら、鳥取砂丘へ行くことに決定。
何だか気ままなバイク旅のような感覚で、中国道から鳥取道に入ります。

ここに来たからには是非寄ってみたいところがありまして、途中から一般道に降りてしばらく走ります。
ちょっと変わった鉄っちゃんの私、みんながこぞって行く所は嫌いなのです。
秘境駅ではありませんが、智頭急行の恋山形駅です。










恋愛成就のスポットということで、もっと人がいて賑わっているのかなと思ったら、GW中なのに山の中の駅には誰もいません。
鳥の鳴き声だけが響く静かな無人駅でした。
それでもしばらく写真を撮っていたら、ちょっとご高齢のおばちゃまが一人、カメラ片手にいらっしゃいました。
世の中には私のような物好きもいらっしゃるようです。


恋山形駅からは鳥取砂丘に向けて走ります。
さすがGWなので、駐車場に入るのにとんでもない渋滞でしたが、ここまで来たからには頑張って見ていかなくてはということで、大我慢大会でした。

私はその昔学生時代に山陰周遊券を使って列車で1度、20年ほど前にバイクで1度訪れていますが、家内は初めての鳥取砂丘で感激しておりました。らくだを見たのも初めてたったとか・・・。



食堂で食べたイカ丼がまた美味しかった。




実は鳥取への寄り道なんて全く予定していなかったので、頼りの鳥取以東のツーリングマップルの関西版は持ってきていなかったのです。
ナビ任せで走るのは良いのですが、古い人間なので大体の地図が頭に入ってないと気持ち悪くてどうもいやなのです。
とりあえずは半分ナビ任せ、半分は昔の記憶で、一般道で豊岡、宮津、舞鶴と走ります。

舞鶴で、最後の給油をして舞鶴若狭道に入ります。
ここまで来れば後は家まで一本道、敦賀からは北陸道でラストスパートです。
南条SAで遅い夕食を取り、23時に自宅到着。
GWの早回り九州旅(山口・鳥取オプション)は無事に終了しました。

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GW前半~北陸新幹線で東京へ

2015年05月11日 23時48分45秒 | しょーもない徒然日記

4月29日、昭和の日。

東京の友人が40代半ばになってから突然電撃結婚をするというので、ぴかぴかの北陸新幹線に乗って東京へ行ってきました。

前日まで目一杯仕事をして、結婚式当日の朝一のかがやきで東京へ向かいます。
速達タイプのかがやきは新高岡に停まらないので、さてどうしようかと・・・。
新幹線と引き替えに3セクになった「あいの風とやま鉄道」の始発で富山駅へ行くと乗り換え時間が短い上に、重い荷物を持って工事中のホームを階段を上り下りして移動なくてはならないし・・・。
結局富山駅まで車で送ってもらいました。
それは良いのですが、これも工事中の富山駅は、車はどこから進入すれば良いのかよくわかりません。
なんとか看板に導かれて半信半疑で進入して事なきを得ましたが、どうも駅の外も中も使い勝手が良くないようで、困ったものです。

北陸新幹線に乗るのはこれがはじめて。
あらかじめネットで乗車券、特急券を購入していたので、立山連峰の山並みを眺める窓側に座ります。
揺れも少ないし車内は綺麗だし、実に快適ですね・・・。

その昔、自営をはじめた頃、月に1度のペースで東京へ講習会に通っていました。
土曜・日曜の講習会のため、金曜日の仕事を片付けてから寝台特急北陸で東京へ行って、講習会が終わってから日曜の晩の北陸で帰るというのを1年間続けました。
それから考えると2時間ちょっとで東京へ行けるなんて、隔世の感があります。
そんなことを思いながらあっという間に東京駅に到着。




大阪から来る友人と東京駅で待ち合わせたのは良いのですが、すぐそこに姿は見えるのに彼はJR東海のエリア内、私はJR東日本のエリア内。合流するのに手間取りました。
何だか富山駅も東京駅も都合の悪いことが多いようで、なんとかならないのでしょうかね・・・

東京駅からはJR山手線、西武新宿線と乗り継いで、会場の西東京市の教会へ向かいます。
昨年の秋に一度来ているので、田舎者にしては間違えることもなくすんなりと会場に到着しました(笑)


新郎新婦ともにクリスチャンなので、教会での本式の結婚式です。
ホテルの偽物のチャペルとは違い、賛美歌を唄ったり良いですね・・・。






結婚式終了後、教会の3階で披露宴を兼ねた食事会です。
アルコールが一切出ないので、ちょっと物足らなかったのですが、仲間達手作りのアットホームの食事会でした。

私はアトラクションで津軽三味線の演奏と、尺八の演奏を頼まれていまして、実は結構な荷物で大変だったのです・・・(^^ゞ
教会に津軽三味線は似合わないのかもしれませんが、とりあえず津軽じょんから節の独奏曲を弾かせていただきました。
で、最後の新郎挨拶の前に、尺八でアメージンググレースを吹かせていただきました。
アルコールが入っていればもっと気持ちよく吹けたかもしれませんが、まぁ良しとしておきましょう。
津軽三味線も尺八も生で聞いたことがない人が多かったようで、なかなか好評でした。


食事会終了後、この日の宿の鶯谷駅前の東横インへ直行。
都心や観光スポットに近いホテルよりも、ちっょと離れたところが安くて空いているようです。
フロントのおねーちゃんに、禁煙または分煙の居酒屋をさがしてもらいました。
最近では禁煙・分煙の居酒屋が結構あるんですね、ご丁寧に予約までしていただきました。

食事会でアルコールを飲めなかった分、仲間4人で午後5時過ぎから延々と飲み続けて、午後10時過ぎにようやくお開き。
いやぁ、長い一日でした。


翌日は平日なので、通勤ラッシュを避けて9時台後半の新幹線で富山へ戻ります。
行きは快速タイプのかがやきでしたが、帰りは各駅停車のはくたかです。
さすがに各駅に停まると速さがいまいち感じられません。
新高岡に停まるかがやきを増やす事はできないのでしょうか、これも問題ですね。

GW前半はこの電撃結婚式で終わりました。
後半へ続く。

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