三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

「佐藤松子流松博会」新春弾初会でした。

2020年02月13日 00時49分05秒 | 民謡・尺八・笛

2月9日(日曜日)

所属する「佐藤松子流松博会」の新春弾初会でした。

毎年2月はじめに行われている弾初会。
今年も高岡市内の某コミュニティセンターで開催されました。

私がこちらの松博会にお世話になった10数年前は、もっとたくさんの会員が在籍しておられたのですが、毎年毎年会員が減って寂しい限りです。

例年ですと私は尺八・笛で固定だったのですが、今年はちょっと違いました。
実は私の津軽三味線の会「貫昭会」のメンバーを、先日のオーバードホールの「新春民謡の祭典」の津軽三味線大合奏に参加してもらうために、「松博会」会員として登録しました。
で、今回松博会傘下「博昭会」会員として弾初会に参加して頂いた次第です、。

「博昭会」は私の民謡の会なのですが、最近はずっと孫のmiyuと私の会員2人だけの会でした。
今回津軽三味線の会員も「博昭会」会員として登録して頂いたので、会員8名の会となりました。

津軽三味線の生徒さんにも、一般民謡も少しずつ好きになってほしいものだと思います。
津軽三味線を志す人は、津軽三味線を単に単に楽器として捉えている人が多くて、民謡の延長だと思って志す人は稀なのが実情です。

実際私の師匠のところへ津軽三味線を習いに来ていた人(私の兄弟弟子)の中には、「民謡は嫌いだけと津軽三味線を習いたい」とか「津軽三味線は民謡の三味線と違ってアドリブで自己表現ができるから」という人が何人もいました。

私自身は津軽三味線と言えど民謡の延長線上にあるものとして考えて民謡も大切にしていますが、やはり個々の考えを尊重して強制はしないようにしています。
ただ、津軽三味線の発生、起源、変遷については話すようにしています。


さて、私の担当は以下の通り、ほぼ全部。
尺八・笛吹きっぱなしで、なかなか大変でした。

・松寿四季三番そう
・伊勢音頭
・十日町小唄
・姉こもさ
・天竜下れば
・ひでこ節
・帆柱起し祝い唄
・あがらしゃれ
・津軽六段合奏
・お小夜節
・麦や節
・貝殻節
・本荘追分
・福光めでた
・越中おわら節
・尾鷲節
・紅花摘み唄
・寿音頭


















博昭会としては、会員全員の六段合奏と、小4のhannaちゃんの津軽じょんから節合奏曲のサポートでした。
皆さん先月のオーバードホールで度胸が付いたのか、そこそこしっかり弾いてました。

miyuは今年4月からは中3で受験生。
しばらくは民謡もお休みで見納めなので、家内の父母も見に来てくれました。
再開はいつになるのか、大学生か社会人になってからかわかりませんが、そのうち復活してくれることと思います。


懇親会では、これも毎度の事ながら余興の尺八を数曲。
博昭会の余興は、生徒さん2名に伴奏してもらって、津軽じょんから節の旧節と新節を唄わせて頂きました。
普段お稽古の時には弾き語りで唄ったりしますが、滅多に人前では唄わないのでびっくりされた方が何人もいらっしゃったようです。
褒めて頂いても何も出ませんから・・・(笑)


博昭会全員集合。


残念ながらこれからしばらくmiyuの唄は聞けません。


コメント
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