三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

加賀山昭の会金沢公演でした。

2024年04月21日 22時58分01秒 | 民謡・尺八・笛

4月7日(日曜日)

加賀山昭の会金沢公演に尺八で参加させていただきました。
もう2週間も前のことなのですが、本業が超多忙でなかなかパソコンに向かう時間が作れなくて、今日になってようやく顛末を書く余裕ができました。

以前10年ほど前に一度だけ、富山公演にピンチヒッターで参加したことはありますが、今回は加賀山先生の地元の金沢公演ということで、結構プレッシャーを感じつつも何とか大きなミスも無く無事に舞台を務めてきました。

計40数曲、普段あまり吹いたことが無い曲もあったりで、事前の準備も結構大変でした。
当日は、ファイルに入れていた楽譜に照明が反射して見にくくて、結局ファイルから楽譜を全部取り出したりしてドタバタしました。
タブレットという手もありますが、さすがに本番では万が一と言うことを考えると紙の方が良いのかもしれません。

ゲストは高橋キヨ子さんと、松田隆行さん。
松田隆行さんの南部牛追い唄だけは舞台の合間を見て一度合わせていただきましたが、高橋キヨ子さんの3曲は全くのぶっつけ本番。
プロの先生なら平気で吹くのかもしれませんが、私にしては大変な事で心臓バクバクでした。
無事に何とか終わってほっとしています。
ゲストの先生方の伴奏という貴重な経験をさせていただき、加賀山先生には感謝しかありません。








会場は石川県立音楽堂邦楽ホール。
昨年暮れに別件でマルチホールの方にお邪魔しましたが、邦楽ホールははじめてです。
きれいなホールで気持ちよかったです。

その昔、若い頃に2年ちょっと金沢市民でしたが、金沢駅前近辺もまるで当時と変わってしまって浦島太郎状態。
安全策をとって富山の先輩の皆さんと小矢部SAで待ち合わせて、後に付いて走り会場へ向かいます。
駐車場や、音楽堂の中もいまいち把握できていなかったので、助かりました。

帰りは富山の皆さんと途中で別れて、国道+裏道で帰りました。
疲れましたが大変有意義な一日でした。












松田隆行さん。





私と加賀山昭先生の出会いは、私が35歳の時に遡ります。。
私の義母(妻の母)が三味線を習い始めたという話を聞いて、私も一緒に行きたいと言ってついて行ったのが、加賀山昭家元直門の加賀山昭滋先生の教室でした。
加賀山先生の孫弟子ということになります。

こちらの教室には10数年在籍して、加賀山滋良という雅号もいただきました。
10年ほど経った頃、師匠が加賀山会を脱退されたので、私もそのまま加賀山会を抜けることに。
その後はしばらく師匠に紹介された津軽三味線教室で、津軽にどっぷり浸かっておりました。

津軽三味線にはまってしばらくして、米谷流尺八の先生の元に通って尺八を習いはじめましたが、これが私の民謡人生の転機でした(大袈裟ですが・・・)。
津軽三味線も楽しくて相変わらず頑張っていましたが、元吹奏楽経験者としては尺八も楽しくてだんだんと深みにはまっていきます。

そんな頃尺八の師匠が事故で倒れてしまい、穴の空いたステージへ右も左もわからないペーペーの私が連れ出されることになります。
それから数年、あちこちのイベントを何とかこなせるようになった頃に、加賀山先生の富山公演の尺八のピンチヒッターで呼ばれたのでした。
その後、ありがたいことに加賀山先生の故郷、珠洲市民謡会の公演にも尺八でお願いされたりで、今回に至っております。


6月16日には加賀山昭の会富山公演にも尺八で参加します。
今度は富山県民会館、また頑張って来ます。
北日本民謡の予選大会と重なりますが、お暇な方は是非どうぞ。



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