三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

この季節・・・

2011年06月30日 00時34分31秒 | 津軽三味線
ジメジメ続きで嫌になりますね。


この季節、かなり用心していたのですが、いってしまいました。
5月に張り替えたばかりだったのに・・・・
とりあえずは3ヶ月の保証期間内なので無料で張り替えてもらえますが、しばらくこの光景を見ていなかったのでちょっとショックです。





練習部屋は除湿器とエアコンで、湿度が50%前後になるようにして気を遣っているのですが、お稽古やイベントでどうしても外へ持っていかなければならないこともあるので、結局は過酷な状況にさらしていることになるのでしょうね。
なるべく外へは持ち出していないほうの三味線は1年以上大丈夫なので、、、


来月から生徒さんが1人増えます。
私のところに習いに来てちょうど2年半になる、3号Mちゃんの妹さんです。
姉妹で津軽を習うことが出来るなんて、何と羨ましい家庭環境でしょうか。

いくら姉妹でも三味線を共有するわけにはいかないので、どこかに良い中古が無いものかとあちこち聞いてみたら、富山市の大先輩が私物を提供してくださることになりました。
おそらく大会で何度も入賞している、パワーのこもった三味線なのではないかと思います。
ぜひ姉ちゃんを追い越すほどに頑張って欲しいものだと思います。

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手首捻挫・・・

2011年06月27日 22時35分08秒 | 民謡・尺八・笛

昨日は北日本民舞連のど自慢、富山大会でした。

私は孫の付き添いと、ゲストの伴奏が2曲。
孫は、「麦屋節字余り」で挑戦。
いつになく緊張した様子でしたが、無難に唄いました。
このままいけばそのうち何年か後には入賞できるでしょう。
前回同様、HPに音源をアップしましたので、見られる方はどうぞ。

私はというと、出番前にちょっとアクシデントがあり、手首を捻挫してしまいました。
出演者控え室の会議室の前を歩いていたところ、突然会議室のドアが開いて、咄嗟に右手で防御したのですが、どうもその時に捻挫したようです。
あまりにも突然のことでビックリして、その場では大丈夫だと思っていたのですが、だんだん右手首が痛くて力が入らなくなり、尺八を持つだけでもやっとの状態でした。
トラブルを抱えたままの本荘追分は、どうも集中できていなかったようで前奏途中でズッコケてしまい、ご迷惑をお掛けしました。

大体、このような会議室とかのドアは、外側のホールのほうに向かって開くのはおかしいのではないでしょうか。
内側に開くのが理にかなっているとも思いますが、きっと設計ミスですね。
帰りは車のハンドルを回すのも苦痛だったのですが、帰ってからずっと冷やしていたのが良かったのか、今日は何とか三味線も弾けるくらいまで回復しました。

週末丸つぶれ記録は、25週になりました(^^ゞ

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昨日は砺波市。

2011年06月20日 00時03分32秒 | 民謡・尺八・笛

昨日は砺波市で、某踊りの会の地方で3曲吹いてきました。




阿里屋ユンタ・・・笛
武田節・・・尺八
越中おわら節・・・尺八

です。

とにかく待ち時間が長くて疲れました。
もう一つ、三味線の音が合わないのにストレスがたまって、疲れが倍増、いやトリプル増でした。
まともに調弦できない人には、三味線弾いてもらいたくないです(-.-#)

フィナーレの越中おわらが1尺7寸、その1曲前の武田節が2尺でした。
武田節が終わって、おわらまでの短時間に調弦をしなくてはならないのですが・・・
三味線の弾き始めの音もやや下がり気味だったのに、糸をしごくことも無く糸巻きを回して合わせただけでは、200%下がりますって・・・(-.-#)
何十年も三味線弾いていても、全くそんなこともわかっていないのでしょうか。
せめて各糸につき一回ずつ、しゃしゃっとしごいてやればこんな事はないのですが・・・(-.-#)

おわらは四季踊り+豊年踊りで5題で5分以上かかります。
三味線の音はじわじわと尺八の音より下がっていって、最後には半音は下がって1尺8寸ぐらいになっていたと思います。
私は涙ぐましい努力で、少しずつメッて吹いて、三味線に合わせたので、気づいている人はいないのではないかと思いますが、どうも気持ちがおさまりません。
どうにかならんものでしょうか(-.-#)

先週、津軽三味線の師匠のお稽古の時に、「弾きはじめの音程と、弾き終わりの音程が変わらないように、糸を調整して調弦することがどうして出来ないのか」って事を話していたばかりだったので、ジャストタイミングの出来事でした。
師匠曰く、アマチュアや趣味の三味線弾きにそこまで求めるのは無理だろうと言うことでしたが、
私は、いくら素人でも、そこまで出来ない人にはステージに立って欲しく無いと思います。

なんだかストレスだけが残る一日でした。

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レストランでライブ。

2011年06月19日 01時20分14秒 | 民謡・尺八・笛
昨日は小矢部市のレストランでのライブ。


企画段階で個々の意見を聞きすぎたために、ちょっとごちゃごちゃの何でもありのプログラムになってしまって、私としてはかなり不満だったのですが、何とか無事に終了。
お客さんも満足しておられたようです。

津軽三味線が聞けて、おわらと麦屋も踊り付きで見られて、満足しないわけがありません。
でも次回からはあまり欲張りすぎないように、しっかりこの日のライブのコンセプトはこれです、というようなプログラムにしないといけませんね。

沢山の曲をやった割には津軽は5曲だけ、でも何とか落ち着いて弾くことが出来ました。
いつもはあまりトークもしないのですが、今回シャイな面々ばかりだったので、結構私が喋りました。
これも勉強のうち、少しずつでもパワーアップしないとね。

いつもは写真がないのですが、たまたまビデオ撮影をされていた方にデジカメを託して撮ってもらいました。




お弟子さん2号と合奏曲中




これはラストのおわらです。




踊りも入って、なかなか良い雰囲気でした。


さて、日付変わって今日は砺波市で、某踊りの会の発表会で、地方が3曲。
まだまだ週末丸つぶれの新記録は続くのでありました(1月の2週目より24週続いてます)。

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おさらい会終了。

2011年06月14日 00時06分44秒 | 民謡・尺八・笛

佐藤松子流博義会のおさらい会は無事終了しました。
午前11時にスタートして、午後4時半まで、いつもの如くほとんどフル参戦でした。
暑いステージで座ったままなので、脱水症状からなのか途中頭がぼーっとした時間帯もありましたが、何とか事なきを得ました。


唄の宿題「さんさ時雨」は、1曲前になって慌ただしく舞台裏を移動したもので、呼吸が落ち着いていなくてちょっと残念でしたが、何とか字配りも間違えることなく、無事に終了。
いゃぁ、字配りをしっかり覚えるのには苦労しました(^^ゞ

津軽三味線の3曲は、ぎりぎりまで尺八を吹いていなくてはならなくて調弦する時間が無いので、弟子1号に調弦を頼んでいたのですが、やはり予想通り弾いているうちに音が下がってきてちょっと悔いが残ります。余裕を持って自分で調弦しないとダメですね。

去年のおさらい会は途中2回着替えをしたのですが、今年は1回だけ。
1部と2部の間の10分間の休憩時間に、弁当を食べている人を横目で見ながら、会の着物から紋付きへの着替えでした。




これはウチの孫の「シャンシャン馬道中唄」の時の画像です。

懇親会は氷見市の民宿に場所を移して行われました。
なんと、津軽三味線友の会のおさらい会の時と同じ民宿です。
6時半から始まった宴会は、その後2次会は部屋に場所を移して延々続き、お開きになったのは午前4時でした(これも相変わらずのパターンです・・・・)。
この日も津軽三味線友の会の時と同じく民宿は貸し切り状態だったので、夜中まで大騒ぎをして、おとなしく休んでいる人の安眠妨害をしてしまいました。

これで、今年前半の大きな行事は大体終わり、かねてから懸案の事を少しずつ片づけなければなりません。
来月末には名古屋大会もあるし、三味線も頑張らなければ・・・・。


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準備万端

2011年06月08日 23時48分22秒 | 民謡・尺八・笛

今週末の発表会に向けて、ようやくすべての尺八譜が揃いました。

発表会の曲数は65曲+津軽三味線の合奏です。
65曲中メドレーもあるので、実際は67曲でしようか。
そのうち、楽譜のあるものと、暗譜しているもの以外のもの、つまり楽譜も無いしこんな唄は知らんぞ!というのが数曲ありました。

三味線文化譜はありましたので、先生に唄っていただいて、三味線譜を参考に尺八譜を書いたのが計5曲、ようやく今日仕上がりました。

今回書いた尺八譜は、

・酒造り祝い唄
・吾野の機織り唄
・元唄貝殻節
・広島節
・辰巳そだち
でした。

毎回どこかの発表会の度に同じ事をやっているような気がします。
尺八吹きはなかなか大変なのですよ・・・

曲順と調子を書いた表も作ったし、去年は舞台が暗くて表が見えにくかったのでLEDライトも準備したし、これで準備はばっちり。
後は超体力勝負の本番を迎えるだけです。

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リハーサル。

2011年06月06日 10時59分06秒 | 民謡・尺八・笛

昨日は、来週に迫ったおさらい会に向けての最終リハーサル。
途中に1曲ぐらい休憩があれば良いのですが、いつもの如くフル参戦です。


私の担当は尺八がほとんどと、あとは津軽三味線が3曲、唄が2曲です。
私の唄の課題は「さんさ時雨」。
三味線で弾いても、尺八で吹いてもいまいち苦手なのに、唄えと言うのだから大変でした。
何十回テープを聞いて唄ったでしょうか、、、何とか難解な字配りを覚えました。
あとは本番に向けて歌詞をど忘れしないようにと祈るばかりです。


尺八は師匠の横でずっと吹いているのですが、その師匠は最近耳が遠くなってきてちと大変なのです。
音が合っているかどうかもよくわからないようで、三味線の調弦がおかしいと言って一度短い尺八で吹いてみたり、私の音程がおかしいと言って散々注文を付けたり・・・・
加えて、あれほどテンポにもうるさかった師匠が、これも耳のせいでしょうか、だんだん速くなることが多くて、これも困ったものなのです。
でも私にとっては大切な師匠なので、すべてを否定するわけにもいかず私の心の中での葛藤があるのです。

本番は長丁場なので、本来なら交代で吹くのですが、音程もテンポも怪しい師匠をひとりで吹かせるわけにはいかないので、結局頑張って私がサポートしなくてはなりません。
なので、必然的に私に休憩は許されないと言うことになりました・・・・。


先日のブログにも書いた、山王市グランドプラザでのライブの音源、全5曲をホームページにアップしました。
聴くことのできる方はどうぞ。
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くまりんの津軽三味線教室

2011年06月03日 23時45分59秒 | 津軽三味線

先週末から忙しかったのが一段落付いたので、かねてより何とかしなくてはいけないと思っていたホームページの手直しに取りかかっています。

とりあえずは「くまりんの津軽三味線教室」のページを作製してアップしてみました。
音源は2個ばかりリンクしたので、後は適当な画像を貼り付ければ完成です。
なんせ、美的センスが無いので、なかなかきれいにはいきませんね。


ホームページはこちら


親父は、戦後しばらく、映画館の外の大きなポスターを書く仕事をしていたそうで、美術的センスは超一流なのですが、悲しいかな私にはその遺伝子は全く伝わらなかったようで、隔世遺伝で息子のほうに伝わっています。

もっとも、明治生まれの祖母は三味線の名手だったそうで、その遺伝子が隔世遺伝で私に伝わっているという話です。



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山王さん

2011年06月02日 01時41分12秒 | 津軽三味線
昨日は富山市の山王市でのステージ。
大和横のグランドプラザでの演奏でした。

日頃の行いのせいか、土砂降りの雨の中を富山市へ向かいます。
そうだった・・・・私はライダー仲間では有名な超雨男なのでした。

30分のステージで、1尺9寸から2尺4寸に下げて、またその後1尺9寸に戻さないといけないので、いくら何でも時間に制限がある中それは不可能に近いので、安全策を取って三味線は2丁持っていきました。
モニタースピーカーの音が小さすぎて自分の音が聞こえない状態でしたので、2丁持っていったのは正解でした。
お客さんは300人ほど、楽しんでいただけたでしょうか?


曲目は、

・津軽六段
・南部俵つみ唄
・曲弾き合戦
・津軽あいや節
・津軽じょんから節新節合奏曲

で、ぎりぎり30分におさまりました。






昨日の日記の最後にボソッと書きましたが、実はこの依頼、以前に組んでいたユニット「OKZ」宛にきたものでした(昔からの読者はわかると思います)。
しかし当時の相方は師匠のところに姿を現さなくなって数年、今は全く音沙汰無し。
補充したメンバーの看護師さんも三味線は長い間ケースの中で眠ったままという状態で戦力にならず。

で、仕方なく師匠にお願いして、妹弟子のおねえさんに依頼したのですが、何故か師匠が保護者として付いてきたのです・・・・。
師匠の仕事についていくのなら、どうってこと無いのですが、今回は私が受けた仕事ということで立場が違ってやりにくいのなんのって・・・・

おまけに唄い手として、いつもボランティアとかでお願いしているお姉さんに頼もうと、その彼女の先生にお願いしたところ「その日空いとるから、俺行ってあげっちゃ・・・」と言われてしまいました。
結局助っ人に「大先生」が二人も来られることになって、ノーギャラなのに気疲ればかりで大変な目に遭いました。
本来は若手ばかりで楽しくやるはずだったのですが・・・

ま、それでも大先生方のお陰で大盛況の内に無事終了。
また土砂降りの雨の中帰ってきました。


湿度が異常に高い中で三味線を弾いて来たので、帰宅後すぐに40分ほどしっかり叩いておきました。
某三味線屋さんによると、湿気の多いところで弾いた後は、帰宅後にしばらくバンバン弾いて皮の中の水分を叩き出してやると良いそうです。
そのままケースにしまって、後日開けたらパンクしていたということが多いそうですから、注意しましょう。
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